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屍鬼 第20話  第腐汰悼話 の感想 [屍鬼]

敏夫達、屍鬼を追い詰める。
追い詰めれる屍鬼。所詮は人ならざるもの。昼には行動できない。

沙子、自分たちが悪いの?人殺しなので、それで神に見捨てられたから?
血を吸わないと生きていないのに、飢えないといけないの?
なんか助けを求める。。。。王子様のようなものがいるわけもなく。

律子は、自分の存在をいやがって、死を望む。

出てくる屍鬼の側につく村人。操られているのか自発的でないのかわからないが
やっぱり始末しないといけない?。。。なにがいいか悪いかは、視線と利害関係
。。。
人とブタ、屍鬼と人。。。同じなのかな?
そっかかいに引き込まれるのものも同じかな?吸われるのは理性。麻痺する。

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静信、沙子と一緒に居る


(武雄)こいつがうちの娘を殺したんだ!うちの娘を殺したんだ!!

。。。断言する敏夫。
(敏夫)俺は 屍鬼を狩ろうと思う。

。。。屋敷に討ち入る。
(村人たち)うおー!

(富雄)おらぁ!


(広沢)いないですね。
(敏夫)連中の隠れ家として使われてたことは間違いないようだが。
(田代)敏夫!これ…。
。。。畳の下の棺桶。
(広沢)いた…。
(富雄)開けていいかね?

(富雄)大塚製材の息子さんだ。
。。。ひっぱりされて、日でだめになる皮膚

♪~

。。。日から逃れようとする屍鬼
(康幸)うぅぅ! やめて!やめて。もう! あぁぁぁ!
(富雄)田代さん。くい!

(広沢)どうするんです?
(富雄)どうするも こうするも片付けないことには始まらんだろうが。
とっととやってかないと日が暮れちまう。
(広沢)あぁ…。それはそうですね。
(富雄)怖いんだったらどっかその辺を捜してきたらどうかね?
ほかにももっと隠れているかもしれない。
(広沢)ああ… そうだね。

(康幸)うわぁぁ! ぐぅぅぅぅ!
(田代)敏夫。こいつらがやったんだな?
    こいつらが息子を…。
(敏夫)そうだ。

。。。杭をさだめる。
(田代)ここか?
(敏夫)もう少し…。ここだ。
(康幸)うわぁぁ!
(田代)動くんじゃねえ!!
。。。杭を打ち込む
(康幸)ぐわぁぁぁぁ!

(田代)首はどうしますか?
(敏夫)えっ?
(田代)一思いに落とそう。なたを使えばいいのか?
(敏夫)大丈夫だ。間違いなく急所に入ってる。首はいい。

(広沢)いたぞ こっちにも!

(富雄)どこだ!?

(敏夫)《こんなものか…》

。。。村の人で狩り出す屍鬼。。。。死んだもの。杭を打ち込む
♪~

(厚子)先生! 若先生!
    病院が…。 大奥さんが…。
(田代)敏夫。

。。。病院で敏夫の母が殺されている
(敏夫)あんたらも家族には 注意させた方がいい。
(武雄)じゃあ…。
(敏夫)俺に対する報復だろう。これ以上余計なことをするなというね。
(広沢)あ… あの窓の文字はどういう…。

この女が生き返ることはない。

(敏夫)言葉どおりさ。
    母は起き上がらない。
    襲われたのではなく殺されたからだ。
(女性)えっ!
(女性)どうして?
(厚子)逆らったから仕返しされたのよ。
(広沢)ちょっと…。
(厚子)奥さんはただ死んじゃったんだわ。殺されたら起き上がって生き返ること
    もできない。
(富雄)おい!それはどういう意味だ?
    殺されるのに比べたら起き上がって鬼になって人殺しをした方がまし
    だって意味か!?
(厚子)そういうわけじゃ…。
(敏夫)大川さん。
    とにかく死体を運び出すんだ。
    それから誰か落書きを消してくれ。

。。。足跡を見る敏夫
(田代)敏夫。どうした?

(敏夫)上にいる。


。。。足跡をたどっていくと。クロゼット
(敏夫)あっ!
。。。篤が寝ている。
(富雄)あっ!
    篤ぃぃぃ!!
(篤)うぅ…。あっ…。
(富雄)このくそガキが!
(武雄)大川さん…。
(富雄)くい!
(武雄)篤君…。

(富雄)このガキ大奥さんを殺しやがったんだ。
    ろくでもねえガキだとは思っていたが
    ここまで性根が腐ってるとは思わなかった!
(広沢)でも…。
(富雄)同情なんかしてもらう必要はねえ!
・・・・・・杭をばらばらと落として。
    てめえの息子がやらかしたこと。
    てめえで片付けるのが親の責任ってもんだ!!
    他人に仕置きしてもらうのはそれこそ筋違いだろう。
    ここで間違いないかね?
    できたらあんまり苦しめたくないんでね。
(敏夫)間違いない。

(篤)親父ぃぃ!
   勘弁! 勘弁してくれよー!勘弁!! あぁ!あぁぁ…。
。。。逃げる死人。。。死体だからどうでもいいや。
(富雄)篤ぃぃぃ!!
    ぬぉぉぉ!!
(篤)あぁぁぁ!!
。。。死人を殺す父。虫けらコロリ。
血の涙をながす富雄。


。。。日が暮れる。
(男性)よし!
(男性)よいしょ! よっ!
(富雄)こんなにいやがったのか!
(敏夫)《少ないな…》
(富雄)先生。この死体どうします?
(敏夫)うん?
(富雄)いっそ火葬にでもしちまった方が 早くないですか?
(敏夫)いや 人一人 荼毘にするのには相当な火力が必要なんだ。
    土葬の外場村でそんな盛大なたき火をしたら右から左に消防車が
    駆け付けてくる。
    それにこんなもんじゃないんだ。
(富雄)えっ?
(敏夫)最低でもこの数倍。
    たかが20ということは絶対にない。
(富雄)でも…。
(敏夫)どこかにまだ隠れ家があるんだ。それもかなりの規模のものが。
(富雄)村中 捜したんだが…。
(敏夫)どこかに見落としがあるんだ。
(富雄)うーん…。
    あとは地面の下ぐらいですよ。
(敏夫)うん?
(富雄)見てねえのは。
(敏夫)それだ!
(富雄)はっ?
(敏夫)地下だよ。地下トンネルだ。田茂さん!あんた、水利組合に顔出してたよな


(田茂)はあ…。
(敏夫)この時季、地下トンネルはどうなってるんだ?
(田茂)パイプラインですか?今は農閑期なんで、水は入ってませんね。
(敏夫)人は出入りできる?
(田茂)ええ。できるはずですよ。
    取り入れ口は閉まってるけど。ポンプ小屋からは出入りできます。
(富雄)それだ!連中 そこに逃げやがったんだ!
(田茂)案内します。
。。。銃で撃たれた田茂

(富雄)先生!!
(敏夫)銃だ!
えっ!? な…?
(着弾音)

(どよめき)

(敏夫)あそこだ!



。。。ねらっている正志郎。邪魔する夏野。

(正志郎)なぜ邪魔をするんですか?
     人狼になれたお前が、なぜ邪魔をするのか。
     失礼だが、この桐敷 正志郎理解に苦しむ。
。。。銃を向けて撃つ。
(銃声)

(夏野)俺は起き上がりを許すつもりはない。
    自分が人狼になってもだ。
(正志郎)フッ。
。。。銃を構えなおす。
(正志郎)屍鬼の存在は世間一般の価値基準で言うなら悪なのでしょう。
    人を殺して生きているわけですから。文字どおりの人でなしです。
    でも 屍鬼が人を狩ってなぜいけないんです?
    人だって人を狩るではありませんか。わたしの父親もそういう人間でした。
    自分の欲望を満たすため優越感を満たすために人を狩って、
    そして 引き裂く。
    わたしは、ずっとわたしを虐げたものに復讐したいと思っていました。
    わたしはね加害者になりたかったんですよ。
(夏野)屍鬼になりたかったのか?
(正志郎)そうですね…。そうです。


(男性)いたぞ!

(男性)こっちだ!


(正志郎)屍鬼になりたいんですよわたしは。
。。。銃を撃つ正志郎
(銃声)


♪~
。。。城の上では村人が見張っている。


。。。その地下深くに。
♪~
。。。目が醒め得る沙子。
(沙子)室井さん?

(物音)
。。。室井は顔が青い。

(沙子)室井さん!

(物音)
(扉の開く音)

(辰巳)どうやらここは見つからずに済んだようですね。
(沙子)村は?
(辰巳)ひどいことになってる。3割以上の連中がやられただろう。
(沙子)正志郎は?
(辰巳)戻ってきてない。もう駄目だ。逃げた方がいい。
   と言いたいところだけど、今はまだ動けないんだ。
   屋敷の周辺にハンターがたむろしてる。
   何とか闇に乗じて忍び込んでこられたけど…。沙子?

(沙子)捜しに行かなきゃ。
    千鶴が死んで。正志郎は冷静な判断ができなくなってるんだわ。
(辰巳)正志郎なら大丈夫です。
(沙子)でも…!
(辰巳)しっかりしなさい!何とか退路を見つけてくるから。
    迎えに来るまで動かないように。
    室井さんがいるでしょう。
(沙子)う
(辰巳)ここにいるんだ。いいね?



。。。辰巳、室井をに上に出す。
(辰巳)食事をさせてください。
(静信)どうぞ。いや…。こちらにしますか?
(辰巳)どちらでも。
。。。血を吸う辰巳
(精神)不思議だね。千鶴さんの死を聞いたとき悲しさを隠し、
    毅然と振る舞っていた沙子が正志郎氏が戻らないことで取り乱している。
(辰巳)不思議ではありませんよ。
(静信)正志郎氏が父親のようなものだから?
(辰巳)屍鬼である自分を許してくれた人間だからですよ。
・・・意味深の言葉。



。。。山入り

(律子)うぅぅぅ…。
    うっ…
    あっ! うぅぅぅ!

。。。うずくまっている徹。
(徹)あぁぁぁ!

(律子)ハァ… うっ…!
    ハァ ハァ… うぅぅ! うっ!

(徹)襲いたいんだろ!?腹が減ってるんだろ!?だったら襲ってくれよ!
(律子)嫌…。
(徹)連中が踏み込んできたらあんただって殺されるんだ!
   そうやって我慢したって 誰もあんたを褒めたりしないんだよ!

。。。律子、徹に顔を向ける

(やすよ)あっ!
(律子)嫌なの…。
    お願い。わたしかやすよさんかどちらかを出して。
(徹)駄目だ…。
(律子)襲いたくないの。それをしたら、わたし自分を嫌いになる。
    あなたみたいに自分を憎んでしまわないといけなくなるの。
    お願いだから、やすよさんをどこかにやって。
(徹)そういうことをすると俺がしかられるんだ。
(律子)分かってる。
(徹)俺の家族が襲われる。報復されるんだ。
(律子)分かってるわ…。
。。。懇願する律子

(律子)お願い。

。。。徹。開ける。
(徹)出ろ。あんたの方が出るんだ。
。。。律子を出そうとするが、律子は徹にぶつかって。

(律子)やすよさん。逃げて!
(徹)くっ!

。。。中にはじく徹。
(徹)何やってんだよ!こいつを逃がしたら終わりだろ!
   こいつが仲間を呼んで俺たちは殺されてしまう!
(律子)うぅ…。
    わたしだって 死にたくない…。
    でも、やすよさんにもあなたにも死んでほしくない!
    人が死ぬのは嫌なの。それを平気でいられるぐらいなら看護師なんかに
    なったりしないわ。ずっと人を助けるために働いてきたの。
    それが わたしの誇りだった。
    でも、並び立たないのよ。分かるでしょう?
    自分が生きるということは自分以外の誰かが死ぬことになるの。
・・・死んでるのにそれはないじゃない、別の禁忌の存在でしょ。

。。。自分を傷つける律子。
(律子)何で起き上がっちゃったんだろう?せっかく一度 死んでいたのに。
♪~


。。。徹、やすよを出す。
(徹)これを持っていって。

(やすよ)ありがとう。

(徹)礼なら言わないでください。仲間を危険な目に遭わせるんだから
   これは全然感謝されるようなことじゃない。
(やすよ)そう… そうね。でもやっぱり一つだけお礼を言わせてもらうわ。
     律ちゃんに親切にしてくれてありがとうね。


。。。。神社。
(富雄)先生。
    すいません。
    今日は月曜なんですがどうしたもんでしょうね?
(敏夫)えっ?
(富雄)郵便だ何だで外から人が来ると思うんですが…。
(敏夫)ああ。そうか。
    昨日はどうしてたんだ?
(富雄)村道を止めといた連中が大事な神事の最中だとか適当なことを言って
    追っ払ったようだけど。
(敏夫)ああ、それでいくしかないだろうな。
    100年に一度の大祭だとでも言ってやるか。
(富雄)変に思いませんかね。
(敏夫)思うだろうさ。だからって村の中でこんなことが起こってるとは想像も
    できんだろう。
(富雄)そりゃ。まあ…。


(敏夫)兼正の連中は見つかったか?
(富雄)駄目ですね。まだ出てきませんや。
ただ、駐在の佐々木と江渕って医者はパイプラインの中から見つかりました。
(笈太郎)あの言いづらいんじゃが…。
(富雄)うん?
(敏夫)どうした?笈太郎さん。
(笈太郎)実はあちこちの世話役たちに襲い掛かってきた連中がいたんじゃが
     それが…。
(敏夫)うん?
(笈太郎)みゃ… 脈があるんじゃよ。息もしとって…。
     ありゃ。起き上がりじゃない。
(敏夫)暗示にかけられたんだろう。
(笈太郎)えっ?
(敏夫)連中は血を吸った人間を操ることができるんだ。
    取りあえず神社に引っ立ててくるしかないな。
    襲撃が遠のきさえすれば正気に戻る。
(富雄)いや。屍鬼に寝返った裏切り者がいるってことじゃないんですかい?
    桐敷のだんなみたいな。
(富雄)協力者ですよ。

(敏夫)あ。だとしても殺すわけにはいかんだろ。
(富雄)そうですかね。
(敏夫)そりゃあ。殺人だ。
。。。そりゃあ一度死んだ化け物を殺しても。。。



。。。桐敷の屋敷
(沙子)山入は?
(辰巳)時間の問題だろう。そのうち誰かが山入のことを思い出す。
(沙子)そうね。
(辰巳)パイプラインも見つかった。ハンターは中にいた連中を引きずり出して
    くいを打ってるよ。

。。。胸に当てて沙子
(沙子)《痛かった?千鶴》
(沙子)室井さん。
    くいって一撃で 胸を貫くと思う?
(静信)沙子…。
(沙子)わたしの体は子供だわ。骨だって細いし、胸だって薄い。
    渾身の力で打ち込んだら、一撃で背中まで突き抜けると思うの。

(沙子)怖いの…。
    笑うでしょ?たくさんの人を殺してきたのに。
    どんな残忍な人殺しだって、わたしほどたくさんの人を殺したりしてないと
    思うわ。
    わたしが殺されるのはその報いなの。なのに怖い…。

(柱時計の時報)

(沙子)もうじき夜が明ける。
    外には狩人がいて。今にも踏み込んでくるかもしれないのに
    わたしは眠ってしまう。
    どうして?お話の中の主人公ならきっと助けが来るわ。
    奇跡だって起こるかもしれない。
    でも、わたしを助けてくれる人はいない。
    どんな神様もわたしのために奇跡を施してくれたりしない。
    なぜならわたしは人殺しだからよ。
    でも、悪いことなんかしてないわ。食事をしただけ。
    食べないと飢えて死んでしまうんだもの。
    そうしなかったからいけないの?
    飢えて死ななかったからわたしが悪者なの?
    答えてよ 室井さん!!
(静信)それは…。
(沙子)わたしだって好きでこんな生き物になったわけじゃない。
    でも、命があればそれが惜しいわ。
    それはわたしの罪なの?室井さん!これが神様に見放されるということよ。



。。。山入
(律子)うっ… うぅ…。
(徹)律ちゃん。

(律子)そばに行っちゃ駄目?
(徹)あ


。。。一緒にいることに
(徹)ありがとう。




。。。神社。
(富雄)うん? 松。お前、逃げ出したんじゃなかったのか?
    うん?お前、松だよな?
。。。虚ろな目で見ている敏夫
(松村)はあ…。
。。。目がおかしい松。


(敏夫)大川さん。気を付けろ!
(富雄)あん?
(敏夫)伏せろ!!
。。。銃を撃つ松
(銃声)

(かず子)厚子さん!!
(富雄)松ぅぅぅ!!

。。。松を押さえる村人。
(かず子)先生!!
(男性)こいつ脈がある!
(富雄)押さえてろ!
(敏夫)大川さん!
(富雄)桐敷のだんなと同じだよ。
    協力者だ。

。。。杭で松を撃ち殺す富雄
♪~
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