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咎狗の血  第12話  同至/beginning の感想 [咎狗の血]

。。。これで終わり?いや。ここから始まる。
   トシマから出たアキラ、再度シキを激突する。。。赤い眼のシキ。
   吸血鬼の間違いでは。命をくらう刀。ブラッドプラスを想像させる。

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。。。襲ってくる?

   いや。ナノとシキの見えない戦い。

♪~
バキ! ガシャン!

。。。ビルから降りる?
♪~
ドォーン!
♪~

ブシュッ!
(シキ)ムダだ。かつてオレがそうであったように。お前はオレから逃れられない。
♪~

。。。剣で。
キン!
ビシビシビシッ!
。。。手で軽くつかむナノ。
♪~

。。。早い子劇をナノ。その手をつかむシキ。
(シキ)ムダだと言っている。オレはお前を超えた。
。。。シキ、ナノを。。。
ブシュッ!
♪~



。。。血が出ている
(アキラ)あっ…。
なんで…なんでお前が死んじまうんだよ。
くっ… うわぁ~~~!!
♪~


。。。咎狗。。。




バラバラバラ…(ヘリコプターの音)
ザァーー(雨音)

(源泉)どうした…もう来てもいいころなんだがな。

タッタッタッ…(足音)

(リン)オッサン!
(源泉)おっ? お前さんか。
(リン)アキラとケイスケは?まだ来てないの?
(源泉)ああ。ケイスケは大丈夫だったのか?
(リン)詳しくは分からないけどアキラが連れてくるって。
(源泉)そうか。にしても 時間が掛かりすぎてる。
何かあったのかもしれん。
(リン)街中軍がドンパチ始めて大混乱だったし。
(源泉)無事でいてくれりゃあ。いいんだがな。
(リン)オッサン。もうちょっとここで待ってて!
オレ。二人を迎えに行ってくる。
(源泉)おっ… おい。リン!
(リン)すぐに戻るよ!
。。。雨の中いくリン
(源泉)はぁ…。



。。。雨の中で
(アキラ)ふぅ…。
もし オレがここにいなかったら、ケイスケは死ななかったかもしれない。
ケイスケ…。

。。。いつのまにかに姿をあらわすシキ。
(シキ)なぜ悲しむ?死とはただ脳の働きが止まり心臓が止まる。
 ただそれだけのことだ。初めから決まっていたことだ。
(アキラ)決まってなんかいない。
 決まっていることなんて何もない。
 オレはどんな運命にも刃向かってやる!
(シキ)ふん!
(アキラ)お前がケイスケを…。
 お前が!!

 うおぉ~~!!

。。。やり合うアキラ
キン! キン! キン!
(アキラ)ええいっ!
キン!
キン!

(アキラ)うう~!
くっ… うおぉ~!

キン!
。。。シキに蹴飛ばされて。
ドカッ!

(アキラ)ああっ…。
くっ!

(シキ)その目。その血…お前は戦うことから逃れられない。
 その血が 戦いを求めている。
(アキラ)黙れ!

キン!
(アキラ)うっ!
バキ!
キン! キン!
(アキラ)あっ…。
。。。短剣が飛ばされる。
♪~

(シキ)こんなものか?
キン!
。。。助けに来るリン。
(リン)くっ!

(アキラ)リン!
(リン)アキラ。大丈夫?
。。。オーラをだすシキ

(リン)何?あいつ。なんか様子が…。
待って、アキラ!
(アキラ)ケイスケ…。
あいつがケイスケを!
(リン)ケイスケ?
。。。死んでいるケイスケを見て。
(リン)ケイスケ… そんな…。
(アキラ)あいつはケイスケの仇だ。
許さない… あいつだけは!
。。。やめさせるリン。
(リン)ダメだ。アキラ!
あんなヤツ、戦う価値もない。
オッサンのところへ行こう!ケイスケもそれを望んでる。

(シキ) その血… お前の中で戦いを求め血がたぎるのを感じているはずだ。
 オレのように。
(アキラ)誰がお前なんかと!
。。。リンに。。。アキラ、押し倒して
(リン)あっ…。
うおぉ~~!!
(リン)アキラ!
♪~

(アキラ)ええいっ!
。。。拳だけでいくアキラ
(アキラ)はあ~!
ドカッ! ドカッ!

(リン)アキラは 殺らせない。
(アキラ)リン。あいつはオレが!
(リン)アキラ!
 オレはアキラを一人で死なせない。
 だからオレも戦う!
♪~

(シキ)ふん!雑魚が。
。。。、眼が赤く変わるシキ
(リン)うわっ!ああっ…。
(アキラ)リン!
(リン)ああっ…。
ああっ…。
グサッ!
(リン)ああっ! あぁ…。
あっ… ああ~!
あっ…。
(リン)くっ…。
(アキラ)リン!
(アキラ)うおぉ~!
(シキ)ふっ。
ブシュッ!
(リン)ああっ!あっ…。

。。。走っていくアキラ。
(アキラ)うおぉ~!
(リン)アキラ!
♪~

キン!
。。。ナノがシキの背後に
(アキラ)あっ…。
。。。ナノがシキを。
ザシュッ!
キン!


。。。ナノがアキラにぶつかって。
(アキラ)あっ… ああっ!
(シキ)ふっ… ははははっ。
いいぞ、もっと… もっとだ。
お前もこの血を受け入れ乗り越えてみせろ!

カラン(物音)
ドカーーン!!
。。。照明弾?爆弾でした。


ドォーン!
ドォーン!
ドォーン!
ドォーン!

ガラガラガラッ…

。。。逃げてくるシキ、体を斬られていると。
ピシュン!


(シキ)ん?
(シキ)ふん!雑魚が。
。。。兵隊がいっぱい。




。。。ナノ。アキラをつれて、逃げて。
(リン)あっ… はぁ。はぁ…。
(アキラ)リン… リン。
(リン)あぁ… アキラ…。
(アキラ)リン。すまない。オレのために。
(リン)動けないみたい…。
 お願いだから、アキラたちだけで逃げて。
(アキラ)オレはお前を裏切らないって言っただろ。
(リン)アキラ…。
(アキラ)あんたはどうする?
(ナノ)分からない。やるべきことはすべて、初めからそこにあった。
 オレはこれまでずっと、戦闘兵器として生きてきた。軍の道具として。
(アキラ)じゃあどうしたい?
(ナノ)意思など必要ない。
(アキラ)オレがもしあんただったら、二度と軍には捕まらない。
 言いなりはごめんだ。オレはオレの好きなように生きる。
(ナノ)不可能だ。
(アキラ)不可能じゃない。それが意思だ。
 本当はあるはずだ。あんたにも。
 もし あんたが軍に利用されていなかったら普通に笑っていたかもしれない。
(ナノ)笑う?オレが…。
。。。回想。
♪~

(ナノ)ついてこい。
(アキラ)あっ。おい…。
♪~

。。。雪が降ってくる。
♪~
(リン)雪だ…。
♪~


。。。兵士を惨殺してシキは、去る。



。。。街境に。
(ナノ)ここからはお前たちだけで行け。
(アキラ)あんたは?
♪~

。。。刀をアキラにわたすナノ。
(ナノ)お前は何色にも染まってはならない。
♪~

(アキラ)あっ。
♪~
(アキラ)あんたも一緒に!
(ナノ)お前たちは行け。


。。。撃ってくる兵士達
ダダダダッ! ダダダダッ!
ダダッ! ダダダダッ!
。。。瞬間でしとめるナノ。
ドサッ!




バラバラバラ…
♪~

(アルビトロ)CFCのみならず日興連もだと!?
なんということだ。このタイミングで軍が侵攻してくるとは!
(グンジ)で、どうするよ?
(アルビトロ)お前たちは私を守れ。
(キリヲ)へえへえ。うるせぇな。
(グンジ)ウザッ!くっ… くそっ!
♪~


。。。教会?
(源泉)はぁ…。
ふぅ~。あっ。
あ。アキラ。リン!無事だったか。
(リン)オッサン…。
(源泉)どうした?どこかケガか?
あっ。こいつはひでぇな。
よし。痛むか?
(リン)いや… 大丈夫だよ。
(源泉)その… ケイスケはどうした?
あ。
あ。
。。。目を背ける2人。察してくれと。
(源泉)そうか…。アキラ… ケイスケはお前に生きてほしいと望んでるはずだ。
 生きて…そうして死んでいったヤツらの痛みも記憶も魂も何もかも消えないように
 忘れないように生きるんだ。どんなにつらくても生きてる者は命を全うする義務が

ある。
 命を残された意味があるんだ。
♪~

。。。ケイスケのタグ
(アキラ)くっ…。
(リン)行こう。アキラ。必ず 生きてトシマを出るんだ!
(アキラ)ああ。
♪~
♪~

。。。外へ


(源泉)ここを抜ければ日興連だ。急ぐぞ。
♪~

(アキラ)あっ…。

(リン)アキラ!
♪~
♪~
。。。凍える街。死んでいる人々。兵隊も。ナノは生きている。
♪~
♪~
(心の声)≪真っ白な雪が降り積もっていく≫
≪まるでトシマで繰り広げられた惨劇を覆い隠すように≫


≪そして 日興連へ脱出したオレを待っていたのは。
 命を削ることのない穏やかな生活≫
≪平和な日常≫

。。。普通の仕事をするアキラ
≪ここにいるかぎりこのさやかな生活は続くだろう≫
≪ここでは戦いの中で死ぬことはない≫
(アキラ)う…。
♪~
♪~
♪~
♪~

。。。病院にて

コンコン(ノック)

。。。入っていくアキラ
(リン)アキラ…。
(アキラ)医者が言ってた。じきに歩けるようになるって。
(リン)うん。
(アキラ)しばらくはリハビリだな。
(リン)頑張るよ。
(アキラ)ああ。
 じゃあ。また来る。

(リン)アキラ!
(アキラ)ん?
(リン)ほんとに?
 ほんとに ほんとに… また来る?
(アキラ)う。当たり前だろ。
(リン)ごめん… なんか心配になって。
 前にした約束、破ったら殺すよ。
(アキラ)ああ。分かってる。
 じゃあ。

。。。出ていくときにすれちがう2人。車でくるおっさん。
(源泉)よう。アキラ。
(アキラ)オッサン。
(源泉)お前さんもリンの見舞いか?
(アキラ)ああ。
 そんな車 どこで手に入れたんだ?
(源泉)こう見えて、オイチャンは情報屋だぞ。日興連じゃ。
 何かと重宝されるんだよ。
(アキラ)情報屋なら、聞いてるんだろ。今のトシマのこと。
(源泉)ああ。近ごろじゃ。また新たな「ライン」が出回ってるって話だ。
 お前さんも知ってたのか?
(アキラ)ああ。
(源泉)その余波がこんな普通の町にも押し寄せてるようだ。
(アキラ)ケイスケは最後の最後までラインに手を出したことを悔やんでた。
 そして苦しみ抜いていつものケイスケに戻って死んだ。
(源泉)ああ。苦しかっただろうな。
(アキラ)ラインは苦しみしか生まない。
(源泉)そうだな。アキラ。どうだ?たまには飯でも食いに行くか?
(アキラ)リンのところへ行くんだろ?また今度な。
♪~
。。。立ち去るアキラ。
♪~


。。。出かけるアキラ。トシマに
≪今までオレはすべてが どうでもいいと思って生きてきた≫
≪自分も他人も死のうが生きようが関係ない≫
≪死なないから生きてるだけで生きてる意味も 特にない≫
≪そう思ってた≫
≪ずっと不思議だったんだ生きることに執着するヤツらが≫
≪オレには 死ぬって どういうことなのか分かってなかった≫
≪オレがトシマに行ったのは冤罪を晴らすためだけじゃなかったかもしれない≫
≪Bl@sterで いくら戦っても何も感じられなかった≫
≪トシマで殺人も可能なイグラに参加すれば何かがそこにあるのかもしれない≫
≪そう思った≫
♪~
≪でも、ケイスケを失って初めて思い知った≫
≪何もかもがこれまでとは違う≫
≪のどの奥に石が詰まっているかのような感覚≫
≪今なお突き刺すように痛む胸≫
♪~
。。。死人がいっぱい。
≪これが死だ≫
≪ケイスケが教えてくれた痛みオレが見失っていた感覚≫
≪取り残されて、ようやく気づいた≫
≪生と死。そして存在の意味を≫
≪そして、なぜ人が生きることに執着するのか≫
≪人は何か譲れないもののために生きたいと思うんだ≫
≪守りたいもの 欲しいもの なんでもいい≫
≪ケイスケのお陰でそれが分かった≫


(シキ)答えは決まったか?
♪~

(シキ)お前に乗り越えることができるか?
(アキラ)オレはオレの道を歩く。この血のことも過去もここで起きた
 すべてのことを忘れない。
 そのためにここに来た。
(シキ)お前にこの高みへ上ることができるか?
(アキラ)乗り越えてみせる!

≪そうどんなに忌まわしい過去や記憶があろうとすべてを忘れるのではなく
 受け入れる≫
≪今ここにいるのは確かにほかの誰でもない。自分なのだから≫
♪~

≪この手で散らした命の重みを忘れない≫
。。。アキラ、シキとの因縁の戦いを始める。
(アキラ)うおぉ~~!!
(シキ)ふっ。
キン!

≪この運命に決着をつける!≫
♪~
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