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刀語 第12話  炎刀・銃 の感想 [刀語]

。。。撃たれましたとがめ、エモン左右衛門。
なんでうったか。先の大乱の首謀者の娘、ようしゃ姫。


そもそもきみは
歴史とは何だと思う

きみには当然
きみの知る歴史があるだろう。

きみの歴史

きみの歴史

たとえばの話


歴史とはただの文章である
    と言う。

しかし、その文章の真偽を
   判別する方法は
実はない


黒歴史ならぬ嘘歴史。
その歴史もこの巻で終わる。

結んで開いて

  閉じてゆく。


。。。すべての完了を果たす今回。

末期のとがめの言葉の声を聞く七花。
。。。それでも奇策を考える。無理か。打つ手なし。
   わたしが死ぬだけで、そなたがしなないでもましか
チェリオを気合いをかけるかけ声として、日本中にはやさせてくれ・・・つっこみは
・・・まじめいうなよ。

自分の事を言い出すとがめ。人はどういいきるかを。
なにかをしてくれたと。気づいたこと、わかったこと、見つけたこと。
楽しかった。嬉しかった。笑って、喜んで、はしゃしで、自分が自分でなかった。
変われる出ないかと思った。でも変われなかった。

ふわしい所有者でなかった。
旅の後の約束は。。。全部嘘だった。刀探しの旅が終われば、わたしはそなたを
殺すつもりであったよ。

なにもかもが奇策のための道具でしかない。わたしの心でさえもただの駒。

心も

気持ちも

情も

利用できるものと
  しか映らない

。。。自分の子というとがめ。計算だけの人生。白状するとがめ
   だけど、そなただから、許そうとおもった。駒なのだ。
七花、とがめから感情のことを言う。駒だと。

。。。ツンデレをし出すとがめ。

結局傷付いているのはあんたじゃないか。
そうだよ。そうでなければ、奇策なぞ、ねられない。だ
だったら、あんたの人生はなんのためにあったんだよ。あんたにもしあわせになる
権利があっただろうが。
それでも、傷付いて。。。この道半ばでこんなになって。
あんた、いったいなにやってんだよ。バカ樹ないのか。
まったくその通りだ。
でもな。わたしは、いまとても幸せだよ。
道半ばで撃たれて死んで幸せだ。これで、そなたを殺さずにすんだのだから。
とがめ。
やっと、やっとこれで全部やめることが出来る。
はあ、死ななきゃ止められなかったのか。こんなことになるまで、あんたは
とまれなかったのか。
そなたのせいではないよ。
とがめ。

虚刀流七代目鑢七花 最後の命令だ。わたしのことは忘れて、
これまでのなにもかも、忘れて、好きなように生きろ。
ああ。
そなたとの契約は、わたしの死をもって、完了ろする。
あ。ああ。
そなたは、もうわたしに惚れずともいい。
ふざけんなよ。あんたということが、俺の好きなことだったのに。俺はあんたは
ほんとうに好きだったのに。
七花。
これからどうすればいいんだよ。あんたがいなきゃ。俺はなんにもできないよ。
ほんとうにかわいいやつだ。なあ。七花。わたしは自分勝手で、自己中心的で
復讐のこと以外は、なにも考えることが出来ず。死ななければ治らないような
バカで、そなたを、さんざん道具扱いした。ひどいなんの救いのないような
死んで当然の女だけれども。
それでも わたしは そなたに ほれでもよいか。
。。。ことくちるとがめ。
なにかをいう七花。



否定姫、やなぎ将軍とお目にかかれることに。
将軍、人で払いをさせるが、11人だけはいる。
・・・説明する四季崎記紀のことを説明する占術家の家系。歴史の改ざん
日本というこの国ため。。。。あのなんとか党を根絶やしにするため。
海からやってくる諸外国から攻撃を受けて滅ぶことをいう否定姫。予言だと。

。。。エモン左右衛門。七花がやってきたと。
これも四季崎記紀の計画。
ええ。これでわれわれはお終いです。

とがめ、これで俺はあんたの命令をとめられないわ。

。。。将軍を口車に乗せる否定姫。
   この好ましくない11人ともどもしまつするわけねと。悪い姉さん。


エモン左右衛門、まっすぐ天守へ。向かえ、わたしも姫様も待っている。
まっているだと。
奇策士の仇をうちにきたんだろう。
ちがうよ。俺はとがめの仇を打ちに来たんじゃない。死にに来たんだ。

比定姫の策にのっしまう七花。
七花すべての四季崎記紀の完全体変体刀を壊して、将軍11人衆を殺していく七花。
・・・あっけない三下。集める必要もないので、あっけなく刀を壊していく。
   一般人には使えない。それほどたいしたことがない11人衆。
   なんかまぬけがおおいな11人衆。
   こんなものが上にあがったものにつくものかな。
   あの4人衆もかな。かきの種。


。。。上で待っていた姫とエモン左右衛門。天守閣なくて。
   上で待っている。エモン左右衛門に命令する姫。なんかどちらでもない姫
   四季崎の手の上で踊らされている?

何のために戦うのか

そんなことを考えるのなら、そもそも戦わなければいい。・・・仙人の?
だって、結局とがめはさあ。自分の事しか考えてなかったんだぜ。
最後の最後で自分勝手でさ。俺に好きに生きろっていってさあ。
ほんとにわがままでさあ。なんていうんだろうな。ああいうのは、
でも、しかたないんだよ、俺は、そいういうとがめのことが好きになったんだ。」


虚刀流7代目鑢七花
。。。思い出すとがめのこと。回想する日々。一年。多かった思い出。
(はじめ)

とがめの仇のエモン左右衛門と戦う。。。苦戦するが倒す。
自分を殺すのはお前だけと七花はいう、
悔いを残して死ねというエモン左右衛門。
銃をよけることもなく向かっていく夢中ぶり。
。。。命令をまもることもない。死に行く気で。本当の実力で。
   早い動き。一瞬の差が勝機に繋がる。
   とがめの髪をもって。
炎刀・銃を壊す。


。。。否定姫と会う七花
   否定姫、ほんとうのことを話し出す。
   わたしがしたいのは、将軍、あなたを殺すことです。
   
いまさら、あんたを殺してもとがめにとっていいでも。
けどさあ。しましはつけないとさ。

おい。御姫さん。とがめがあんたにあったら、例を言っておけといっていた。
え?別にお礼を言われるようなことはしれないけど。
一つだけ聞いていいか?
なんなりと。
あんた、ほんとうは、とがめのことが好きだったんじゃねえの。
あの不愉快な女ね。嫌いでなく、なくもなかったわ。・・・天の邪鬼。
そっか。

あたふたする将軍(あれあれ)。命乞いをするおバカさん
天下はいるか。
いるか、そんなもの。
いやあ。 。。。あの権勢をなくした連中かな。

最後には。。。しあげに。将軍を城ごと殺す。


。。。刀集めをした場所が映される。


日本巡りをして地図を書く七花。
うん。やっぱ。広いな。日本は。
。。。不忍をつけている否定姫
ああ。いたいた。七花君。めっけ。
ついてきてくれと頼んだ覚えはないぞ。
わたしは頼まれなきゃ、動かない冷血な人間じゃないからね。
ついてくるなと頼んだ覚えはある。
。。。あむ。

。。。残念なのなのか。幸運なのなのか。歴史の改変は行われませんでした。
   直系の息子が9代将軍を襲名しただけでした。
   四季崎記紀の末裔が行おうとした歴史に対する革命は、歴史に対する世直しは
   そして、歴史に対する破壊活動は、つまるところ失敗におわったのです。

だんごを食べる姫。
四季崎記紀は結局負けちゃったのよ。計算違いは旧将軍から始まった。
そして、飛騨たかひと。そして、その娘。ようしゃ姫が決定的だっわね。
俺にいわせりゃ。歴史の改ざんだなんて、それこぞ夢物語だぜ。
あんたのいうとおり、海の向こうからやってくる連中が、この国を滅ぼそうとしても

そのときは、そのときの連中が覚悟を決めて戦えばいいだけのこと話さ。
ふ~ん。まっ、改ざんは失敗しても、改変くらいはできただろうから。
100年後の連中もただ滅ぼされはしないでしょうね。ちょっとは根性を出して
もらいましょう。

七花君、これから、どうするの?
能登はもう十分にみたから、次は加賀かな。
加賀はお金がいっぱいあるらしいわよ。こころで軍資金を補充しておいた方が
よくない。
そういう方面はあんたに任せるよ。なんであれ、一緒にいるんだから。ちょっとは
役に立ってくれ。
厳しいわねえ。誰に似たんだか。
その代わり、追っ手が来たら、俺が戦ってやるよ。
あっそう。じゃあ。その時はよろしく。
。。。行く七花。ついて走る否定姫。

ああ。但しその頃にはあんたは八つ裂きなっているかもしれないけどな。
なんで!

。。。その後、鑢七花の消息を知るものは誰もいません。あるいは旅の途上で
   のたれ死んだかもしれないし。見事日本地図を完成させて、その後
   海の外への旅の行き先を定めたかもしれません。
   しかし、彼はことが終わった後にも人と刀にまつわる歴史的なたくらみが
   終わった後にも短期間であれ、長期間であれ、確かに生きえました。
   それはきっと誰もが望んでいたことでした。

   。。。茶の葉が立っている

   復讐を果たせなかったもの。
   目的を果たせなかったもの。
   志半ばで倒れたもの。
   思いを遂げられなかったもの。
   負けたもの。
   くじけたもの。
   朽ちたもの。
   一生懸命頑張って、他のあらゆるすべて犠牲にしてまで踏ん張って
   それでも行為がまったく結果に繋がらず、努力はまったく身を結ばす。
   理不尽に、時には不合理に、ただ無惨に。ただ、無様に。
   どうしようもなく後悔して死んでいったもの達の夢と希望に満ちあふれた
   未来を予感させる前向きな物語。刀語。



。。。七花と否定姫は追われる身に。
やった意味あったのかと。
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