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咎狗の血  第9話  薬束/bond の感想 [咎狗の血]

アキラ、ケイスケをラインの呪縛から解放を。。。ケイスケ、アキラの血で苦しむ。
そこに乱入してくるリン、タグを渡せと、イルレと戦うためと
いきめいてい、しかたなく渡す2人。

ケイスケは、源次の所へ。。。アキラはリンを助けに追いかける?

さあ。始まるイルレとの戦い。リンが。なんのために?

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。。。歩くアキラ、そこへ
♪~
(アキラ)あっ。
(ケイスケ)よう! なんだよ。そんな顔して。
そんなに怖がらなくて いいのに。
♪~

(アキラ)ずっと捜してた…会いたかったんだ。お前に。
ケイスケ。
♪~

(ケイスケ)アキラってさぁ。本当に自分勝手だよなぁ。
でもやっぱりそうだ。オレが強くなったらアキラはオレを見てくれるって思ってた。
この間は楽しかったなぁ。あんなアキラ、初めて見たよ。
(アキラ)くっ…。
(ケイスケ)アキラ。オレ 強くなったんだよ。
アキラのために強くなった。
♪~

(アキラ)違う。ケイスケ。それは 強さなんかじゃない!
ジャラジャラジャラ…

(ケイスケ)なあ。アキラ。オレさどうしても見てみたいアキラの顔があるんだ。
アキラ。お前が苦痛に悶えて、死んでいくときの顔だよ!
オレに見せろよ。なあ。アキラ~!
。。。ナイフをアキラにつきつけるケイスケ。
(アキラ)くっ!
(ケイスケ)はあぁ~!
(アキラ)はぁ。はぁ…。
くっ… ああ~っ!
(ケイスケ)ふははははっ。
はははははっ!
はははははっ!
。。。いっちゃってます。ケイスケ。
♪~
♪~
♪~
♪~
。。。短剣を交える二人。
キン!
(ケイスケ)へへっ。
(アキラ)くっ!
ドサッ!
。。。あされるアキラ。
(アキラ)うっ…。
はぁ。はぁ…。
(ケイスケ)ふん。
(アキラ)オレは までずっと生きるってことがよく分からなかった。
ただ死なないから、生きてるだけなんじゃないかって…。
(ケイスケ)へえ~。それで?
だからなんだっていうんだよ!
(アキラ)お前がホテルから出ていったとき思ったんだ。
あんなこと言うつもりじゃあなかったのにって。
けどうまく伝えられなかった。
気づいたときにはお前はいなくなってた。
ケイスケ…。
(ケイスケ)黙れよ!

。。。襲うケイスケ
(ケイスケ)くっ!
(アキラ)うっ!
。。。足をはらうアキラ
ドカッ!
(ケイスケ)うっ…。
♪~

(ケイスケ)くっ!
(アキラ)うっ…。

(アキラ)ケイスケ… オレがお前のこと嫌がってるってそう思ってたんだろ?
(ケイスケ)うおぉ~~!
。。。投げ飛ばすケイスケ
ドサッ!
(アキラ)うっ…。
(ケイスケ)当たり前だろ!オレは弱くて、お前の後に付いていくばっかりだったからさぁ。
お前もそんなオレをほんとは笑ってたんだろ?
(アキラ)違う!
(ケイスケ)うっ…。
(アキラ)オレはお前を嫌だと思ったことなんて一度もない。
でも、オレはお前のこと何も知らなかった。
ずっと一緒にいたのに何も…。
(ケイスケ)そりゃあ。そうさ。だってオレはお前のペットみたいなもんだったんだろ?
たまに気まぐれでオレの相手して。嫌になったら突き放して…。
楽しかったか?

。。。ラインを飲むケイスケ
(アキラ)はっ…。
くっ!やめろ!
ドン!
パリン!
(アキラ)どうして、そんなふうに自分をおとしめるんだ!
オレはお前をそんなふうに思ったことなんて一度もない!
(ケイスケ)くっ… 黙れよ!
(アキラ)うっ!あっ…。
くっ!

(アキラ)いつも お前は「オレなんか」って口癖みたいに言ってた。
オレはそれがすごく嫌だった。
お前のそういうところだけは嫌だったんだ!

誰とも比べる必要なんてない。
ありのままでいればいいってそう思ってた。
オレはお前に何かを求めていたわけじゃない。
強さなんて関係ない。
ケイスケはケイスケのままでいいんだって。本当はそう伝えたかったんだ!

ザァーー(雨音)

(アキラ)けど、これまではただ一緒にいるのが当たり前で
お前のこと 何も分かってなかった。
(ケイスケ)ウソだ…ウソだ!
(アキラ)うわっ!うっ…。
(ケイスケ)言ってなかったか?
オレはお前が憎いんだよ。アキラ。
だからさぁ。気づいたとか気づかないとかなめたこと言ってんなよ。
(アキラ)ケイスケ…。
お前が なくなって初めて分かったことがある。
(ケイスケ)もう黙れよ。
(アキラ)人は何か譲れないもののために生きたいと思うんだ。
守りたいもの 欲しいもの なんでもいい。
(ケイスケ)黙れ。
(アキラ)オレはお前と一緒にここから出たい。
だから… 死ぬわけにはいかない!
(ケイスケ)え。黙れよ!
。。。交える二人
キン!
(アキラ)くっ…。
ドカッ!
(アキラ)うわっ…。
バキ!
(アキラ)ぐわっ!
(ケイスケ)おらぁ!
(アキラ)ああっ…。
♪~


(ケイスケ)もっとオレを憎めよ。オレがお前を憎んでるくらいお前もオレを憎めよ。
なまぬるい感情に左右されるな!
こんな… こんなのじゃこんなのじゃ。全然お前の本気を感じないんだよ!
。。。足蹴に
(アキラ)くっ…。
キン!
(アキラ)オレは…お前と殺し合いに来たんじゃない!
(ケイスケ)なめてんじゃねぇぞ~!
。。。切ってしまうケイスケ。
(アキラ)あっ…。
くっ!
うわっ!
(ケイスケ)だったらさぁ。せめてオレを楽しませろよ。
もっと 苦しめよ。もっと あがけよ。
(アキラ)ケイスケ… 出よう。トシマを。
(ケイスケ)オレをなめるなぁ。アキラ~!
。。。なげとばされるアキラ
(アキラ)うっ…。
(ケイスケ)いつもお前はそうやって…。
(アキラ)くっ! あっ…。
。。。血を浴びているケイスケ
(ケイスケ)アキラ~…。
(アキラ)はっ…。
ゴロゴロゴロ…(雷鳴)
ピシャーーン!(雷鳴)
(ケイスケ)ううっ! うわぁ… あぁ…。
(アキラ)ケイスケ…。
(ケイスケ)ああっ! ううっ…。
うおっ!くっ…。
(アキラ)ケイスケ… あぁ…。

(アルビトロ・回想)《拒絶反応だ》
(源泉)《ケイスケが死んじまったらどうするんだ?》

(アキラ)そんな…。
(ケイスケ)ううっ!うわぁ~…。
ああっ!あぁ…。
ドサッ!
(ケイスケ)ううっ!くっ…。
あっ…。うっ!くっ…。
ああ~!
ドサッ!

(ケイスケ)アキ… ラ…。
はぁ。はぁ…。
(アキラ)あっ… あぁ…。
(ケイスケ)アキ… ラ…。
ドサッ!
。。。倒れてしまうケイスケ
♪~

(アキラ)ケイ… スケ…。
♪~

(アキラ)あっ…。
ああ~!ううっ…。
うわぁ~~!
うわぁ~~~!!

(ナレーション)<国のために兵士になれそう言われ続けてきた>
<それなのに戦場に出る前に戦争は終わってしまった>
<唐突な平和。そして…>

《・アキラ!》
《ん? あっ》
《はぁ はぁ はぁ はぁ…》
♪~

《父さんと母さんかぁ… どんな人たちだろう?》
《アキラはどう思う?》
《別に》
《優しい人だといいな。あっ。それからアキラと家が近いといいんだけど…》
《ああ》

《あのさ。アキラ。 その…遊びに行ったりしてもいいかな?》
《あっ あの… ごめん》
《好きにしろよ》
♪~

<見知らぬ他人と親子を演じなければならなかった>
<あまりにも突然家族をつくることを強要された>
<敵を殺せと教えられてきたそれまでの日常がすべてウソだったかのように…>
<血のつながらない親の虐待、無関心>
<一つ屋根の下で暮らす不自然な家族>

。。。アキラを追うケイスケ
《アキラ!》
《よかった。追いついて》
《その… 何か あったの?》
《大したことじゃない》
《大したことだよ。家を出るって。おじさんやおばさんとケンカでもした?》
《一人暮らしなんて別に珍しくもないだろ》
《でも…》
《アキラ。オレ、差し入れ持っていくからさ。ご飯ちゃんと食べてね》
《あっ。迷惑かな?》
《そんなこと気にする仲じゃないだろ?》
《うん》
。。。

<でも たとえオレたちの育った世界がウソにまみれていたとしても
 オレたちが一緒に過ごした時間はウソなんかじゃない>
<紛れもない真実だ>

<なあ。そうだろ?>
♪~

<ケイスケ…>

ザァーー
ゴロゴロゴロ…

(ケイスケ)うっ…。
(アキラ)あっ。

ゴロゴロゴロ…
♪~


。。。ケイスケを抱えてアキラ。

(アキラ)あっ。
♪~


バタン(ドアの音)
ゴロゴロゴロ…
♪~

(ケイスケ)はぁ… ううっ…。
(アキラ)ケイスケ。
♪~

(ケイスケ)はっ…。
(アキラ)うわっ!
(ケイスケ)ううっ! くっ… ああっ…。
い… 痛ぇ…。
ああっ…。うっ…。
(アキラ)ケイスケ!
(ケイスケ)触るな!
うわっ!
うおっ!くっ…。
(ケイスケ)くれよ。
(アキラ)あっ…。
(ケイスケ)くれよ。「ライン」…。
ライン… ラインを…。
(アキラ)くっ!
ケイスケ!
(ケイスケ)どこ隠したんだよ!どけよ!
ラインは… ラインはどこだよ!
ああっ…。
(アキラ)くっ!
耐えてくれ!
(ケイスケ)ああっ!うっ…。
・・・禁断症状。
♪~

ピシャーーン!
ザァーー

ゴロゴロゴロ…

。。。アキラ、ケイスケをみている。
(ケイスケ)はぁ… はぁ…。
ううっ…。
(ケイスケ)あっ。
苦しい… 骨が… 骨がきしむ。
頼むよ。助けてよ…。
(アキラ)ダメだ。
(ケイスケ)お願い… 痛いんだ 死にそうなんだよ…。
(アキラ)ダメだ… 耐えてくれ!
。。。なぐるケイスケ。
バキ!
(アキア)うっ!
(ケイスケ)だったら、もういっそのこと殺してくれよ!
頼むから、殺して…。 あっ…。
ドサッ!

(ケイスケ)ケイスケ!
しっかりしろ。ケイスケ!
(ケイスケ)うっ!
くっ…。
はぁ… あっ…。
うっ! はぁ… はぁ…。
♪~

(アキラ)頼む… 死ぬな。ケイスケ。
♪~



コンコン
アキラ? オレ。ケイスケ。
入るよ。アキラ。
はっ!?
。。。悲惨な場面を見るケイスケ
♪~

あっ… ああっ!
♪~
ううっ!
うっ…。
あっ あぁ…。
あぁ…。
アキラ… アキラ!
あっ。
。。。アキラが引き上がる。
アキラ…。
♪~


。。。朝になる。
(ケイスケ)あっ…。
♪~

(ケイスケ)アキラ… ごめん。
(アキラ)謝るな。
(ケイスケ)うん…。
でもごめん。
(アキラ)もう大丈夫なんだな?
(ケイスケ)うん…。
(アキラ)一緒に帰ろう ケイスケ。
(ケイスケ)うん。
♪~

(アキラ)ケイスケ 動けるか?
(ケイスケ)うん。
くっ…。
(アキラ)行こう。オッサンが待ってる。

ガチャ(ドアの音)
(2人)ん?
♪~

(アキラ)リン?
どうしたんだ?そんなにずぶぬれになって。
お前も一緒にオッサンのところへ…。
(リン)ねえ。タグ頂戴。
(アキラ)リン?
(リン)タグ、必要なんだよ。アキラ。ジャック持ってたよね?
(アキラ)どういうことだ?
(リン)くれないなら殺すよ。
オレ本気だよ。
(アキラ)何があったんだ?
(リン)いいから… よこせ!
。。。おそってくるリン
(アキラ)あっ…。
(リン)えいっ!
(アキラ)くっ…。
。。。リン。ケイスケを捕まえて
(ケイスケ)ぐわっ! うっ…。
(アキラ)よせ。リン!
(リン)うるさい。早く渡せよ!
オレは王(イルレ)を殺すんだよ。
(アキラ)王(ケイスケ)?
(リン)はっ…。
いいから、よこせよ!
(アキラ)分かった。
ケイスケを放せ。
(リン)お前のタグもだよ!
おらっ!
(ケイスケ)うわっ!
(アキラ)ケイスケ!
ドカッ!
(ケイスケ)うわっ! くっ…。
(リン)これでそろった…。これで…これで あいつと戦える!
やっと… やっとかなうあいつらの…。
(アキラ)リン!
(ケイスケ)リン。死ぬつもりだ。行って。アキラ。
オレは大丈夫だから。
先に源泉さんのところへ行く。
アキラはリンと来てよ。
(アキラ)分かった。
♪~


(グンジ)ひゃ~はっ!今更、挑戦者~?
(キリヲ)準備しといた甲斐があるってもんだ。
(グンジ)なあ?
(アルビトロ)ふん。
♪~
(アルビトロ)ふむ…。
(狗)ウゥ~ ウゥ…。
(アルビトロ)よろしい。王(イルレ)への挑戦を認めよう。
♪~

(アルビトロ)君は運がいい。
今回は特別戦として前座なしの試合としよう。
私の寛大さに感謝したまえ。
ふふふふっ。
♪~
♪~
♪~
♪~

(ケイスケ)兄弟ってどう思う?
(アキラ)どうって… 縁がないからな。
(ケイスケ)だからかな。なんかあこがれがあってさ。
(アキラ)ケイスケならいい兄貴になるかもな。
(ケイスケ)えっ?じゃあ。アキラが弟?
(アキラ)なんでそうなる。

次回「結脈/il re」
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