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咎狗の血  第7話  因念/sever の感想 [咎狗の血]

ケイスケのいきさつが流れる。レインに手を出すケイスケ。クラブを襲って
弱いものいじめ。かわってしまったケイスケ。アキラを捕まえて、
いままでの鬱憤を。。。はきだす?

。。。なんとか生かされたアキラ。

外では、襲撃の後の掃除と殺人の後。
アキラに興味を持つアルビトロ

アキラ、リンと再会して、運んでもらえる。
。。。でも外に出て。

会ってしまう。ナノに。。。そして荷物受け渡しをお願いされ

出てくるシキ。・・・なんて関係だろうか。強者ばっか。
。。。相手にされずに。。。

アキラ。その場を去ることに。。。

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。。。夜の街。歩くはケイスケ

(ケイスケ)はぁ…。
♪~

(心の声)≪アキラ…≫
♪~

。。。迷い込む
あっ…。
カラン
うわっ!?
ガラガラ…
ううっ…。
はっ!?
うっ うぅ…。
くそっ くそっ くそっ…
くそっ くそっ!
くっ…。 こんなんじゃ。オレいつまでたってもアキラのお荷物だ。
(アキラ・回想)《お前 昔から そうだよな》
《何も変わってない。分かってない》
うっ うぅ…。
♪~

(ナノ ナレーション)<水には色がない>
<自在にその形を変え流れゆく>
<だが、ひと度よどめば汚れゆく。儚き存在>

。。。拳から血が。。
くっ…。
あっ。
♪~

。。。何かを見付けるケイスケ
はっ!
あっ…。
「ライン」…。
ああ。
≪これを飲めば…≫
ドクン ドクン…(鼓動)
あぁ… はぁ… はぁ…。
♪~

《お前。見てると イライラする》

はぁ… はぁ… はぁ…。

(ナノ)<形なき水は重力に引かれ、ただ下へと流れゆく>
♪~

。。。ラインを手に
(ケイスケ)なあ。アキラ…もし、オレが強かったら、笑ってくれたか?

ザァーー(雨音)
♪~

。。。決心するケイスケ
アキラ…。
♪~

なんでこんな顔しか思い出せないんだろう…。
もっとアキラの笑顔が見たい…。
。。。のんでしまう。
はぁっ…。
パリン!
ううっ! あぁ…。 ああっ…。
うっ! あぁ…。 ううっ…。
ああ~! うっ…。
ああぁ~~!!
。。。変貌する


ザァーー
アキラの泣き顔が見たい。
うろたえた顔が見たい。
アキラの困った顔が見たい。

へへっ。
アキラの苦痛でひきつった顔が見たい。
。。。目が怖いケイスケ


(ナノ)<一度 よどんだ水は元には戻らない>
<広がり続け汚れ続ける>
。。。一度楽した記憶はわすれない旧議員

ゴロゴロゴロ…(雷鳴)
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~

。。。目が醒めるアキラ
ん…。
ん?
はっ!?
(ケイスケ)お目覚めか?
お姫様。
まだつらいだろ?寝てろよ。
ふふっ。そんなににらむなよ。そうだ。
なんで オレがアキラを見つけられたか分かる?
(アキラ)いや…。
(ケイスケ)へへっ。
においだよ。アキラのにおい。すぅ~。
(アキラ)ケイスケ。お前、まさかラインを…。
(ケイスケ)アキラって、シャンプーとか石けんとかとは違った。
もっといいにおいがするんだ。オレ好みのにおい。
(アキラ)くっ…。
(ケイスケ)せっかくだから 何か話せよ。
それとも オレから話そうか?
こう見えて、オレ、この短時間に結構殺したんだよ。
(アキラ)はっ… お前がやったのか?
(ケイスケ)誰を?
(アキラ)中立地帯のクラブだ。
(ケイスケ)ああ。
そうだよ。オレがやった。オレが皆殺しにしてやったんだ。
どいつもこいつも弱いんだよ。その上バカで。
バカなんかいくら殺したって同じだろ?
どうせ生きてる意味もないんだ。
殺して楽しませてもらわないとさ。
(アキラ)うっ…。
(ケイスケ)なんだよ? その顔。オレ、なんか変なこと言ったか?
そういえばさ。オレのタグを奪おうとしたヤツいただろ?
髪が真っ青の。
(アキラ)はっ…。
(ケイスケ)あのときはさ。オレ。アキラに助けてもらっちゃってすっごい悔しくて
申し訳なくってさぁ。
だから…。
。。。
やり返してやったよ。
(アキラ)あっ…。
(ケイスケ)ははっ。その顔いい!いいよ。アキラ。初めて見た。
(アキラ)くっ…。
(ケイスケ)あいつさぁ。アキラのところにも来ただろ?
あいつに近づいたらアキラのにおいがしたんだ。
懲りないよなぁ。バカが何やったってどうにもならないのにな。
(アキラ)くっ…。
(ケイスケ)でもさ。あいつの血ちゃんとあったかかったよ。
いい感じだった。まだ口の中に残ってる。あいつの血の味。
なあ。オレ。すごいだろ?
なあ。アキラ。何か言えよ。
(アキラ)お前。なんでラインなんか…。
(ケイスケ)何、言ってるんだよ?分かってただろ?
アキラもこういうオレを望んでたんだろ?
(アキラ)オレが?
(ケイスケ)とぼけるなって。
アキラ。オレが自分の足で立ってお前に頼らずたくましく生きていくのを
望んでただろ?
(アキラ)違う。オレはそんなこと望んでない。
(ケイスケ)望んでた。
(アキラ)だからラインを使ったっていうのか?
(ケイスケ)みんな、そうさ。強くなるために力を手に入れるために
ラインを使うんだ。
(アキラ)そんなことしたら、お前の体がボロボロになるだけだ。
(ケイスケ)くっ!
(アキラ)死ぬぞ。ケイスケ。
(ケイスケ)はぁ…。アキラってさぁ。結構、自分勝手だよな。
。。。アキラに暴力を使うケイスケ
(アキラ)うっ…。
ドサッ!
ドカッ!
(アキラ)うっ!げほっ げほっ げほっ…。
うっ!
。。。足で踏むケイスケ
(ケイスケ)お前。この前、オレになんて言ったよ。イライラするって言ったよな?
だから、オレ 誰にも従わず。自分の方法でやってるんだよ。お前がそうしろって言

ったから。
オレ。なんか間違ってるか?
なあ。なんとか言えよ。アキラ!
(アキラ)ぐわっ…。
(ケイスケ)アキラさぁ。オレのこと嫌いだろ?
(アキラ)くっ…。
(ケイスケ)いつもそんな目でオレのこと見るよなぁ。
お前。わざわざ見下すためにオレといたのか?
。。。あしげ
(アキラ)げほっ げほっ…。
(ケイスケ)なあ?どうなんだよ。アキラ!
(アキラ)違う!
(ケイスケ)じゃあ。気まぐれか?
機嫌のいいときは一緒にいて悪いと突き放す。
ドカッ!
(アキラ)ううっ!
違う…。
(ケイスケ)まあ。もうどうでもいいか。そんなこと。
とにかく オレがいちばん見たいアキラの顔は…。
死んじゃったときの顔かな。やっぱり。
ドカッ!
(アキラ)うっ!あっ…。
うっ… あぁ…。
♪~

。。。椅子に座る啓介
(ケイスケ)ふふっ。
♪~


。。。クラブにて
(グンジ)おいおい。まさかこの死体全部 片づけろってか?
(キリヲ)当たりめぇだろうがよ。それが仕事なんだからよ。
(グンジ)だりぃ。
(アルビトロ)まったく…。こんなことではイグラの秩序が保たれないではないか。
すぐに犯人を見つけ出せ!
(グンジ)ああ? 更に追加業務かぁ?たりぃなぁ。
(キリヲ)そうかぁ?こんだけのことするヤツだ。おもしれぇじゃねぇか。
ミツコさんも喜ぶぜ。

ご報告が…。
(アルビトロ)ん?
(アルビトロ)何?ライン中毒者の不審な死体?
ふむ…。

あっ…。
♪~

。。。アキラ達の写真を手に入れる。
(アルビトロ)ん?ふふふっ。おやおやこれは…。
♪~


。。。事件の場所
(アルビトロ)なんと醜い…。
♪~

(グンジ)こいつどっかで見たことあんぞ。
(キリヲ)バ~カ。タグ泥棒だよ。タグ泥棒。
(グンジ)こんなヤツだったっけか?
頭青くねぇじゃん。ドス黒!ひゃははっ!
(アルビトロ)それで?こいつが ショック死したっていうライン中毒者かな?
はい。 若い男と戦ってたんですけど。勝ってたのにそいつの血をなめた途端
苦しみだして…。
(アルビトロ)血をなめた途端? ふむ…。
♪~

(アルビトロ)これこれやめなさい。
汚らわしい。ふむ…。ラインを拒絶する血とはおもしろい。
(アルビトロ)そいつはこの中にいるか?
。。。アキラ達の写真を見せる。
え~っと… こいつです。こいつ。
。。。アキラを指さす。
(アルビトロ)ふむ… なるほど。
「Project Nicole」というわけか。


。。。アキラ目が醒める
はっ…。
はぁ。はぁ…。
あっ…。
。。。十字架を。。
(リン)あっ。アキラ!
(アキラ)リン…。
(リン)ここにいたんだ。どうしたの? ボロボロじゃん!
何?何があったの!?
(アキラ)あっ…。
(リン)ちょっ… ちょっと どうしたの?
。。。倒れるアキラ
アキラ… アキラ!



(リン)ん… よいしょ! はぁ はぁ…。
よしっと…。
(アキラ)うっ… 悪いな。リン…。
(リン)いいって。
それより一体 何があったの?

(アキラ)ケイスケが ラインに手を出した。
(リン)えっ?
(アキラ)クラブの件も ケイスケが やったらしい。
(リン)まさか…。
(アキラ)あいつがこんなにも思い詰めてたなんて。ずっとそばにいながら
気づけなかった。
(リン)悪いのは、アキラじゃなくてラインだよ。
アキラのせいだってケイスケに言わせてるのもラインだ。
(アキラ)でも。あいつ。心の中ではずっとオレのことをあんなふうに…。
(リン)そりゃ。ラインに手を出したくらいだからいろいろあったんだろうけど…。
この街ではさ。みんな自分を見失ってしまうんだよ。
オレ。ケイスケの気持ち分からないではないけどね。
あっ。ごめん。こんなときに…。
オレ。行くから。また 様子見に来るよ。
(アキラ)リン!
(リン)ん?
(アキラ)出かけるって… どこへ?
(リン)まっ。オレもいろいろあってさ…。
そんな顔すんなって。オレは大丈夫だからさ。
♪~

(リン)トシマで どうしてもやらなきゃいけないことがあるんだ。
じゃあね。アキラ。
(アキラ)リン…。
(リン)アキラはオレみたいになっちゃ、ダメだよ。
♪~




(アキラ)ケイスケ…。
(狗)フゥ~。
(アキラ)ん!?
♪~

。。。狗がテガミを
(アキラ)受け取れっていうのか?
♪~

(アキラ)ん?

(アルビトロの声)「唐突ではあるが君とぜひ食事に招待したい。ほんの一時 大切

な時間を 私に与えてはくれまいか?君が付き添っていた お友達のことなども交え

つつ。いつでも お越しを。 ただし 必ず一人で。
 お待ちしている。アルビトロ」。
(アキラ)ん?
♪~



(アキラ)はっ!?
♪~

(ナノ)染まる…あるいは染められる色は一つではない。
(アキラ)はっ!?
♪~

(ナノ)交わり、かぶさり、飲み込み。時には内側からにじむ…。
お前はどうなのだろうな?
♪~

(アキラ)なんの話だ?
♪~

。。。ケースを置くナノ
(アキラ)ん?
(ナノ)もうすぐ男が来る。その男にこれを渡してほしい。
(アキラ)あんた 何者なんだ?
(ナノ)見ようとしなくとも見えて見ようと努力しても見えないものとは何か分かる

か?
(アキラ)ん?
(ナノ)また会うことがあればお前の答えを聞かせてほしい。
♪~



(エマ)ふっ。
(グエン)トシマに潜入させていた工作員から連絡があった。
(エマ)見つけたのか?
(グエン)ナノが接触したらしい。
(グエン)引き続き 監視しナノを捕捉させよう。
(エマ)いや トシマに向かう。
しかし…。
(エマ)ここでナノを取り逃がしては意味がない。
ナノを捕捉し情報を収集することが目的だ。
(エマ)お前と議論するつもりはない。


コツ コツ…(足音)
(アキラ)ん?
♪~

(シキ)ずっとこの場にいたのか?
(シキ)なぜお前がそれを持っている?
♪~

(アキラ)あっ!
(シキ)男が来ただろう?
くっ!ふざけたまねを…。
中を見たか?
。。。いいやとアキラ
あの男を知っているのか?
(アキラ)こっちが聞きたい。何者なんだ?あいつ。
(シキ)あれは… 畏怖だ。
(アキラ)畏怖?
(シキ)ここで見たこと聞いたことはすべて忘れろ。いいな?
(アキラ)あんたに命令される覚えはない。
(シキ)ならばここで死ぬか!?
♪~

(アキラ)うっ…。
(シキ)貴様など切り刻む価値もない。
。。。さっていくシキ
♪~

(アキラ)くっ…。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~


(アルビトロ)ふふふっ。君のような美しい青年を招けるとは実に光栄だ。
なお誠に申し訳ないが醜い中年の立ち入りは謹んでお断りする。
必ず 一人で来てくれたまえ。

次回「酷白/rein」
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