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黒執事II 第8話 吐露執事 の感想 [黒執事]

アロイス、人としては死す?

なんとか生きているアロイス。でも、そんなに大丈夫でない。
命の灯火が消えかかっている。

そして走馬燈のように思い出す今までの記憶。どうみても数年の出来事。
天涯孤独の兄妹。でも、街が死で覆われて、それに弟が巻き込まれる。
噂で、森で呪文を唱えて、蜘蛛(クロード)を呼び出す。
望みがいえないので。それができたらと。。。
恨みで、生きていただけか?それとも、弟の仇のため。
セバスチャンへを懲らしめることを考えるアロイス。
ここまでこれたが。


でも、今はそれももうだめかと。どうしてもシエルの所に行きたいとハンナに迫る。
それを叶えるカンナ。
でも。事件が。脱落する馬車。死神が出てくるが。。。
アロイス、死神を追い払えとハンナに命令。

アロイス、虫の息でどうしようもなく。どこからかに犬がくる。
やっぱり死神のいうとおり死ぬのがさだめ。

ハンナ、死神に負ける。

アロイス、犬に殺されかかるが、クロードに助けられるが。。。。
ああ、魂が指輪に込められて消える。
まあいいわと死神。様子を見るわ。おもしろそうだから。

ハンナ。旦那様を見て。「あなたの願いは」って、Mですね。

次回 「虚執事」

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(アロイス)ホヘオタラルナロンデロタレル…。
ホヘオタラルナロンデロタレル…。
ホヘオタラルナロンデロタレル…。
ホヘオタラルナ ロンデロ…。
。。。。クロードの目の闇に吸い込まれる。

(アロイス)あっ! うっ…。 ぐっ!
。。。目が覚めるアロイス
(ハンナ)だんな様包帯を換えさせていただきます。
(アロイス)くっ!はっ!?うっ!
お前じゃ役に立たない。クロードを呼べよ!
(ハンナ)か… かしこまりました…。

(心の声)≪あの目は 覚えがある≫
≪ヒリヒリ焼け付くような…≫

コンコン(ノック)

ガチャ(ドアの音)
(クロード)失礼いたします。
包帯を お取り換えします。
(アロイス)あっ。
くっ…。
あのガキ。刺すならもっとうまく刺せっていうの。
(クロード)そうですね。無駄な力が入っているせいで軌道がそれている。
冷静に刺したならもっと奥まで到達できたはず。
(アロイス)奥まで?
まるでそれを望んでいるみたいな口ぶりじゃない?
(クロード)いえ。ただ…あまりにも不器用であまりにもまっすぐな純粋な傷だ。
(アロイス)あっ…。 クロード。
(クロード)はい。
(アロイス)オレの血のにおいはどうだ?
貪りたくなる?
♪~

(クロード)ええ。そうですね。
(アロイス)はっ!?
(クロード)では 失礼。
(アロイス)なんだ?あれは。
♪~

≪笑った… クロードが?≫
♪~

。。。ベッドにたおおれこむアロイス
(アロイス)気色… 悪い…。
♪~
♪~
♪~
♪~
♪~
バシャン!
(ハンナ)あっ…。
。。。水をこぼす。
(ハンナ)だんな様…。
。。。アロイスが近づいてくる。
   いきなり押し倒すアロイス。
(アロイス)はぁ はぁ はぁ…。
はぁ はぁ はぁ…。
。。。手を下にいれるアロイス
あっ!
(アロイス)はぁ はぁ はぁ…。
はぁ はぁ はぁ…。
オレを…。
オレを 連れていけ…。
。。。
泣いているアロイス
(ハンナ)シエル・ファントムハイヴのもとに連れていけ!
♪~

。。。クロードと三人の使用人。へんな動き
(クロード)ふん!
♪~
紙を折って、指輪を作る。。。。いがいと器用。
♪~
(クロード)ふっ…。
。。。おかしな組み合わせの4人。


♪~
。。。馬車がいく。
(アロイス)はぁ はぁ…。
はぁ はぁ はぁ はぁ…。

(回想)《うっ! あぁ…》
《やめて! それは お父さんの…》
《はぁ はぁ はぁ…》
。。。逃げる物取りの兄弟。
(ルカ)《はぁ はぁ はぁ…》

《な~んだ しけてやがるの》
《お兄。これ薬かな?》
《捨てときな》
《薬なくて、大丈夫かな?あのおじいさん。死んじゃうかも》
《これぐらいで。それに死んだっていいよ。もう老いぼれだもの。 あっ…》
《どうした?》
。。。弟の額に傷。
(ルカ)《パン売りのおじさんに石投げられちゃった》
《あのど腐れ!》
《お兄…》
。。。薬瓶を投げて割る。
《ガチャン!》
《はぁ はぁ はぁ…》
《じいさんだけじゃない。みんな… みんなおっ死んじまえばいいんだ!
 父さんと母さんが 死んだ途端オレたちを邪魔者扱いして
 死ねばいい。全員 全部 全滅!》
(ルカ)《お兄のお願い かなうといいね》
《あ》
《お兄なら かなうよ。キドニーパイいっぺんに3個食べられるし。
 バネ足ジャックより走るの速いし。シュタタタタ… ピョ~ンって!
 そうだよ!すごいお兄のお願いはすごい。かなうんだよ!》
《ルカ いい?》
《もう オレのそばから離れちゃダメだ
 石を1個 投げてくるヤツには馬のクソを100個 投げてやるから
 分かった?》
。。。ルカ、兄の前でひざまつく。
《イエス ユア ハイネス。 ふふっ》
♪~


川を流れてくる死体。
《あっ
 なんだ? これ…》
。。。町の方が火が上がっている。
♪~

。。。街に行くと
《死にやがった》
《お兄?》
《肺病みのじいさんも。ルカに石を投げたパン売りのおやじも…》
《僕らの家にゴミを投げ捨てるライラおばさんも?》
《唾を吐きかけてきたいけ好かない牧師も! ふふふっ》
《お菓子を自慢する靴磨きのダニエルも!》
《オレたちに意地悪ばっかしてきた腹の立つヤツら。みんな死んだ!
 思い切り死んだ!》
《全員 全部 全滅だ!》
《だっ!!》
(2人)《ふふっ。 ふふふっ…》
《はははははっ》
(ルカ)《はははっ。 ララララッ!》
《あははははっ》
(ルカ)《ラララララッ!》
《行くぞ!死んでるヤツらの持ち物全部 根こそぎ奪っちゃおう!》
《うん!》
《ははっ。 ふふふっ…》
《ふふふっ。 あはははっ》


《真珠なんて似合わないんだよ!鏡、見ろっての!》
《あっ。 ん?》
。。。闇と寒さ。
《うっ…。ルカ? そろそろ帰るよ!》

《ルカ?》

≪闇だ≫
≪月明かり一つない闇…≫

。。。捜すと
《ルカ! ここに いたの!!》
《何度も呼んだのに…》
《あっ… なんだよ。お前、まさか死んでるの?》
《イヤ… イヤだ…》
《一人にしないで!お願い!》


。。。トランシー家。とらわれる。
《おお。あれが今度の…》
《さすが 女王の蜘蛛。食事の取り方までも蜘蛛の作法にのっとるか》
《糸に掛かった哀れな獲物…気高き純潔を最後の一滴まで吸い尽くされ…。
 恐ろしいねぇ》
(トランシー)《次!》
(トランシー)《次!》
。。。前に出る
《ドン!》
《うっ!》
《薄汚い目をしている!汚濁が垂れ流され続ける排水管のさびの色だ。ふん! くっ

!》
《ビシッ! ビシッ!》
(トランシー)《次!》


。。。家畜のようなに子供達子供達
《バシャン!》

《妖精がいるんだよ。
 約束をするとね。妖精がなんでもお願いをかなえてくれるんだって》
《やめろよ!》
《えっ?》
《大人が言ってたよ。僕らはあのじいさんに食べられちゃうんだって》
《あ。でも…。 あっ》
《どうやるんだ?》


。。。森に入るアロイス。
≪朝露の溜まった蜘蛛の糸≫

≪それは素顔を隠すベール≫

《ホヘオタラルナロンデロタレル》

《うん。子供だまし》

《う。雪?》

《灰…》

《はっ!?》
♪~

とらわれのアロイス。蜘蛛が来る
(クロード)《貴殿の願いは?》
《えっ? あっ… 願いは…》
《願いもなく我を呼び出したか…
 例えば恨みを晴らしたい相手は?》
《村のヤツらが憎い》
《ふ~ん…》
《でも、みんな死んだ。あのエロじじいはどうでもいい
 ここから逃げる…ううん。帰れる場所なんてない
 どこにもない》
《ならば 我に用はないと…》
《ある》
《では、その用件とは?
 矛盾》
《あっ…》
《承知した》
♪~

。。。解放される。
《あああ。》
(クロードの声)《貴殿に願いが見つかったなら、その際には契約しよう》
《待って!あんた。妖精なの!?》
(クロードの声)《悪魔》

。。。起きるアロイス。
《はっ!?》
《はぁ… 悪魔…》


≪願いを見つける≫
≪それまで、オレの中になかった生きるための目的≫


《ガシャーン!》
(トランシー)《また人形が壊れただと!?》
(執事)《はっ。ほかの人形もはやり病にふせっておりまして》
(トランシー)《なんと もろい人形どもだ!部屋中に消毒液をまけ!熱湯に浸せ!


(執事)《ご容赦ください。本日はジムをご用意しましたので》
《ジム!? 薄汚いあの小僧しかいないというのか!?》
《ん? おおっ…》
。。。姿をみせる妖艶なジム
《あぁ…
 お前が あの… うわっ!?》
。。。足を出す。
《お待たせいたしました。親愛なるお父様》


(クロード)《セバスチャン・ミカエリス》
《そいつも悪魔か?》
《そのとおり》
《セバスチャンはある人物との契約により貴殿の故郷を消去した》
《ある人物?》
《すでにその魂セバスチャンの腹の中》
《悪魔が ルカを…うっ。》
《シエル・ファントムハイヴ》
《あっ。》
《現在 セバスチャンが新たに契約を交わした人物
 セバスチャンは、この少年の魂に異常な執着を持つ
 魂という名の餌に対し本来ありえぬほどに》
《ホヘオタラルナロンデロタレル…》
《ん?》
《ホヘオタラルナロンデロタレル!》
♪~

。。。ベロを出すアロイス。、クロードの目が光る。
《シエル・ファントムハイヴをこの手に》
。。。控えるクロード
《だんな様…》



トランシー家の当主が死ぬ。
《うぅ… お父様!》
《うっ…お父様~!ううっ。うぅ…》


(クロード)《だんな様のご命令どおり少年たちを解放しました》
《遺産の相続についても…》
《それよりシエル・ファントムハイヴはどうなった?》
《一つお聞きしたい
 なぜセバスチャンの消去ではなくシエル・ファントムハイヴを所望に?》
《ただ殺しただけじゃダメだ
 温かな土のベッドで穏やかに腐り、骨になる
 そんなのはダメだ
 死よりも強烈な苦痛を与えてやるんだ
 そのためには…。 ふぅ~
 その悪魔がやたらとご執心だっていうシエル坊ちゃんを…》
《すばらしい》
《シエル・ファントムハイヴはオレのもの》
《クロードお前もオレのものだ》
《イエス ユア ハイネス》


ヒヒィーン!
(アロイス)はっ!?
はっ!? くっ!
ドシーン!
。。。襲われるアロイス。
うっ! くっ…。
ドカーン!
(グレル)ヘロ~!
(アロイス)あっ…。
お前は?
(グレル)あぁ~あ。乳臭いガキに興味はないの。さっくり済まさせてもらうわ。
え~っと 「ジム・マッケン」っと…これは本名。
主役は張れない名前ね。まあ いいわ。
あんたは、もうすぐ デスDEATH!!
(アロイス)ん?
(グレル)まあ。そんだけなら私も外回りなんてしないけどさ
あんたの魂ちょっとおかしなことになってて…。
メキメキ…
(2人)あっ?
ドン! ドン!
メキメキ…
(グレル)うぅ… やな予感…。
ベキベキベキ…
(グレル)げっ!やっぱ悪魔。
あんたかわいい顔してやるじゃない。
いつどこでこんな物騒なもの…。
(アロイス)この赤毛を殺せ。ハンナ!
うっ…。
(グレル)随分 血の気の多い小僧ね。私は戦う気なんてなくて平和に…。
。。。否応なくに戦いを。。
ドーン!
(グレル)はぁ…。
はぁ~あ。特別手当もらわなきゃ割が合わないわね。
。。。電脳ノコのグレル


(アロイス)はぁ はぁ はぁ はぁ…。
≪クロード…≫

《ガシャーン!》
(アロイス)《こっちを見るな!》
《お前らには ヘドが出る!
 悪魔め! あいつと同じ…》
《イエス ユア ハイネス》
《それを言うな!》
♪~

。。。悪魔達出ていく。
《ガチャ バタン(ドアの音)》
《イエス ユア ハイネス…》


ルカのことを思い出す。
(ルカ)《イエス ユア ハイネス》
《イエス ユア ハイネス》

《イエス ユア ハイネス》

《やっぱり… 言え… 言え!》


(クロード)《イエス ユア ハイネス》


。。。グレルがハンナと一戦をする。
ギュイーーン!
ガシッ!
(グレル)むふっ。
(ハンナ)くっ!
♪~

(グレル)んん~?


。。。クロードを叩くアロイス。
《バシッ!》
《なんで そこまでオレの言うことを聞くんだよ!?》
《家畜なの? 豚なの? お前は》
《私はだんな様を飽くまで貪りたい。ただ それだけ》

(アロイス)だったら あの目を見せて。
村のヤツらの嘔吐物を見るような目じゃなく…。
♪~


≪じじいの欲にまみれたただれた目でもない≫
≪あの日のあの目…オレだけを求めるあの目…クロード≫
《情熱を冷静に。躊躇いを決意に。愛情を墓標に》
《それがトランシーの執事》

≪分かってる。あいつはただ腹を減らしているだけ≫
≪オレの思いはただ味を濁らせる出来損ないのソース…≫

グルルルル…
≪でも もう、オレは…≫

グルルルル…
。。。野犬に襲われるアロイス?



。。。ハンナ、負ける?
ブスッ!
(ハンナ)うっ!
がはっ!
(グレル)ぬ

(グレル)ニン。

(グレル)地味なメイドごときが手間掛けさせんじゃないわよ!


ボキッ!
。。。犬を殺すクロード。
(クロード)何をしようとなさっているのです?だんな様。
(アロイス)あっ…。
(クロード)まだ、あなたはシエル・ファントムハイヴを手に入れてはいない。
(アロイス)ああ。オレにはお前しかいない…。
(クロード)だんな様。そのような戯言は…。
(アロイス)うるさい… うるさい!うるさい!
オレの世界にはもうお前しかいない!
うっ…
ホヘオタラルナ ロンデロタレル!
オレのそばから離れるな!絶対にだ… クロード。
お前が…お前こそがオレのハイネス。
♪~

。。。アロイスを見るクロード
(クロード)たかが執事にそこまで…。
ああ。


グシャッ!
。。。命を取るクロード。
♪~

(クロード)ご安心をだんな様。
たかが執事に愛をささげる下衆な魂。
食欲など到底起こらぬ。ずっと傍らに置こう。
貴殿の魂には利用価値がある。
。。。指輪になっているアロイスの魂。
(グレル)なるほどそういうこと。
その子。今夜 死ぬはずなのに魂の収支には影響なかったのよね。
まあ。悪魔が絡んでるとは思ってたけど。
(クロード)奪い取るか?死神。
(グレル)こっちは魂の帳尻が合えばいいの。
何が起こるかは監視させてもらうけど。
なんかおもしろくなりそうだしね。
(クロード)貴様はセバスチャンの味方ではないと?
(グレル)味方?や~だ。そんな陳腐な言葉。
至上の愛はいつだって戦いDEATH!!
♪~
♪~
♪~
♪~
。。。死んでいるアロイス。そこにいくハンナ。
(ルカ)《お兄なら、かなうよ。そうだよ!すごいお兄のお願いはすごい。かなうん

だよ!》
♪~

。。。上にまたがる。
(クロード)だんな様。
あなたの願いは…。
・・・なにかしている????

♪~
♪~
♪~
♪~
(セバスチャン)人の体に初めて刃を突き立てた感触はいかがでしたか?
心の隙を見せてはなりません。
悪魔につけいられますよ。
次回「虚執事」
あくまで 執事ですから。
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