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デュラララ!! #14 物情騒然  の感想 [デュラララ!!]

杏里が、切り裂き魔の目の前で目撃する。
動揺する竜ヶ崎。
騒然とする街。

セルティ、新羅、森厳のバカなやりとり。
そして、明かされる妖刀罪歌。森厳が、セルティに使った刀。
今は。。。。。

それが切り裂き魔の手にある?
杏里を愛そうとする刀。そんなあほな。ざんぱくとうか?

臨也、セルティの首を目覚めさせるためにはかりごと。

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♪~
♪~
(ハンドルネーム「田中太郎」)最近 町に黄色い人たちが増えてきまし

たね。
(ハンドルネーム「セットン」)黄巾賊ですか?
(ハンドルネーム「甘楽」)知ってます?斬り裂き魔の正体はダラーズ

だってうわさ。

紀田に声をかける
オレたちやっぱり あんたがいないと…。

(臨也)最近 彼 どう?
(沙樹)時々 来てくれますよその前まで…。

(森厳)東京は 空気が汚い。そうは思わんかね?

杏里にいじめをする三人組
(秋絵・晴子・陽子)ギョウ虫!ギョウ虫! ギョウ虫!

♪~
♪~
♪~

(セットン)ぼんわー
(田中太郎)こんばんは。甘楽さん
(甘楽)聞きましたー?w
(甘楽)ついさっき来良学園の生徒が切り裂き魔にやられたって!w
(田中太郎)え?ホントですか?
(セットン)物騒ですねぇ・・・
(甘楽)マジマジの大マジですよ!
(甘楽)一年の女子生徒だって!
(田中太郎)すみません。
(田中太郎)ちょっと電話するでROMります。
(甘楽)安心なよ
(甘楽)君の彼女じゃないらしい。

(竜ヶ峰帝人)あっ…。
(田中太郎)どうも。でも 一応 心配なんで…。

(セットン)ん~ どの辺か 分かりますか?
(甘楽)えっと 首都高沿いの地下鉄東池袋駅から少し行った所なんです

けど
あの辺りに行けばパトカーとか集まってるからすぐ分かると思いますよ



セルティ
(セットン)そうですか…。
(セットン)あ、すいません
(セットン)ちょっと、落ちますね。

(甘楽)セットンさん、野次馬ですかー。

--セットンさん退出がしました。

(甘楽)あー、 もう!

うふと臨也

(田中太郎)すいません
(田中太郎)私も落ちます。

(甘楽)え~
(甘楽)電話つながったんですか?
(田中太郎)それが今警察だとかで・・・・・・
(田中太郎)現場を目撃しちゃったみたいで・・・・・・
(田中太郎)ちょっと行ってきます

--田中太郎さんが退出しました

(甘楽)あ...
(甘楽)じゃあ私も♪

--甘楽さんが退出しました

♪~

セルティ、現場に向う。
ヒヒィーーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)

--現在チャットルームには誰もいません

--罪歌さんが入室しました

(罪歌)今日。
(罪歌)斬た。
(罪歌)斬るた。
(罪歌)愛
(罪歌)望む、
(罪歌)望む、

♪~
(セルティ ナレーション)<斬り裂き魔…>
<この血生臭い事件の元凶が一人の少女の運命と
 私自身の過去に 分かち難く結び付いているとは
 そのときの私はまだ少しも知らないでいた>
♪~

罪歌が、母と打ち込んでいく。


新羅、帰ってくる。
ガチャ(ドアの音)
(新羅)ただいま~。
シャー!(シャワーの音)
(新羅)ん?
シャーワの方へ、
(新羅)へへっ。 ただいま~の…
ごあいさつ~。
シャーワのドアを開ける。
(新羅)セルティ ただいま! あっ…。
。。。じじいのはだかをみてしまう息子
(森厳)おかえり
(新羅)うわぁ~~!

ソファに倒れ込む新羅
(新羅)あぁ…。
(セルティ)どうした?
(新羅)おぞましいものを見てしまった…。
(セルティ)ん? おぞましいもの?
(新羅)言わせないで…。忘れたい。
(森厳)ああ~。さっぱりした。
(新羅)風呂、入るときくらいその白いの外せば?
(森厳)いや。東京の空気は汚いから
いかなるときもこれは外せん。
そうそう。セルティ君昨日はご苦労。
それにしてもあの黄色を身に着けたけしからん輩は何者かね?
(新羅)それは、黄巾賊だね。父さんが アメリカに行った前後に出てき

た集団。
昔、ブルースクウェアとかってチームともめておとなしくなったはずだ

けど…。
(森厳)ふん!チーム同士でつぶし合って下水道の中でくたばればいい


(セルティ)むちゃなこと言うな。
(新羅)とにかく。セルティは父さんを無事に運んできたんだから賃金

を払ってやってよ。
(森厳)う~ん…とりあえずお前にツケとく。
(新羅)にべもなく、お断りします。
(森厳)では、普通に 踏み倒すとしよう。
あっ…。
。。。セルティの影が森厳の首にかかる。
(森厳)今のは君を試したのだよ。セルティ君。
すぐに私を解放すれば…あ痛たたた…。刺さってる!刺さってる!
影の先っちょが少し刺さってる!新羅!私はリアルに危機的状況に陥っ

ている。
くっ…こういうときどうすればいいか私の息子なら分かるな?
(新羅)もちろんさ。
(森厳)くっ!うっ…。なっ!?
じじいのポケットから財布を抜き取って、セルティに渡す
財布から、お金を取り出すセルティ
(セルティ)毎度あり~。
財布をかえすセルティ
(森厳)貴様には、遺産はやらんからそう思え。
(新羅)別にいらないし。
(森厳)むう…。すっかり化け物にたぶらかされよって…。
(新羅)セルティにたぶらかされて、魂を奪われるなら本望さ。
セルティの影が怪しい反応。
(森厳)おや? おやおやおやおや。セルティ君。
君、もしかして新羅にほれたのかね?
(セルティ)えっ?
一差し指をあらせる。
(森厳)息子が君に執心する妙な性格とは知っていたが。
まさか君の方も新羅のことを?
(セルティ)そうだ。
(新羅)あ!セルティ!!
君がそんなに素直に僕との関係を認めてくれるなんて。
ああ~ 磯のあわびの片思いに過ぎなかった関係が、
今や他人にも堂々と明かせる膠漆の交わりへと発展してるという事実に
僕は今欣喜雀躍の思いに満ちて… うっ…。
。。。セルティの影が新羅の口をふさぐ。
(セルティ)恥ずかしいから、もう黙れ。
(新羅)君との愛を確認した喜びに満ち満ちている…。
(森厳)げほげほっ!私が、こんな交際を許すと思ってるのかね?
(セルティ)なんだと?
(森厳)君は、この人間社会において、招かれざる客。俗に化け物と呼

ばれる存在だと
認識しているのかね?
(セルティ)もちろん。
(森厳)もちろんって。君…。
(セルティ)それが?何か問題でも?
(森厳)ふ~む。相手の非社会性をついて優位に立つ作戦は見事に失敗

したようだ。
(セルティ)お前に言われても説得力のかけらもない。それに…。

端末で見せるセルティ
 新羅は今のままの私が
 好きだっていってくれている

(森厳)ふん!しかたない。交際を認めよう。代わりに今後私のことは

…お義父様と呼ぶように!
  義父 と書いてつきつけるじじい。
(セルティ)黙れ!!
(森厳)それはそうと、セルティ君。首なしのままじゃ昔の記憶も戻ら

んよ。
君が故郷のアイルランドで首を持つデュラハンだったころの記憶はね。
(セルティ)それは… しかたがない。
(新羅)なくした記憶の代わりに、これから二人でたくさんいい思い出

を作っていこう。
セルティが、影をあげる。
(セルティ・心の声)≪新羅…≫
(新羅)手始めに結婚式を挙げよう!
ウエディングドレスのサイズを測るから、とりあえずその影の服を脱い


ぐはっ… 。。。セルティに影でつねられる。Sの新羅。
ひひひひっ…。
(森厳)思えば 昔から解剖をするとうれしそうに笑う変態的な子供だっ

た…。

端末を見せるセルティ
 あきらかにあんたの
 影響だろ!!

じじい、義父の紙をかかっげる。アナログ。
(森厳)あんたではなくお義父様であろう!
(森厳)まったく…さっき言ったばかりなのに。相変わらずセルティ君

は粗忽だな。
そんなことだから私が首を盗んだときも気づきすら…。
(セルティ)えっ?
(森厳)あっ…。
ああ~!しまった~~!
(セルティ)お。おっ。おっ。お前、今なんって言った!?
(森厳)どうしよう。大事な秘密をうっかり口にしてしまった~。
まあ。だが、大丈夫。セルティはドジっ子だから気づかない。
(セルティ)はっ?
(森厳)ドジっ子セルティ。ドジっ子セルティ~。
(セルティ)黙れ!なんで2回言う!
(森厳)ははははっ!逆上したドジっ子の攻撃など簡単に先が読める…
ああ~!
(新羅)父さんでもセルティをバカにすると許さないよ。
(森厳)ああ~ 分かった。分かった。ちゃんと説明する。
こうなっては隠しても、しかたあるまい。確かに君の首を奪い製薬会社

に引き渡したのはこの私だ!!
(セルティ)開き直るな!
(森厳)いいだろう。ついてきたまえ。見せたいものがある。
バサッ!
♪~

ついていくと家の出口
バタン(ドアの音)
家の外に逃げ出す森厳
(セルティ)ん?
(新羅)あれ?逃げた。
(セルティ)なっ…。あの変態野郎!逃がすか!

バイクにのって追いかけるセルティ
ブオォーー!キュルキュルキュル…
ヒヒィーーン!

階段にかくれていた森厳。出てくる。おちゃめ。
(森厳)行った?
ははははっ…。とりあえずエレベーターのボタンだけ押す作戦は成功だ


荷物はいずれ取りに来る。じゃあな。
ポチッ。
下へのボタンを押す森厳


(セルティ)くっそ~ どこ行った?ん?
・・・ドジッ子セルティ
セルティ、竜ヶ峰をみつける。
(竜ヶ峰)あっ。セルティさん。
(セルティ)どうかしたのか?こんな所でぼんやりして。
(竜ヶ峰)ああ… ちょっと考え事してて…。
(セルティ)言ってみろ。
(竜ヶ峰)えっ?
(セルティ)その考え事。雰囲気が暗い。
(竜ヶ峰)へへっ…。
斬り裂き魔のことなんですけど。ネットの掲示板とかで妙な噂が広がっ

てて…。
(セルティ)妙な噂?
(竜ヶ峰)ええ。斬り裂き魔はダラーズの犯行じゃないかって…。
(セルティ)バカな…。そんな噂を信じているのか?
(竜ヶ峰)もちろん信じてませんけど。
このまま噂が一人歩きしたら、何か危険なことが起こりそうで…。
ただでさえ、ダラーズと黄巾賊の緊張関係が高まってるときに…。
(セルティ)<確かにこの街のバランスは今危うい淵にある>
(セルティ)帝人。私も斬り裂き魔のことを調べてみるよ。
(竜ヶ峰)セルティさん…。
(セルティ)だから、早く行け。こんな所でぼんやりしてたら、お前み

たいなの絡まれるだけだぞ。
(竜ヶ峰)ああ… そうですね。ありがとうございます。
礼をいって後にする竜ヶ峰
♪~


(静雄)斬り裂き魔なぁ…。悪いが心当たりねぇな。
(セルティ)そうか…。
(静雄)お前。ダラーズのためにそんなに肩ひじ張ることねぇんじゃね

ぇか?
(セルティ)ダラーズのためだけでもないさ。私とあいつはちょっとし

た因縁があってな…。
やりあったことを語る。
(セルティ)ふっ…私が首なしじゃなかったら死んでいたところだ。
(静雄)バカ野郎。
(セルティ)ん?
(静雄)バカって言う方がバカっつうけど。オレはバカでいいから言わ

せてもらう。
バカ!先に言えよ!
よし。殺す!絶対。殺す!
確実に殺す!めらっと殺す!
(セルティ)いや。ほら…私は、首なしライダーだから全然平気だから


(静雄)いやいやいや。もうそういう問題じゃないから。
刃、向けたイコール、万死だろ普通は。
殺す殺す殺す…。
(セルティ)仕事は?今、休憩中だろ?
(静雄)いいよ。そんなもん。
(セルティ)おいおい。私のためにクビになるなんてこと許さないぞ。
それに斬り裂き魔を捜すには、まだいろいろと情報が必要なんだ。
とりあえず準備を済ませるから待ってくれ。

(静雄)分かった。だが、なるべく早くしてくれよ。殺す殺す殺す殺す

…。

(セルティ)<静雄といったん別れたのには理由があった>


セルティ、臨也に情報を聞きに
(臨也)やあ。君から会いに来てくれるなんてうれしいよ。
ところでどう?首は、見つかった?
(セルティ)首のことはいいんだ。単刀直入に言うぞ。斬り裂き魔のこ

とを知りたい。
(臨也)3枚でいいよ。
財布から3枚さしだすセルティ
(臨也)それにしても服も財布も影なんだねぇ。
ひょっとして強い光を当てたら、影が消えて素っ裸になっちゃったりす

るのかなぁ?
(セルティ)見たいのか?
(臨也)別に。オレはどこかの闇医者や学生みたいな変態とは違って、
首なしとか首だけに欲情したりしないからさぁ。
。。。影を臨也に巻き付けて威嚇するセルティ
(セルティ)私はいい。次に新羅をおとしめたらただじゃおかない。
(臨也)ふふっ。愛し合ってるねぇ。
影を戻すセルティ
(臨也)でもさ。もしほかのデュラハンが現れて誘惑されたら案外ころ

っと
心を奪われたりして…。
(セルティ)それは、ないと思いたいけど。それならそれで…。
(臨也)新羅を殺して、君も死ぬ?
(セルティ)いいや。近づけないだけさ。私以外の首なし女をね…。
今は私もあいつのことが好きだから。
(臨也)ぷっ…あはははっ!こりゃ。驚いた。また、随分と人間らしく

なったもんだ。
でも、気をつけなよ。
君が人間に近づくほど、首を取り戻したときのギャップは大きくなるか

もしれないんだからさ。
(セルティ)そんなのは首を取り戻してから考えればいい。
いや… 正直もう別に首はなくてもいいとさえ考えている。
そんなことより、今は斬り裂き魔の情報をよこせ。金を受け取っておい

て何もないとか言うなよ。
(臨也)大丈夫だって。警察やマスコミやネットにも流してないとって

おきの情報がある。
実は君が来るのを待ってたんだよ。
(セルティ)どういうことだ?
(臨也)ふっ…今回の事件は魑魅もうりょうの世界だからさ。
罪歌ってひと振りの刀を知ってるかい?
(セルティ)罪歌?
(臨也)信じ難い話だけど。罪歌はかつてこの新宿に実在した妖刀でね

…。
(セルティ)妖刀?ムラマサブレードみたいなのか?
(臨也)そう。妖しい魔力を持つ刀…。
♪~


帰って来たセルティ
(新羅)どうしたの?
(セルティ)臨也から罪歌っていう妖刀の話を聞いたんだ。
罪歌には心を持っていて。人間を乗っ取るという伝承があるらしい。
それに斬り裂き魔に襲われた被害者は、皆襲撃者が赤い目をしていたと

言っているって。
(新羅)それが罪歌の仕業だと?
(セルティ)ああ。斬り裂き魔が現れた夜。
決まってネットに罪歌というハンドルが現れてるんだ。
(新羅)ふ~ん。
(セルティ)でも、以前襲われたとき。私は近づいてきたヤツの存在に

気づかなかった。
罪歌が人外の類なら、何か気配を感じるはずなんだが…。
(新羅)罪歌は、意識を支配するだけで実際に動いているのは人間の体

だからね。
君の言う気配そのものが存在しないってことも考えられる。
(セルティ)新羅。罪歌のこと詳しいんだな。
(新羅)えっ? あっ。いや。ほら前に調べてくれって言ってたからさ。
んじゃあ。早くベッドにおいで。
♪~

(セルティ)<新羅は何かを隠している>
<そう思った>
♪~

カチッ
(波江)はっ!? 。。。じじいに銃をつきつけられる。

臨也が帰ってくる、待っていた森厳
ガチャ
(森厳)やあ。おかえり!「ネブラ」が「矢霧製薬」を吸収合併した後
波江嬢の行方を独自に調査していたら、頻々と君の部屋に通っているの

が見つかったわけだ。
そこでちょいとこのモデルガンで脅して一緒に入らせてもらった。
(波江)えっ… モデルガン!?
(森厳)おや?言わなかったかな?
パン!
(波江)こいつ警察に突き出すべきじゃない?
(森厳)おっと。そんなことをしたら、困るのは君たちの方じゃないか

ね?
私の証言に基づいて捜索すれば、部屋から若い女の生首が~!
なるほど 斬り裂き魔に代わる一大センセーションにはなりそうだ。
(臨也)やっぱり。新羅の歪んだ性格はあなた譲りだ。
(森厳)褒めても何も出んよ。まあ、正直な話、首をすぐに取り戻す必

要はない。
(臨也)ほう?
(森厳)我が社の上層部は先ごろテレビで放映されたセルティ君の様子

に少なからず驚いていてね。
首よりも先に体を研究すべきだという結論が出たのだよ。
そういうわけで首の行方は、私の独断で目下捜索中ということにしてあ

る。
何しろ、君は首に対して実に興味深いアプローチを試みているようだか

らねぇ。
ヴァルキリー イコール デュラハンという説に基づき首をある種の勢力

間抗争下に置いて
独自に目覚めさせる。なかなかユニークな発想じゃないか。ん?
(臨也)まあ。いろいろ試してますよ。
いざとなれば、紛争地域にでも持っていくしかないかもしれませんがね


とりあえず、そちらとは協力態勢ということにできれば、うれしいです

ね。
(森厳)よかろう。もとより、君には興味がある。
神話的な視点から実験をしようなどという者は、周囲にいないものでね


私を含めてだが。
(臨也)そりゃ。どうも。
(森厳)さてと一つアドバイスしておこう。
もしも、この東京で擬似的な抗争を引き起こして、
セルティ君の首もしくは魂を刺激しようというのならば
他者の争いに彼女を巻き込むのではなく彼女の体を中心として
周囲の方を災厄に投げ込むのがよいのではないかね。

ガチャ。バタン(ドアの音)
(臨也)そのつもりだよ。
ってか。オレが思ったよりも早く事はそっちに転がりだしてる。


学校にて
(那須島)杏里。
(杏里)あっ…。
(那須島)体育祭の準備なんかして、もう大丈夫なのか?
(杏里)えっ… ええ…。
(那須島)心配したぞ。
斬られた生徒たちとなんで一緒にいたんだ?
もしかして、またいじめられたんじゃないのか?心配だな。本当に心配

なんだ。
斬り裂き魔にまた狙われるかもしれないし。一人じゃ危ないぞ。
。。。すかさず杏里の肩に手をおく。
(紀田正臣)また。セクハラっすか?
いけないな~。先生。
(那須島)私は、杏里を心配しているんだよ。
(紀田)うわっ。呼び捨て。デンジャラス~!
あんまり心配すると。杏里も、贄川先輩みたいに転校しちゃいますよ~


(那須島)はっ!?
(紀田)先生。確か去年担任だったんですよねぇ。贄川春奈さんの。
(杏里)≪何?≫
(紀田)贄川を知っているのか?はい。名前だけ~。
そんじゃオレら生徒は下校しま~す!
。。。退散する紀田と杏里


(杏里)≪贄川春奈さんって。一体…≫
(紀田)あのさぁ。杏里。
(杏里)あっ…。
(紀田)帝人。まだ告白とかしてないでしょ。杏里に。
(杏里)えっ?
(紀田)やっぱな~。
けど、帝人がマジ惚れしてるのは気づいてんだろ?
(杏里)竜ヶ峰君はいい友達だから。
(紀田)へへっ…オレの親友が杏里のこと本気で愛してるっぽいから
オレはとりあえず様子を見させてもらおう。
それにオレは世界中の美少女とよろしくやらなきゃいけないからね~。

へへっ…。
(竜ヶ峰)正臣~!
園原さ~ん!
(紀田)ほ~ら。意気地なしの登場だ。
(竜ヶ峰)ごめん。待った?
(紀田)待ちすぎて化石になるかと思ったぜ。
(竜ヶ峰)ええっ? ルート3点。
(紀田)ルート?ルートって何?せめて、マイナス20点とか分かりや

すいつっこみにしてくれよ~。
じゃあな!
(竜ヶ峰)また明日ね!
(杏里)また明日。
帰路でわかれる三人

紀田、黄巾賊をみて、思い出す。
♪~


コンコン(ノック)
(沙樹)あっ…。
ガラガラ(戸の音)
紀田が入ってくる。
(沙樹)ふふっ。やっと来たね。
♪~


杏里、帰り道、思い出す。切り裂き魔


カタ カタ カタ…(キーボード操作音)
(新羅)セルティ。
(セルティ)ん?
(新羅)罪歌のことなんだけど、一時期父さんが持っていたことがあっ

たんだ。
数年前に知り合いの古物商に売り払ったらしいんだけど…。
(セルティ)森厳が?何の為に?
(新羅)罪歌は魂を斬れる刀っていわれてる。
(セルティ)えっ?まさか…?
(新羅)そう父さんは君の首を盗むために罪歌を使ったんだ。
首と体をつなぐ魂を断ち切るために。
(セルティ)あっ…新羅はそのことを知っていたんだな?
(新羅)うん。もちろん首を盗むために使ったことはあとから調べて分

かったことだけど。
せっかく君が首のことを忘れようとしてるから、もういいかなって…。

でも…。
(セルティ)ちょっと…一人で、考えさせてくれ。
♪~

バタン
(新羅)やっぱりね。
(セルティ)<愛は混乱を生む>


夜の街をバイクで走るセルティ
<同じ夜。妖刀罪歌も一人の少女を愛そうとしていた>
<この現実の中に自分の居場所を見つけられない少女… 園原杏里>
♪~
今日もどこかで切り裂き魔。。。。
♪~
♪~
♪~
♪~
(贄川)池袋…私はただ知りたかっただけなのだ。
このガラクタを詰め込んだような街のエネルギーの源を。
日々膨れ上がる欲望の街の真相を。

次回 愚者一得
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