デュラララ!! #11 疾風怒濤 の感想 [デュラララ!!]
いやあ。ビックリしましたね。ダラーズの創設者は竜ヶ崎帝人だった。
セルティの捜している女のことも見つけて、
ダラーズのメンバーからの連絡で。
いつものは、ブラフはなんだったんですね。。
・・・でも、創設者は誰も知らない。大きくなっていてびっくりの組織
竜ヶ崎の矢霧波江に、真実を語れとお願いする。
波江が、力で対抗するのを見て、
ダラーズの場としてすでに準備済み、
携帯でメールを送って、指示を出す。
敵は、メールを見ていないやつらと、なにもせずに見つめろ!と
困惑する波江達。
今明かされる、ダラーズ誕生の秘話。
いたずらから始まった。でも、実在するようになって、
方向付けをいいほうに向けるように頑張った竜ヶ崎
セルティは、自分の首をつけた女に出合って、ハッスル、
自分の存在を明らかにして、今、ここに生まれたと。
その混乱に乗じて逃げる竜ヶ崎に、誠二がナイフをもって
いぞみかかって終わり。
セルティを返せ!って
・・・あぶない高校生!?姉もたいがい。
--------------------------------------------------------------
♪~
♪~
(遊馬崎)この展開は、ビリビリヒロイン化の兆しだと思うんっすよね
~!
(女)きゃあ~!
(竜ヶ峰帝人)君は…。
(女)助けて!
(新羅)一人の人間として生きているらしい首をどうしようっていうの
?
(セルティ)私は。どうしてもあの子に会いたい。
(臨也)あれは、たぶん「矢霧製薬」の連中だな。
(波江)いいのよ。全部姉さんに任せて。
(臨也)正直疑い半分だったんだが。
(竜ヶ峰)駒は、私の手の内にあります。
♪~
雲の上の赤い月
♪~
♪~
研究所
(誠二)行かなくちゃ…彼女を取り戻しに行かなくちゃ。
姉さんなんかじゃダメだ。オレじゃなきゃ…オレじゃなきゃダメなんだ
。
(波江)いなかったですって!?
(吉田)はい。下の連中が行ったときにはすでに女はいなかったそうで
す。
(波江)その部屋の学生…竜ヶ峰といったわよね?そいつは?
(吉田)戻ってきたときに話を聞き。場合によっては同行してもらおう
としたそうですが
どうも連れがいたらしく…。
(波江)ちっ。その連れごと来てもらえばよかったでしょ。
使えないわね。
(吉田)ああ、いかがいたしましょう?
(波江)はぁ~。
ピッ(携帯の呼び出し音)
(波江)うん。
(波江)もしもし。
(竜ヶ峰)矢霧波江さんですか?
(波江)どちらさまですか?
(竜ヶ峰)私は、竜ヶ峰帝人といいます。
(波江)はっ
(竜ヶ峰)取引をしませんか?
♪~
雲の上の赤い月
♪~
セルティが。。。ビルから下を伺っている。
池袋の街
♪~
ん?
ああっ?
ん?
ん?
あっ…。
(3人)ん?
♪ オレの~
(サイモン)イラッシャ~イ。イラッシャ~イ。
「ロシアズシ」うまいヨ~ !安いヨ~!
(静雄)「人生ってなんだ?人はなんのために生きている?」
そう問いかけられて、オレはそいつを死ぬ寸前までなぐ殴ってやったわ
けよ。
(サイモン)そうダネ~。
(静雄)ポエマーな中学生ならともかく
二十歳過ぎたヤクザが言うのは犯罪だろう?
(サイモン)そうダネ~。
(静雄)っていうか。サイモンさんよぉ。オレの話よく分かってねぇだ
ろ?
(サイモン)んん~。そうダネ~。
(静雄)ぬうぅ~~!!
バイクを持ち上げて、静雄、サイモンになげ。。。しっかりと受け止め
る
怪物達。
ガシッ!
(セルティ・心の声)≪私は変わってしまったのだろうか?
20年間この街で暮らして…≫
(新羅)無駄なんかじゃないさ。
君が生きてきた20年は無駄なんかじゃない。
これからの人生に生かせれば、どんなことだって無駄じゃないさ
(セルティ)生かす?一体何に生かせというんだ!?
(新羅)例えば・・・
僕と結婚すればいい
(セルティ)≪新羅…≫
キキィーー(ブレーキ音)
♪~
車から降りてくる矢霧製薬のもの達
♪~
そして、最後に降りてくる波江
♪~
そして、電話の主を捜す。
♪~
待っている少年。
そこへいく波江
(波江)あなたが 帝人君?
(竜ヶ峰)あっ…。
♪~
前にいる波江
♪~
(波江)ふっ。 想像していたよりずっとおとなしそうな子ね。
それとも今はこういう子が危ないのかしら?
♪~
まわりに男たちが見張っているのを見る竜ヶ峰
(竜ヶ峰)うっ
(波江)それで、取り引きって何かしら?
(竜ヶ峰)ああ
♪~
(竜ヶ峰)私は、あなたの捜している人を預かっています。
(波江)そう。いくら欲しいの?
(竜ヶ峰)いえ。お金はいりません。
(波江)じゃあ。何がお望み?
(竜ヶ峰)真実です。
(波江)あっ…。
今、なんて言ったのかしら?
(竜ヶ峰)あなたの弟が、張間美香さんにやったこと。
そして、あなたたちが美香さんの体にやったことを認めてもらいたいん
です。
残念なことに状況証拠しかないので。
♪~
(竜ヶ峰)率直に言います。自首してください。
♪~
(波江)ふふふっ…
そう。あなた、そういう人なのね。
ふ~ん。
(竜ヶ峰)あっ…。
(波江)許せない!弟の邪魔をするなんて。
いけないのよ…
弟の邪魔をする人はいたらいけないのよ!
(竜ヶ峰)≪あっ…。そうか。この人は、こういう人か≫
また、赤い月
研究所にて
(誠二)ねえ、教えてよ。姉さんはどこ?
行かなきゃいけないんだよ。
彼女には、オレが必要なんだ。
せまる誠二
(吉田)うっ…。
(誠二)オレが、いなきゃいけないんだ。
顔をそむける吉田
(誠二)ねえ。教えてくれよ!
(竜ヶ峰)≪そんな理由か…≫
≪そんな理由で、人が死んで。
その体を使ってあんなことをして…≫
≪僕のことまで、狙って…≫
♪~
(竜ヶ峰)ふぅ~…。
♪~
街の人たちをみまわす竜ヶ峰
♪~
(竜ヶ峰)そんな理由で人の命を?
あなたの自己満足で、矢霧君を不幸にさせるつもりなんですか?
(波江)今更何言ってんの?
その年になってこんな世界に足を突っ込んで…。
≪大丈夫だよね?≫
(波江)その不快な口を閉じなさい。
(竜ヶ峰)確かにきれい事かもしれません。
だから、なんだっていうんですか?
人を殺した反省をしろっていう今更以前のことも理解できないのは
そっちじゃないですか!?
(波江)ドラマの見すぎよ。
お約束な予定調和ばかり。ここは、現実なのよ?
映画や雑誌の中でない
≪うまくいくよね?≫
(波江)あなたは、英雄なんかでもない。身の程を知りなさい!
(竜ヶ峰)それの何が悪いっていうんですか!
予定調和も、お約束も、ご都合主義も、無理やりのハッピーエンドだっ
て
大好きですよ!
それを目指して、何が悪いっていうんですか!
・・・ポケットに手をとっこむ竜ヶ峰
人のためだとか、世界のためだとかそんなことは言いません。
ただ僕が見たいんです!
僕が信じたいんです!
≪そうだ!信じる。僕は信じる≫
池袋の人たち
≪みんな。きっと…≫
・・・ここに仲間がいる。
(竜ヶ峰)確かに、こんなのありふれた考えかもしれません。
でも、ありふれてるっていうことは、それだけ
みんながそのことを考えてるってことなんですよ!
。。。携帯のボタンを押そうと竜ヶ峰
(竜ヶ峰)くっ…。
(波江)ふっ…。
言いたいことはそれだけ?
。。。手を上げて部下を呼び寄せる。
(竜ヶ峰)理屈の通じない相手に挑む力も知恵も僕にはありません。
努力する時間さえも与えてもらえない。
だから!
。。。携帯のボタンに指が
僕は、数に頼る!
ピッ・・・メールを送る。手を高く上げて。
。。。携帯のメール 送信中
送信しました
なにも起らない?
(波江)ふっ。 ・・・勝ち誇る。
メール送信音
メール送信音
わあ~!
(波江)ん?
メール送信音
(波江)はっ…。
メール送信音
(波江)あぁ…。
メールの送信音。
みんなが携帯を見ている。
メール送信音
(波江)はっ!何っ!?
メール送信音
メール送信音
メール送信音
その場所にいる人の携帯が鳴っている。
対峙している竜ヶ峰
キキィーー
やってくる遊馬崎達
(遊馬崎)すっげぇ~!これ全部そうなんっすかねぇ?
(狩沢)すっご~い!なんだかまるで「Missing」の怪奇現象じ
ゃん!
自分たちにもメールが届く。
(閻魔あい・メール着ボイス)いっぺん 死んでみる?
(2人)来た~!
(渡草)マジかよ。
(メール着信音)あっ。おっと・・・。
ピッ(メール着信音)
門田もメールを見て、
(門田)さてと。渡草 あとは頼んだぞ。
(渡草)おっ。おう。
(門田)行くぞ。
セルティ
ビルから下を伺っている。
警備にもメールが
メール着信音
ん?あっ・・・。
ピッ
メールを見る。
動揺する波江
周りの人たちのことを
セルティは、ビルの屋上でそれを見ている。
ガチャ(ドアの音)
セルティにむかってくる足音
♪~
赤い月
♪~
門田は、女を連れている。
振り返るセルティ
♪~
ご対面、自分の首をつけた女と
うつむているな女。顔を上げる。
女を見ているセルティ
(狩沢)一体何人いるんだろう?
(遊馬崎)いやいやいや。初集会でここまで集まるなんて。驚きっすね
ぇ~。
(渡草)これが… ダラーズ?
♪~
老若男女いっぱいいる。
♪~
(アイザック)ああ~。
(アイザック)んん?
(ミリア)う~ん…。
ねえ アイザック~!
(アイザック)なんだ~い?ミリア。
(ミリア)この人たちもダラーズってのの 一員なの?
(アイザック)ああ。そのとおりだ。ミリア。
(ミリア)おお~~!
(アイザック)いいか~?よく聞け。
これでオレたちも巷で今いちばんナウなヤングに話題の…。
(波江)何これ?
まさか、こいつら全員?
うそ… うそ~!
(アイザック)どうだ!フランチャイズだぞ~!
(ミリア)なんと!今日初めて出会ったばっかりなのに!?
すっご~い!すっご~い!すっご~い!すっご~い!すっご~い!
・・・どっかん!
(竜ヶ峰)
(ナレーション)<地元の空は、高くて広かった>
<でも…何もなかった>
チリン チリン(自転車のベル)
<子供のころはこの町も冒険にあふれていた>
<いつからだろう?こんなふうになってしまったのは>
<何かを変えたかった>
<でも、飛び出す理由も勇気もなかった>
<そんなときだった…>
パソコンを手にいてる。
よっ!あぁ…。ええ~…。
電源を入れる。
あがってくる。OSが、wbunte?
♪~
おお~!
説明書を読む。
♪~
えっと~2回…2回。
カチ。カチ。
YOHOO JAOAN Ameoba Amezon.shop
<そこには、いろんな世界が広がっていた>
楽大 Lovedoor nixi
<僕の知らないとど僕が届かない世界>
<東京に引っ越した紀田君とまたやり取りもするようになった>
おお。へへっ。
<新しい知り合いもできた>
<あるとき、ふと思いついた>
<最初は単なるネタに過ぎなかった>
(ハンドルネーム「閣下」)チーム?
(ハンドルネーム「田中太郎」)そう。
(田中太郎)東京には、いろんなチームがあるって、
聞いたことがあるんです。
(GC)ネットの中でチームを作るって事?
(田中太郎)違います。本当に...
現実にある事にするんです。
(田中太郎)池袋にあるチームって設定で
ネット上にその噂を広めて...
<自分たちがダラーズのメンバーだとは名乗らない>
<いかにもよそから聞いたというふうに噂話を流し、名前を広める>
<チームのサイトも作ってみた>
<完全パスワード制。パスワードはメールやいろんな掲示板を使って流
した>
<掲示板にメンバーの書き込みも大量に用意した>
<もちろん信用しない人も多かった>
<そのうち擁護する人たちも現れて。みんな大喜びだった>
<嫌な予感はしていた…>
あれ?ダラーズのしわざ?
あっ…。
<現実の世界にダラーズを名乗る人たちが現れはじめた。それだけじゃ
ない>
<知らないうちにメンバーも増殖を続けていた>
<もうパスワードを流すことはやめていたのに
まるでどこかで誰かが。情報を流しているように…>
みなさん見てますか?
おーーーい
<怖くなったのか。一緒にダラーズをつくったみんなはいなくなってし
まった>
<僕は、それでもやめなかった>
<いや。やめられなかったんだ>
<なぜだか自分でも分からない>
<けど…>
掲示板で
(田中太郎)そんなことありません。
(田中太郎)悪い人もいるかも知れません。
でもそうでない人もいっぱいいるはずです。
(田中太郎)僕らで ダラーズを良い集団にすればいいんじゃないでしょ
うか?
悪い事をしている人達の印象を消せるくらい良い事をするとか?
うん。
カチ!
例えば?
あっ。
うん。
(田中太郎)例えば、街のゴミを拾うとかかべ壁の落書きを消すとか…
。
きれいごと
ガキ
はぁ…。
朝起きるとテレビにて
(レボーター)ということで、住民も大変不思議がっております。
こちらにあった壁の落書き。
昨日の深夜まで確かにあったそうなのですが。
このようにきれいに消えてしまいました。
大がかりな落書きだけに一人で消したとはとても思えず
近隣住民も困惑している状態に…。
(竜ヶ峰)へへっ まさかね…。
<紀田君に誘われて東京に出てきた。そこで…>
(紀田正臣)ダラーズ?
(紀田正臣)ああ。オレも詳しいことは分かんねぇんだけどよ
とにかく人数が多くて。線が一本ぶち切れたチームらしい。
カラーギャングらしいんだけど。どんな色なのかも分からねぇ。
(門田)興味本位で近づかない方がいい。
余計な詮索はよしておくことだな。
(晴子)でも。今この街最強ったらダラーズでしょ?
(紀田)で。ダラーズってさ。どんなチーム?
(滝口)う~ん。あえて言うと無色透明って感じかな。
ズルズル…(ラーメンをすする音)
ダラーズ? 知ってるぜ。
っていうか。オレ。ダラーズ。
ダラーズに入って、彼女ができました!
くだらないことを掲示板に書き込んだり…。
誰かがなんかレスしてくれるし。
サラリーマン
この年になると仕事以外の人間関係なんて出来ないしねぇ。
知ってるか!?
例の人間狩りにさらわれそうになったヤツをダラーズが助けたんだって
よ!
ダラーズ。最高~!
別に…楽しいし。いいんじゃない?
♪~
池袋の駅前の竜ヶ峰
♪~
現在
メール着信音
みんながうけとっている、知った顔のものたち。
(臨也)ふふふっ。思った以上だ。楽しいよ。
ふふふふっ。楽しいよねぇ。
携帯のメールには
今、携帯のメールを見て
いない奴が敵だ。
攻撃をせず。
ただ静かに見つめろ。
波江ら、かれらに見つめられる。不信に思う。
(波江)何っ!? なんなの?こいつら。なんなのよ!
見上げている竜ヶ峰。
♪~
(狩沢)ねえねえ。ダラーズの創始者ってどの人だろう?
アラブの石油王っぽい人いる~?
(遊馬崎)いないっすねぇ。
渡草さん、オレたちにレスくれたのって本物の創始者なんっすよねぇ?
(渡草)ああ。って話だが…。
前回に暴走した渡草
(門田)渡草!信号 赤 赤 赤! 赤~!!
あっ・・・
はっ・・・
前に女をみる。
(3人)うわぁ~!
ききぃーー!
急ブレーキ-
話をすう門田と渡草、女と。
(渡草)はあ~。だんまりかよ。ふぅ~。
(狩沢)あっ。ドタチン。ドタチン!
(門田)だから、その名前で・・・
(遊馬崎)これ、ダラーズの掲示板にレスきた。
ウォーカー
首に傷のある女の子を、
保護しやした。
心当たりの方、ご連絡を
admin
詳細を教えてください。
(カチカチ カチカチ)
(竜ヶ峰)手はずは整いました。彼女と会わせます。
そのかわり、あなたも私に協力してください。
♪~
セルティ。。。
♪~
赤い月
♪~
セルティ、女に近づく。
待っている門田と女。
三人になって。セルティ、端末をたたく。
カチャ(端末機を開く音)
名前は?
♪~
(門田)う。
(女)セルティ。
♪~
そうかというようなかんじ
携帯を身に隠して
走り出す。そして、ビルから降りる。
(波江)はっ。いない…。何をぼやぼやしているの!
さっさと捜しなさい!
はい!どけ!
どこに行った!
くそっ!
どけ!
どこだ!?
ヒヒィーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
(波江)くっ…。えっ?
ヒヒィーーン!
ヒヒィーーン!!
あっ!
おい!
(セルティ)ふっ切れた!
バイクでビルをかけおりるセルティ
(波江)えっ… 誰の声?
(セルティ)ああ。私には首がない!
私は化け物だ!多くを語る口も。相手に情熱を伝える瞳も持たない!
何か聞こえる。なんの声だ?
(セルティ)だが。それがどうした!それが、どうしたというのだ!
(静雄)セルティ…。
きゃあ~!
♪~
キキィーー!!
製薬会社の連中ところに降り立つ。
♪~
(セルティ)私は、ここにいる。確かに、ここに存在する。
なんだ!てめぇは!?
この~!
ドカッ!
こいつ!
♪~
(セルティ)目がないというのなら、我が行状のすべてを刮目して見る
がいい!
でやぁ~!
死ねえ!
(セルティ)化け物の怒りに触れた者の叫びを存分に耳にするといい!
うおぉ~~!
カン!
ヘルメットが飛ばされる。
あっ…。
あっ!
ころがるヘルメット
唖然とする人たち。
(2人)あっ… あぁ…。
(渡草)ああっ…。
上から見ている門田とセルティ。
(静雄)あぁ…。
(サイモン)あっ…。
(臨也)ふっ。
また、赤い月
あっ…。
あぁ…。
く… 首なしライダー…。
首なしライダー!
あれが…
首なしライダー!?
カシャ! カシャ!(携帯のシャメの音)
(セルティ)私はここだ。ここにいる… ここにいるのだ。
私は、すでに叫んでる…叫んでいるぞ!私は今ここに生まれた!
私の存在をこの街に刻みつけるために!
手を空にさしのべるセルティ、ビルの上には赤い月が
♪~
それを背にその場を遠ざかる竜ヶ峰
(誠二)お前が 竜ヶ峰帝人か?
(竜ヶ峰)あっ…。
はっ!
振り返ると、誠二がナイフをもって、
(誠二)セルティを… セルティを返せ~!!
ナイフで竜ヶ峰を押そう誠二。
♪~
♪~
♪~
(セルティ)そう。私はこの街で、一つの真実を発見した。
あまりにもあっけなく。あまりにもありふれたものをさが探し当てた。
たぶんあの少年もまた…。
♪~
次回 有無相生
セルティの捜している女のことも見つけて、
ダラーズのメンバーからの連絡で。
いつものは、ブラフはなんだったんですね。。
・・・でも、創設者は誰も知らない。大きくなっていてびっくりの組織
竜ヶ崎の矢霧波江に、真実を語れとお願いする。
波江が、力で対抗するのを見て、
ダラーズの場としてすでに準備済み、
携帯でメールを送って、指示を出す。
敵は、メールを見ていないやつらと、なにもせずに見つめろ!と
困惑する波江達。
今明かされる、ダラーズ誕生の秘話。
いたずらから始まった。でも、実在するようになって、
方向付けをいいほうに向けるように頑張った竜ヶ崎
セルティは、自分の首をつけた女に出合って、ハッスル、
自分の存在を明らかにして、今、ここに生まれたと。
その混乱に乗じて逃げる竜ヶ崎に、誠二がナイフをもって
いぞみかかって終わり。
セルティを返せ!って
・・・あぶない高校生!?姉もたいがい。
--------------------------------------------------------------
♪~
♪~
(遊馬崎)この展開は、ビリビリヒロイン化の兆しだと思うんっすよね
~!
(女)きゃあ~!
(竜ヶ峰帝人)君は…。
(女)助けて!
(新羅)一人の人間として生きているらしい首をどうしようっていうの
?
(セルティ)私は。どうしてもあの子に会いたい。
(臨也)あれは、たぶん「矢霧製薬」の連中だな。
(波江)いいのよ。全部姉さんに任せて。
(臨也)正直疑い半分だったんだが。
(竜ヶ峰)駒は、私の手の内にあります。
♪~
雲の上の赤い月
♪~
♪~
研究所
(誠二)行かなくちゃ…彼女を取り戻しに行かなくちゃ。
姉さんなんかじゃダメだ。オレじゃなきゃ…オレじゃなきゃダメなんだ
。
(波江)いなかったですって!?
(吉田)はい。下の連中が行ったときにはすでに女はいなかったそうで
す。
(波江)その部屋の学生…竜ヶ峰といったわよね?そいつは?
(吉田)戻ってきたときに話を聞き。場合によっては同行してもらおう
としたそうですが
どうも連れがいたらしく…。
(波江)ちっ。その連れごと来てもらえばよかったでしょ。
使えないわね。
(吉田)ああ、いかがいたしましょう?
(波江)はぁ~。
ピッ(携帯の呼び出し音)
(波江)うん。
(波江)もしもし。
(竜ヶ峰)矢霧波江さんですか?
(波江)どちらさまですか?
(竜ヶ峰)私は、竜ヶ峰帝人といいます。
(波江)はっ
(竜ヶ峰)取引をしませんか?
♪~
雲の上の赤い月
♪~
セルティが。。。ビルから下を伺っている。
池袋の街
♪~
ん?
ああっ?
ん?
ん?
あっ…。
(3人)ん?
♪ オレの~
(サイモン)イラッシャ~イ。イラッシャ~イ。
「ロシアズシ」うまいヨ~ !安いヨ~!
(静雄)「人生ってなんだ?人はなんのために生きている?」
そう問いかけられて、オレはそいつを死ぬ寸前までなぐ殴ってやったわ
けよ。
(サイモン)そうダネ~。
(静雄)ポエマーな中学生ならともかく
二十歳過ぎたヤクザが言うのは犯罪だろう?
(サイモン)そうダネ~。
(静雄)っていうか。サイモンさんよぉ。オレの話よく分かってねぇだ
ろ?
(サイモン)んん~。そうダネ~。
(静雄)ぬうぅ~~!!
バイクを持ち上げて、静雄、サイモンになげ。。。しっかりと受け止め
る
怪物達。
ガシッ!
(セルティ・心の声)≪私は変わってしまったのだろうか?
20年間この街で暮らして…≫
(新羅)無駄なんかじゃないさ。
君が生きてきた20年は無駄なんかじゃない。
これからの人生に生かせれば、どんなことだって無駄じゃないさ
(セルティ)生かす?一体何に生かせというんだ!?
(新羅)例えば・・・
僕と結婚すればいい
(セルティ)≪新羅…≫
キキィーー(ブレーキ音)
♪~
車から降りてくる矢霧製薬のもの達
♪~
そして、最後に降りてくる波江
♪~
そして、電話の主を捜す。
♪~
待っている少年。
そこへいく波江
(波江)あなたが 帝人君?
(竜ヶ峰)あっ…。
♪~
前にいる波江
♪~
(波江)ふっ。 想像していたよりずっとおとなしそうな子ね。
それとも今はこういう子が危ないのかしら?
♪~
まわりに男たちが見張っているのを見る竜ヶ峰
(竜ヶ峰)うっ
(波江)それで、取り引きって何かしら?
(竜ヶ峰)ああ
♪~
(竜ヶ峰)私は、あなたの捜している人を預かっています。
(波江)そう。いくら欲しいの?
(竜ヶ峰)いえ。お金はいりません。
(波江)じゃあ。何がお望み?
(竜ヶ峰)真実です。
(波江)あっ…。
今、なんて言ったのかしら?
(竜ヶ峰)あなたの弟が、張間美香さんにやったこと。
そして、あなたたちが美香さんの体にやったことを認めてもらいたいん
です。
残念なことに状況証拠しかないので。
♪~
(竜ヶ峰)率直に言います。自首してください。
♪~
(波江)ふふふっ…
そう。あなた、そういう人なのね。
ふ~ん。
(竜ヶ峰)あっ…。
(波江)許せない!弟の邪魔をするなんて。
いけないのよ…
弟の邪魔をする人はいたらいけないのよ!
(竜ヶ峰)≪あっ…。そうか。この人は、こういう人か≫
また、赤い月
研究所にて
(誠二)ねえ、教えてよ。姉さんはどこ?
行かなきゃいけないんだよ。
彼女には、オレが必要なんだ。
せまる誠二
(吉田)うっ…。
(誠二)オレが、いなきゃいけないんだ。
顔をそむける吉田
(誠二)ねえ。教えてくれよ!
(竜ヶ峰)≪そんな理由か…≫
≪そんな理由で、人が死んで。
その体を使ってあんなことをして…≫
≪僕のことまで、狙って…≫
♪~
(竜ヶ峰)ふぅ~…。
♪~
街の人たちをみまわす竜ヶ峰
♪~
(竜ヶ峰)そんな理由で人の命を?
あなたの自己満足で、矢霧君を不幸にさせるつもりなんですか?
(波江)今更何言ってんの?
その年になってこんな世界に足を突っ込んで…。
≪大丈夫だよね?≫
(波江)その不快な口を閉じなさい。
(竜ヶ峰)確かにきれい事かもしれません。
だから、なんだっていうんですか?
人を殺した反省をしろっていう今更以前のことも理解できないのは
そっちじゃないですか!?
(波江)ドラマの見すぎよ。
お約束な予定調和ばかり。ここは、現実なのよ?
映画や雑誌の中でない
≪うまくいくよね?≫
(波江)あなたは、英雄なんかでもない。身の程を知りなさい!
(竜ヶ峰)それの何が悪いっていうんですか!
予定調和も、お約束も、ご都合主義も、無理やりのハッピーエンドだっ
て
大好きですよ!
それを目指して、何が悪いっていうんですか!
・・・ポケットに手をとっこむ竜ヶ峰
人のためだとか、世界のためだとかそんなことは言いません。
ただ僕が見たいんです!
僕が信じたいんです!
≪そうだ!信じる。僕は信じる≫
池袋の人たち
≪みんな。きっと…≫
・・・ここに仲間がいる。
(竜ヶ峰)確かに、こんなのありふれた考えかもしれません。
でも、ありふれてるっていうことは、それだけ
みんながそのことを考えてるってことなんですよ!
。。。携帯のボタンを押そうと竜ヶ峰
(竜ヶ峰)くっ…。
(波江)ふっ…。
言いたいことはそれだけ?
。。。手を上げて部下を呼び寄せる。
(竜ヶ峰)理屈の通じない相手に挑む力も知恵も僕にはありません。
努力する時間さえも与えてもらえない。
だから!
。。。携帯のボタンに指が
僕は、数に頼る!
ピッ・・・メールを送る。手を高く上げて。
。。。携帯のメール 送信中
送信しました
なにも起らない?
(波江)ふっ。 ・・・勝ち誇る。
メール送信音
メール送信音
わあ~!
(波江)ん?
メール送信音
(波江)はっ…。
メール送信音
(波江)あぁ…。
メールの送信音。
みんなが携帯を見ている。
メール送信音
(波江)はっ!何っ!?
メール送信音
メール送信音
メール送信音
その場所にいる人の携帯が鳴っている。
対峙している竜ヶ峰
キキィーー
やってくる遊馬崎達
(遊馬崎)すっげぇ~!これ全部そうなんっすかねぇ?
(狩沢)すっご~い!なんだかまるで「Missing」の怪奇現象じ
ゃん!
自分たちにもメールが届く。
(閻魔あい・メール着ボイス)いっぺん 死んでみる?
(2人)来た~!
(渡草)マジかよ。
(メール着信音)あっ。おっと・・・。
ピッ(メール着信音)
門田もメールを見て、
(門田)さてと。渡草 あとは頼んだぞ。
(渡草)おっ。おう。
(門田)行くぞ。
セルティ
ビルから下を伺っている。
警備にもメールが
メール着信音
ん?あっ・・・。
ピッ
メールを見る。
動揺する波江
周りの人たちのことを
セルティは、ビルの屋上でそれを見ている。
ガチャ(ドアの音)
セルティにむかってくる足音
♪~
赤い月
♪~
門田は、女を連れている。
振り返るセルティ
♪~
ご対面、自分の首をつけた女と
うつむているな女。顔を上げる。
女を見ているセルティ
(狩沢)一体何人いるんだろう?
(遊馬崎)いやいやいや。初集会でここまで集まるなんて。驚きっすね
ぇ~。
(渡草)これが… ダラーズ?
♪~
老若男女いっぱいいる。
♪~
(アイザック)ああ~。
(アイザック)んん?
(ミリア)う~ん…。
ねえ アイザック~!
(アイザック)なんだ~い?ミリア。
(ミリア)この人たちもダラーズってのの 一員なの?
(アイザック)ああ。そのとおりだ。ミリア。
(ミリア)おお~~!
(アイザック)いいか~?よく聞け。
これでオレたちも巷で今いちばんナウなヤングに話題の…。
(波江)何これ?
まさか、こいつら全員?
うそ… うそ~!
(アイザック)どうだ!フランチャイズだぞ~!
(ミリア)なんと!今日初めて出会ったばっかりなのに!?
すっご~い!すっご~い!すっご~い!すっご~い!すっご~い!
・・・どっかん!
(竜ヶ峰)
(ナレーション)<地元の空は、高くて広かった>
<でも…何もなかった>
チリン チリン(自転車のベル)
<子供のころはこの町も冒険にあふれていた>
<いつからだろう?こんなふうになってしまったのは>
<何かを変えたかった>
<でも、飛び出す理由も勇気もなかった>
<そんなときだった…>
パソコンを手にいてる。
よっ!あぁ…。ええ~…。
電源を入れる。
あがってくる。OSが、wbunte?
♪~
おお~!
説明書を読む。
♪~
えっと~2回…2回。
カチ。カチ。
YOHOO JAOAN Ameoba Amezon.shop
<そこには、いろんな世界が広がっていた>
楽大 Lovedoor nixi
<僕の知らないとど僕が届かない世界>
<東京に引っ越した紀田君とまたやり取りもするようになった>
おお。へへっ。
<新しい知り合いもできた>
<あるとき、ふと思いついた>
<最初は単なるネタに過ぎなかった>
(ハンドルネーム「閣下」)チーム?
(ハンドルネーム「田中太郎」)そう。
(田中太郎)東京には、いろんなチームがあるって、
聞いたことがあるんです。
(GC)ネットの中でチームを作るって事?
(田中太郎)違います。本当に...
現実にある事にするんです。
(田中太郎)池袋にあるチームって設定で
ネット上にその噂を広めて...
<自分たちがダラーズのメンバーだとは名乗らない>
<いかにもよそから聞いたというふうに噂話を流し、名前を広める>
<チームのサイトも作ってみた>
<完全パスワード制。パスワードはメールやいろんな掲示板を使って流
した>
<掲示板にメンバーの書き込みも大量に用意した>
<もちろん信用しない人も多かった>
<そのうち擁護する人たちも現れて。みんな大喜びだった>
<嫌な予感はしていた…>
あれ?ダラーズのしわざ?
あっ…。
<現実の世界にダラーズを名乗る人たちが現れはじめた。それだけじゃ
ない>
<知らないうちにメンバーも増殖を続けていた>
<もうパスワードを流すことはやめていたのに
まるでどこかで誰かが。情報を流しているように…>
みなさん見てますか?
おーーーい
<怖くなったのか。一緒にダラーズをつくったみんなはいなくなってし
まった>
<僕は、それでもやめなかった>
<いや。やめられなかったんだ>
<なぜだか自分でも分からない>
<けど…>
掲示板で
(田中太郎)そんなことありません。
(田中太郎)悪い人もいるかも知れません。
でもそうでない人もいっぱいいるはずです。
(田中太郎)僕らで ダラーズを良い集団にすればいいんじゃないでしょ
うか?
悪い事をしている人達の印象を消せるくらい良い事をするとか?
うん。
カチ!
例えば?
あっ。
うん。
(田中太郎)例えば、街のゴミを拾うとかかべ壁の落書きを消すとか…
。
きれいごと
ガキ
はぁ…。
朝起きるとテレビにて
(レボーター)ということで、住民も大変不思議がっております。
こちらにあった壁の落書き。
昨日の深夜まで確かにあったそうなのですが。
このようにきれいに消えてしまいました。
大がかりな落書きだけに一人で消したとはとても思えず
近隣住民も困惑している状態に…。
(竜ヶ峰)へへっ まさかね…。
<紀田君に誘われて東京に出てきた。そこで…>
(紀田正臣)ダラーズ?
(紀田正臣)ああ。オレも詳しいことは分かんねぇんだけどよ
とにかく人数が多くて。線が一本ぶち切れたチームらしい。
カラーギャングらしいんだけど。どんな色なのかも分からねぇ。
(門田)興味本位で近づかない方がいい。
余計な詮索はよしておくことだな。
(晴子)でも。今この街最強ったらダラーズでしょ?
(紀田)で。ダラーズってさ。どんなチーム?
(滝口)う~ん。あえて言うと無色透明って感じかな。
ズルズル…(ラーメンをすする音)
ダラーズ? 知ってるぜ。
っていうか。オレ。ダラーズ。
ダラーズに入って、彼女ができました!
くだらないことを掲示板に書き込んだり…。
誰かがなんかレスしてくれるし。
サラリーマン
この年になると仕事以外の人間関係なんて出来ないしねぇ。
知ってるか!?
例の人間狩りにさらわれそうになったヤツをダラーズが助けたんだって
よ!
ダラーズ。最高~!
別に…楽しいし。いいんじゃない?
♪~
池袋の駅前の竜ヶ峰
♪~
現在
メール着信音
みんながうけとっている、知った顔のものたち。
(臨也)ふふふっ。思った以上だ。楽しいよ。
ふふふふっ。楽しいよねぇ。
携帯のメールには
今、携帯のメールを見て
いない奴が敵だ。
攻撃をせず。
ただ静かに見つめろ。
波江ら、かれらに見つめられる。不信に思う。
(波江)何っ!? なんなの?こいつら。なんなのよ!
見上げている竜ヶ峰。
♪~
(狩沢)ねえねえ。ダラーズの創始者ってどの人だろう?
アラブの石油王っぽい人いる~?
(遊馬崎)いないっすねぇ。
渡草さん、オレたちにレスくれたのって本物の創始者なんっすよねぇ?
(渡草)ああ。って話だが…。
前回に暴走した渡草
(門田)渡草!信号 赤 赤 赤! 赤~!!
あっ・・・
はっ・・・
前に女をみる。
(3人)うわぁ~!
ききぃーー!
急ブレーキ-
話をすう門田と渡草、女と。
(渡草)はあ~。だんまりかよ。ふぅ~。
(狩沢)あっ。ドタチン。ドタチン!
(門田)だから、その名前で・・・
(遊馬崎)これ、ダラーズの掲示板にレスきた。
ウォーカー
首に傷のある女の子を、
保護しやした。
心当たりの方、ご連絡を
admin
詳細を教えてください。
(カチカチ カチカチ)
(竜ヶ峰)手はずは整いました。彼女と会わせます。
そのかわり、あなたも私に協力してください。
♪~
セルティ。。。
♪~
赤い月
♪~
セルティ、女に近づく。
待っている門田と女。
三人になって。セルティ、端末をたたく。
カチャ(端末機を開く音)
名前は?
♪~
(門田)う。
(女)セルティ。
♪~
そうかというようなかんじ
携帯を身に隠して
走り出す。そして、ビルから降りる。
(波江)はっ。いない…。何をぼやぼやしているの!
さっさと捜しなさい!
はい!どけ!
どこに行った!
くそっ!
どけ!
どこだ!?
ヒヒィーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
(波江)くっ…。えっ?
ヒヒィーーン!
ヒヒィーーン!!
あっ!
おい!
(セルティ)ふっ切れた!
バイクでビルをかけおりるセルティ
(波江)えっ… 誰の声?
(セルティ)ああ。私には首がない!
私は化け物だ!多くを語る口も。相手に情熱を伝える瞳も持たない!
何か聞こえる。なんの声だ?
(セルティ)だが。それがどうした!それが、どうしたというのだ!
(静雄)セルティ…。
きゃあ~!
♪~
キキィーー!!
製薬会社の連中ところに降り立つ。
♪~
(セルティ)私は、ここにいる。確かに、ここに存在する。
なんだ!てめぇは!?
この~!
ドカッ!
こいつ!
♪~
(セルティ)目がないというのなら、我が行状のすべてを刮目して見る
がいい!
でやぁ~!
死ねえ!
(セルティ)化け物の怒りに触れた者の叫びを存分に耳にするといい!
うおぉ~~!
カン!
ヘルメットが飛ばされる。
あっ…。
あっ!
ころがるヘルメット
唖然とする人たち。
(2人)あっ… あぁ…。
(渡草)ああっ…。
上から見ている門田とセルティ。
(静雄)あぁ…。
(サイモン)あっ…。
(臨也)ふっ。
また、赤い月
あっ…。
あぁ…。
く… 首なしライダー…。
首なしライダー!
あれが…
首なしライダー!?
カシャ! カシャ!(携帯のシャメの音)
(セルティ)私はここだ。ここにいる… ここにいるのだ。
私は、すでに叫んでる…叫んでいるぞ!私は今ここに生まれた!
私の存在をこの街に刻みつけるために!
手を空にさしのべるセルティ、ビルの上には赤い月が
♪~
それを背にその場を遠ざかる竜ヶ峰
(誠二)お前が 竜ヶ峰帝人か?
(竜ヶ峰)あっ…。
はっ!
振り返ると、誠二がナイフをもって、
(誠二)セルティを… セルティを返せ~!!
ナイフで竜ヶ峰を押そう誠二。
♪~
♪~
♪~
(セルティ)そう。私はこの街で、一つの真実を発見した。
あまりにもあっけなく。あまりにもありふれたものをさが探し当てた。
たぶんあの少年もまた…。
♪~
次回 有無相生
2010-03-19 22:45
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