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デュラララ!! #10 空前絶後 の感想 [デュラララ!!]

竜ヶ崎、騒ぎ巻き込まれる。
あってしまう運命のピース。首に傷のある女。
今までことが、つながり出す。・・・なぞが解けた?
そして、セルティの正体を知ってしまう。
おもしろがって一緒に居る臨也。人間的に怖いヤツ。やりたい放題。

門田達は、例の製薬会社をはっているが、
出て来た車に、石がはじかれ、傷がついて、かっとなる渡草。
車で追っかける。暴走だ。

竜ヶ崎は、例の製薬会社の連中にやられかかるが、セルティと臨也に
助けられて。ついにやる気に。
って。なにを。パソコンをさわり出す。

(竜ヶ峰)お願いです少しの間私に協力してください。
<人とは違う生き方をしてみたかった>
(竜ヶ峰)駒は私の手の内にあります。
<だから…>
(臨也)大当たりだ。
<僕は…>

謎を解いてやると。・・・金田一なんとかのまね?

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(門田)どうしてダラーズのことなんか。聞くんだ?

(紀田正臣)お前。まさか、ダラーズに入りたいなんて思ってる?

(静雄)なんだぁ。そりゃあ~~!?

(セルティ)そもそも、なんでわたし私の首に私以外の体があるんだ!?
(新羅)出来たてホヤホヤの死体があったとか。

(臨也)楽しみだなぁ楽しみだなぁ 楽しみだなぁ!

(波江)もし、あれがけ警察の目に触れでもしたら私たちはどうなると思う?
生死は問わないわ。場合によってはそのまま処理してしまいなさい。


♪~
♪~

前回のあの場所でのこと。買い物中の竜ヶ峰
(竜ヶ峰帝人)う~ん。やっぱり、今月はちょっときついなぁ。
あとは台所のスポンジと。
(店員)ありがとうございました~。
店を出てきた竜ヶ峰
(竜ヶ峰)はぁ…。
ヒヒィーン!(コシュタ・バワーの鳴き声)
(竜ヶ峰)黒バイクだ!
くっ… はぁ はぁ はぁはぁ はぁ はぁ はぁ はぁ…。
ないているほうに走る。
(心の声)≪あの角を曲がったらいるはず≫
ドン!
首に傷がある女とぶつかる。
(竜ヶ峰)うわっ!あっ… 痛っ!
痛ててて…。あっ。
す… すみません。大丈夫ですか?
(女)あぁ…。
(竜ヶ峰)あっ。君は…。
(女)はっ!
助けて!
(竜ヶ峰)えっ? はっ…。
ええっ!?
やってく黒バイク。
(女)お願い!
(竜ヶ峰)はっ!
セルティを見て。。。。
♪~
手を取って逃げ出す。
♪~
行く手をふさぐセルティをかわして。
人混みにまぎれてにげていく二人。
(竜ヶ峰)はぁ。はぁ。はぁ。はぁ…。
♪~
また、セルティと接触。
♪~
ヒヒィーーン!
♪~
地下に逃げていく女を見るセルティ。
♪~
ヒヒィーーン!
きゃあ~!
♪~
そして、地下鉄に入っていく。
♪~
(晴子・秋絵)きゃあ~ 。黒バイ!
(秋絵)何これ!超カッケ~!
(晴子)写メるっしょ!
写メるっきゃないっしょ!
(秋絵)マジパネェんっすけど~!やっべ~!


夜、竜ヶ峰の下宿
(紀田)ほほ~う。つまり。道の角でぶつかった美女がバイクに乗った悪党に
追われており。しかも、記憶を失っており、オレが駆けつけた段階では
疲れて眠っている。
そんないろいろな意味でドリーマーな夢物語をオレに信じろと?
(竜ヶ峰)事実なんだからしかたないよ。
(紀田)これで時間が朝の遅刻ぎりぎりタイムならベターだったんだがな。
あと、その女が転校生ならマーベラス。
そのうえ、どっかの王女で、実はお前の幼なじみなら、パーフェクトだ。
あっ。今のかベタとベター掛けてることに気づいた?
(竜ヶ峰)それを、わざわざ人に言うのがいちばん寒いと思う。
はぁ… 記憶がないうえに警察はダメだって言うもんだから。
僕、どうしたらいいか分からなくてさ。
(紀田)ん~。まあ。様子見るしかねぇだろ。

帰ることにする紀田。

ガチャ

(紀田)とりあえず。明日まで待って。
それからのことは彼女の話をじっくり聞いてからだな。
(竜ヶ峰)うん。
(紀田)んじゃ。明日な。
(竜ヶ峰)うん。夜中にありがとう。

バタン

(ナレーション)<黒バイクに顔を覚えられたかもしれない>
<都市伝説と呼ばれる黒バイク>
<あれを敵に回して僕に何ができるんだろう>
<普通のことが嫌いだった>

♪~

朝、学校にて
<人とは違う生き方がしてみたかった>
<そんな気持ちから、彼女をかくまってしまったのかも>
<一つだけ紀田君の知らないことがある>
<彼女の傷のこと>
<まるでノコギリで一度首を切ってから無理やりつなぎ合わせたような…>

売店より、お知らせです。
本日のジャンボメロンパンは売り切れました。

(紀田)おう!帝人~!眠れるアパートの美女どうなった?
(竜ヶ峰)紀田君…。しぃ!しぃ~!
何よ?何よ?美女って。
オレ。そういうの反応早いよ~。
(紀田)実は~。帝人が道を曲がったら、悪漢に追われる記憶喪失の美女と
ぶつかって~。今、こいつは美女と暮らしてるってわけよん。
なんだよ 霧ヶ峰の願望かよ~。
(竜ヶ峰)あっ。いや…。竜ヶ峰…。
ああ~誰か。余った食券 買わねぇ?
(杏里)ふふっ。
はははっ…。
(紀田)なっ?誰も信じないから大丈夫だって~。
で。どうしてる?美女。
(竜ヶ峰)朝、出るときは、まだ寝てた。
(紀田)美女、爆睡だな~。
まっ。そんじゃあ本題に入ろう。
(竜ヶ峰)本題?
(紀田)このオレが4限に早弁までして。
昼休みを有効に使おうとしている理由は。ずばりこれなわけよん。
(竜ヶ峰)うっ…。
ん?「ダラーズ度予想」…。
(紀田)今。うちのクラスでちょっとしたブームなんだな。これが。
ダラーズの全貌は謎に包まれている。
そこで、学校の中で「あいつ 雰囲気がダラーズっぽくね?」ってヤツに
一票を投じるお遊び。
(竜ヶ峰)へえ~。結構票がかたまってるんだ。
(紀田)一人で何人でも投票できるからな。
(竜ヶ峰)あれ?この1ーDの滝口って人一票しか入ってない。
(紀田)気づいてくれた?その一票。誰あろうこの紀田正臣の一票。
オレ。体育でそいつのクラスと一緒なんだけど。
滝口亮は、間違いなくダラーズだと思う。うん。
(竜ヶ峰)なんで、そう思うの?
(紀田)勘。
(竜ヶ峰)ははっ…。
(紀田)ってことで~。今から確かめに行く。
(竜ヶ峰)ちょっと!

(紀田)すみませ~ん!滝口亮君、いますか~?
ん? いないよ。
(紀田)って。食堂?
さあ?屋上じゃねぇ?あいつ、昼休みはよく上行ってるみたいだから。

(紀田)亮君は上でスモーキングタイムかな?
(竜ヶ峰)や… やめた方がよくない?
怖そうな人とかいるかもしれないし。
(紀田)冗談だよ。昼休みに屋上でスモーキングなんて。
昔のベタな漫画じゃん。けど。いきなり「ダラーズですか?」なんて
聞いてもほんとのこと言ってくれないと思うし…。
(紀田)まか任せときなって。考えがある。

(紀田)え~っと…。
滝口を捜す
おおっ?
(竜ヶ峰)ス…。スモーキン…。
(紀田)ふふっ。
(紀田)お~い!滝口~!
うぃっす。
(滝口)やあ。
(紀田)おっ。へえ~。滝口って曲作るんだ。
(滝口)ん? まあな。で。どうした?なんか用か?
(紀田)聞きたいことがある。
(滝口)言ってみな。
(紀田)こほん…。あなたはダラーズですか?
(竜ヶ峰)ちょっ…。紀田君。何を!
(滝口)ああ。そうだけど。
(竜ヶ峰)ええ~っ!?
(紀田)やっぱりな~。
絶対そうだと思ったんだ。
なっ?オレの勘、百発百中~。
ん?
ああ。こいつ、オレの幼なじみ。
(竜ヶ峰)えっ?あっ。ああ… 竜ヶ峰帝人です。
(滝口)あんたが あの有名人か。
(竜ヶ峰)えっ 有名人?
(紀田)名前がな。
(竜ヶ峰)ああ…。
(滝口)食う?
ポテトを差し出す滝口
(竜ヶ峰)えっ?ああ。どうも。
(紀田)ん。サンキュー。
(竜ヶ峰)あの~。滝口君。
(滝口)ん~?
(竜ヶ峰)どうして、ダラーズに入ったの?
(滝口)あっ?
う~ん…そう改めて、理由を聞かれると困っちゃうなぁ。
半年くらい前かな。知らないヤツから誘いのメールが来てさあ。
ダラーズには、なんのルールも拘束もないっていうんだ。
最初は、そんなチームあるわけねぇって思ったんだけど。
でも、もし、ほんとにあるならおもしろいかなって。
オレさ。誰かに命令するのも、されるのも好きじゃねぇんだ。
(紀田)で、ダラーズってさ。どんなチーム?
(滝口)う~ん。あえて言うと無色透明って感じかな。
(竜ヶ峰)無色透明…。
(滝口)ああ。黄布賊とかブルースクウェアみたいに同じ色の群れを増やして
勢力を競い合うってこともないしな。
(竜ヶ峰)ブルースクウェアって?
(滝口)オレが、中学のとき全盛だったカラーギャング。
オレも、よく知らないけど。なんか事件を起こして壊滅したらしい。
(竜ヶ峰)紀田君?
(紀田)あっ!ああ~。じゃあ。滝口はダラーズが気に入ってんだ?
(滝口)ああ。
(竜ヶ峰)ほかのメンバーとかにも会うの?
(滝口)メンバーっつっても、ハンドルしか分かんねぇしな。
けど、何人かには会ったぜ。バイト先とか街とかで。
偶然だけど。なんとなくっぽいなって思ったらそうって感じかな。
(竜ヶ峰)例えば、どんな人?
(滝口)それは、そいつのことだから。
聞いてみろよ。オレに聞いたみたいに。
大抵答えると思うぜ。
(竜ヶ峰)ふふっ。
昼がおまる鐘
(滝口)ああ、やべえ。
(紀田)ふふん。おっ先~!
(竜ヶ峰)ああっ!


授業が始まる前に戻ってくる。
<僕は、滝口君が本物のダラーズだと分かったときから
 誰にも言わずにおこうと思っていた>
<そういうことで騒がれるのは滝口君もきっと嫌だろうと思う>
<聞いた人だけが知ってればいいと思った>

起立。
礼。



(生徒)以上で代表委員会を終わります。
(竜ヶ峰)紀田君。風紀委員の方まだやってるかな?
(杏里)う~ん。たぶん、もうすぐ終わるんじゃないでしょうか。
(2人)あはははっ。はははっ。
ふふふっ。待ってよ。

<矢霧誠二君のストーカーだった張間美香さんは
 入学の前日から失踪したままだった>

(竜ヶ峰)その後張間さんのこと、何か分かった?
(杏里)いえ。何も…。

竜ヶ峰~!
ん?

紀田が先に帰ってくれってよ~!

(竜ヶ峰)ええ~。紀田君。どうかしたの?

なんかさ。風紀委員会で大激論をく繰り広げてるらしいぜ。
それじゃあな~!

(竜ヶ峰)あぁ…。
えっと…。じゃあ。行こっか。
(杏里)はい。

ふたりをうらめしそに見ているセクハラ教師

♪~

(竜ヶ峰)ああ~紀田君。何を激論してるんだろうね。
あっ。やっぱり服とか髪とかかな。


窓から、竜ヶ峰に伝言する紀田。
(紀田)帝人~!
美女の話。よ~く聞くんだぞ~!
今度。オレのことも紹介しろよ~!
びしっ!じゃあね!

(竜ヶ峰)あぁ… ええ~…
ビ… ビジョウさんって
「露西亜寿し」で会ったフランスの人で…
えっと
は… は… 鼻…鼻に ピアスをして~
紀田君は、きっと鼻ピアスについて激論してるんだね~。
ははっ。ははっ。はははっ…。
・・・おおごまかし。
(杏里)私、本当はずっと前から、竜ヶ峰さんのこと知ってたんですよ。
(竜ヶ峰)えっ?
(杏里)入学届を出すときに受付に名前をチェックする一覧表みたいなのがあって
そこで格好いい名前だなって思ってたら、ちょうどそこにチェックした人がいて。
そうしたら、その人と一緒にクラス委員をやることに…。
≪ちょっと待った。これって張間美香さんと矢霧誠二君のにパターンに似てない?≫
≪まずいよ。ストーカーなんて≫
≪いや、こんなかわいい子ならありなのか?≫
≪いや。待て待て。なしだろう≫
≪下手すれば…≫
妄想がはじまる竜ヶ峰
≪さ… さささ… 刺される!?≫
≪あっ。いや放火されるかもしれないし≫
≪待て待て。家族を人質に取られたら…≫
≪でも、いい性格だったらストーカーでもいいんじゃ…≫
≪いや、待て。ストーカーする時点で性格よくないし!≫
(杏里)冗談ですよ。
(竜ヶ峰)えっ?
(杏里)私みたいなのに付きまとわれたら、迷惑ですよね。
(竜ヶ峰)ええっ。いや…。
(杏里)安心してください。
私は、ストーカーじゃないですから。
(竜ヶ峰)ああっ… あっ。いや。その…ごめん。
(杏里)えっ?あっ。いやからかったのは、私なんですから謝らないでください。
(杏里)あの…。
(竜ヶ峰)いや…。
あ。その…こ…これからもよろしく。
(杏里)あっ。私の方こそよろしく。
(2人)ふふふっ。


校門前でまっているヤンキー男女。
(陽子)んん? ああ~~!
(2人)はっ。
(陽子)タケシ!こいつだよ!こいつ!
(タケシ)あぁ~ん?
≪誰だろう? 「こいつ」って。僕じゃないよね?≫
♪~
手が竜ヶ峰が先を指し示す。
(陽子)お前だよ!お前!何、シカトしてんだよ!
(竜ヶ峰)えっ?あ… あの~どちらさまでしょうか?
(陽子)お前の知り合いのお陰で私は新しい携帯を買ったんだ!
(竜ヶ峰)え~っと。ちょっと意味がよく分かりませんが…。
はっ。
♪~
思い出す竜ヶ峰。臨也が、携帯をふっみこわしたことを。
♪~
(竜ヶ峰)はぁ~…。  顔が真っ青。とんでもない知り合い?
(タケシ)おめぇ。オレの彼女の携帯ぶっ壊したヤツのダチなんだってなぁ?
(竜ヶ峰)いや…友達というほどの間柄では…。
(ダケシ)じゃあ、なんだよ?親か?連帯保証人か?
(竜ヶ峰)そ… その推理には偏りがあるかと。
(タケシ)あぁ~ん!?お前、オレに 説教する気か?ああ~!?てんめぇ。
上下関係ってものを教えて… ああ!?
(竜ヶ峰)はっ。
後ろに黒バイクの人がいる。回し蹴りをくらうヤンキー
ドカッ!
(タケシ)うがっ!
(臨也)よっと!
その上にのる臨也。
(2人)はっ。
(臨也)ははははっ。ははははっ!
(タケシ)うげっ!うげっ!うげっ!
・・・臨也。うれしそう。楽しいね。
(臨也)ふふっ。ふふふっ。
オレが女の子を殴る趣味がないからって
なんて殊勝なんだろう。彼女にしたいけど…ごめん。
君タイプじゃないから帰れ!
(陽子)うっ…うわ~ん。ひどいよ~!
泣いて帰る陽子
(臨也)まったね~。
さて。竜ヶ峰帝人君。オレは君に会いたくて、校門の所に隠れて待ってたんだ。
(竜ヶ峰)あっ。
(臨也)ちょっと用があってね。ところでさなんで黒バイクがいるの?
(竜ヶ峰)えっ… ええっ? はっ。
≪彼女を捜してるんだ≫
(竜ヶ峰)ああ~ 忘れてた~!
す… すみません。今日はちょっと急ぐので。
じゃあ。園原さん。僕は、これで。
(杏里)えっ?

帰る竜ヶ峰。
後を追う臨也と黒バイク。
(臨也)ブルン。ブルン。ブルルル~ン。
ブルン。ブルン。ブルン。ブルン…
ブルルルル~ン。
・・・ご機嫌な臨也。
(竜ヶ峰)
≪シュールすぎる≫
≪でも。このままじゃ間違いなく。この人たちは家まで ついてくる。
 そしたら…≫
(竜ヶ峰)あ… あの… その~
用件があるなら、ここで伺いますが。
携帯がなる臨也。
(臨也)オレの用は、黒バイクのがす済んでからでいいや。
ピッ(操作音)
(臨也)もしも~し。ああ~いつも お世話になっております。
電話で離れる臨也
(竜ヶ峰)お… お聞きしたいことがあります。あっ。
(セルティ)なんだ?
≪意思の疎通ができるんだ≫
(竜ヶ峰)あの…。あなたは何者なんですか?
♪~

行方不明になった親戚の
娘を探しているんだ。
昨日見つけたが、娘はなぜか
逃げてしまった

≪う… うそが下手すぎる≫
・・・ぴくぴくする帝人
(竜ヶ峰)す… すみません信じられないです。
(セルティ)あぁ…。
君は、私のことをどれだけ知っている?
(竜ヶ峰)あの…あなたは、都市伝説の一種で。
エンジン音がしないヘッドライトのないバイクに乗っています。
それで…
あなたには首がないと。
(セルティ)君は、それを信じているのか?
(竜ヶ峰)あの… 見せてくれませんか?そのヘルメットの中を。
(セルティ)えっ?
<自分でも、そんなことが聞けるなんて。思ってもいなかった>
(セルティ)絶対に、悲鳴を上げたりしないか?
<でも。もうずっと以前から
 こんなふうな瞬間が来るのを待っていたような気がした>
(竜ヶ峰)はっ。あぁ…。
・・・なにもないヘルメットの中。
<そのときの気持ちをなんて言えばいいのか今も分からない>
<僕は、胸の中で、ただああ…。やっぱり。やっぱりとく繰り返していた>
(竜ヶ峰)あ… ありがとうございます。

おもしがって見ている臨也。
♪~

<その後、伝説の黒バイクは昨日あの人を追っていた本当の理由を話してくれた>
<自分が、セルティという名のデュラハンであること>
<奪われた首を追って日本に来たこと>
<首に縫い目のある人がセルティさんの顔と瓜二つなこと>
<普通なら、何もかも信じられないような話だけど
 僕は、不思議とその言葉はすべて真実だと思えた>
(セルティ)君は、あの子の友達なのか?
(竜ヶ峰)いえ。僕も昨日知り合ったばかりなんです。
いろいろ聞いたんですけど。彼女記憶を失ってるみたいで。
あっ。セルティさん?
(セルティ)その子に、会わせてもらえないか?
(竜ヶ峰)たぶん。いきなり追いかけられたせいだと思いますけど
彼女はセルティさんのことを怖がっています。
(セルティ)私はどうしてもあの子に会いたい。
なんとかして誤解を解いてもらえないか?
(竜ヶ峰)はあ。分かりました。


牛乳を飲んでいる男
(渡草)ぷは~!ふっ…
昼はフルーツ牛乳に限るぜ。
(遊馬崎)やっぱ。オレ、この展開はビリビリヒロイン化の兆しだと思うんっすよね~!
(狩沢)いやいやいや。むしろヒロインは姫神で決まりっしょ!
ピシッコン
製薬会社から出てきた車が、タイヤで石をはじいて、彼らの車にあたる。
傷がつく車
キュルルルル!  車を発進だ。
(門田)うっ!
(渡草)≪くっそ…なめてんじゃねぇぜ≫
キュルルルル!
(狩沢)うわぁ~!
ドォーン!
(門田)何やってんだ。お前!
(渡草)あの野郎、小石を…。
(門田)へっ?
(渡草)小石をぶつけやがった~!!
キュルルルル!
(門田)落ち着け。渡草!
(渡草)許さねぇぞ!あの野郎~!
(門田)うわっ!信号、赤、赤!赤~!!
キキィーー!(ブレーキ音)


(竜ヶ峰)ここで、少し待っててください。僕が彼女に事情を説明します。
先にセルティさんの姿を見られて、僕が裏切り者だと思われるのは嫌ですから。
(セルティ)了解した。
(臨也)結構 慎重な坊やじゃないか。

ガチャ・・・家の中に入る。
(竜ヶ峰)あっ… あれ?
彼女がいなくなっている。
ガン!
(竜ヶ峰)うわっ!

石をバイクに当てる臨也
コン
(臨也)オレ、あんたの名前初めて聞いたよ。
外国人だとは思わなかったなぁ。
(セルティ)≪うそつけ≫
(セルティ)こんど、私の馬に石をなげたらただではおかないぞ。
(臨也)へえ~ 馬なんだ~ それ。
それにしてもさ。ちょっと遅すぎないかなぁ? 彼。
家の前に清掃会社の車が
(セルティ)≪こんなボロアパートに清掃業者?≫
(セルティ)≪まさか!≫

(竜ヶ峰)うっ…。
だからよ。にいさんが、かくまったっつう女がどこ行ったのか
それが知りたいわけよ。
布団にあったこの髪の毛。女のもんだよなぁ?
(竜ヶ峰)ほ… ほんとに知らないんです。
か… 勘弁… 勘弁してください…。
お前には顔、見られちまったしなぁ。
この場で始末してやってもいいんだぜ。
(竜ヶ峰)ひっ!
カンカンカン…(足音)
はっ。おい!誰か来るぞ。
(臨也)よっ!ガン!
(竜ヶ峰)た… た…助かった。

車で逃げる男達
ブロロロ… ブォーー!

(臨也)追いかけなくていい。出どころは分かってる。
バンに見覚えがある。あれは、たぶん「矢霧製薬」の連中だな。
(竜ヶ峰)矢霧… 製薬?
(臨也)そっ。最近落ち目で外資系に吸収される寸前のでく会社。

≪いなくなった首の女≫
≪デュラハン≫
≪行方不明≫
≪張間美香≫
≪矢霧誠二≫
≪人買い≫
≪そして、ダラーズ≫
(竜ヶ峰)くっ!
カチッ
パソコンでネットにつなげる。
♪~
(セルティ)≪何を始める気だ?≫

<普通のことが嫌だった>

(臨也)正直疑い半分だったんだが。

カチ!

(竜ヶ峰)お願いです少しの間私に協力してください。
<人とは違う生き方をしてみたかった>
(竜ヶ峰)駒は私の手の内にあります。
<だから…>
(臨也)大当たりだ。
<僕は…>

・・・ネットオタクの竜ヶ峰

♪~
♪~
♪~

普通のことが嫌だった。
人とは違う生き方がしてみたかった。
たった、それだけのことが
こんなに大勢の人たちの運命にかかわってくるなんて。

次回 疾風怒濤
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