SSブログ

Phantom #23  決断  の感想 [Phantom]

キャル、藤枝美緒を誘拐する。
そして、人質にする。
リズィは、キャル(ファントム)に殺される。

志賀に言い寄られるが、サイス、なんとかするという
手前勝手、あなたのシナリオでしょうが。
あなたは、どこまで人をもてあそぶ。

キャルは、美緒に全ての秘密を話す。残酷だ。
キャルは、自分は弟子で元恋人(嘘でしょう)、銃の手ほどきを
受けた。玲二は、殺し屋!

キャルは、玲二に急に消えるなよ。脅迫をする。
消えたら。。。


玲二、ある意味で、3人の女性に思いを寄せられている。
1人は狂っているが。ジゴロ?女難の相。

--------------------------------------------------------

学校
美緒は、掃除をしている玲二を見かける。
彼は外を見ている。
早苗「これ、さぼんな。転校生。お掃除」
玲二「う。あ」


早苗達。美緒もいっしょ。
早苗「変なやつよ。どこ見たんだか?
 ときどきぼーと停止しちゃてるし。」
「なんか天然だよねえ。彼」
美緒「お」

美緒。玲二と江連の2人を見かける。
雨が上がって、虹が出ている。
「ラッキー。雨あがてんじゃん。」
「きれいね。気づかないところだったわ。」
美緒それを後ろから見ている。
玲二「あたり前の景色だからなあ。
  案外そういうもんだよ。」
美緒、見ていて「うん」と。


教会にて
江連「船の出航は、月曜の夜中。
 夕方までには、小樽で迎えの人間と合流しておく
 必要がある。」
玲二「ここでの生活もあと五日か。
   このままおとなしく行かしてくれればいいが。」
江連「どうかしらね?」

江連とキャルは銃を向けあったことを回想

江連「気を抜かない方がいいわ。」
玲二「あとをみごしたくはない。
  なにも残さず。煙のように消えることができれば。
  それで。」
江連はうなずく。
教会での2人


サイスのアジト
リズィ「サイス!」
サイス「何事ですか。ミス・ガーランド。
 ファントムはどうした?
 てめえ、またなんか企んでいるんじゃないだろうなあ。」
サイス「ファントム。今日はてっきりあなたに音もしている
 ともばかりに思っていましたが。」
リズィ「姿が見えねえ。くそ!ちょっと目を離した隙に!」
サイス「今日に始まったことじゃないでしょう。
 また、夜でもなれば。」
リズィ「武器が消えている。ごっそりとな。」
サイス「ほう、それは危ういですなあ。
   なにをすでかすつもりなのか。」
リズィ「う。うん。
  まあ。いい。行きそうな所なら見当が付く。
  マグワイアとミスター・志賀に連絡を。
  あたしは、すぐにファントムを追う。」
リズィ、部屋を見てる。それを見ているサイス。
サイス「賽は投げられた。か。ふん。」


駐車場でのリズィ
キャルのことを思い出す。

サイスとリズイ
リズィ「がきもいいとろじゃあねえか。正気かよ。あんた。」
サイス「わたしは、ツヴァイがやり残したことを引き継いだまで
  ですよ。」
リズィ「けどよお。」
キャルは、銃を撃つ。標的の頭部に見事命中する。
リズィ、それを見て。「う」

大人に豹変したキャル。リズィと対面する。
リズィ「ドライ」
キャル「そ。今日から、それがわたしの名前。
  よろしく。先輩。せいぜい当てにしているよ。」
「う」
「なあ。あんたは、逃げたりしないよなあ。」
「あ」

車で移動中リズィ
「まったく。子守なんて、がらじゃあねえんだよ。」


夕方の街
玲二「この間はごめん。驚かしちゃったよなあ。」
美緒「あ。いえ」
美緒。玲二がキャルに殴られるのを見ていた。
玲二「向こうにいるとき、ちょっとね。
  まさか。追っかけて来たわけじゃあないんだけど。
  いきなり、ぐだとは思わなかった。」
美緒「ああ」
夕日を見つめる2人。
美緒、気がついて、玲二を見つめる。「ああ」
玲二「でも、彼女には、もう一度会えてよかったよ。」
「ああ」
「殴られたけど。ちゃんと話し合えたと思うし。
 だから、この話はもうおしまいだ。」
「う。あ、はい。」
玲二「今度。埋め合わせするよ。
   また。映画にも行こう。じゃあ。」
美緒「さようなら。」
玲二「ああ」
2人、別れる。


美緒は、家に帰る。
家はしまっている。
「あれえ?なんで?そうか。
 お母さん。今日は、帰らないんだっけ。」
美緒、家の玄関に。
家の敷地には、死体が。警護のものが、殺されている。
そこへ、キャルのバイクがやってくる。
美緒「あ」
キャル「よお。はじめてじゃあないんだし。
 そんなに警戒するなよ。」
美緒「どうして、こんな所に。」
キャル「あんたさあ。ゴドウの御姫さんなんだろう。」
美緒「え、ゴドウ?おじさまのことですか。」
キャル「おじさま。ねえ。ま、いいや。
  面倒くさい説明は後回しだ。」
美緒「あの?」
キャルは、美緒に銃を向ける。
「あ」
「この国じゃあ。見慣れないかも知れないけど。本物だからね。
 乗りま。」
「え」
「教えてやるよ。あんたが、大好きな玲二の秘密を。」


美緒を後ろに乗せてバイクを走らせるキャル。誘拐。
美緒を気遣うつもりはないキャル。
スピードを出す。
トラックを猛スピードで回避する。
恐怖を感じる美緒。
キャルは、心で笑っている。・・・狂っている。
街を疾走するキャル。
美緒はしがみつくだけ。
前に車が待っていて、キャルは急停車する。
目をつぶる美緒。

目を開けると。
目の前に車と、女性が。
キャルは、メットを外す。
キャルとリズィが目を合わす。
リズィ「来る頃だと思っていたよ。ファントム。」
キャル「ふん」不敵にわらう彼女。


美緒は、バイクと手錠でも繋がれる。
キャル「ちょっと待ってな。」
美緒「え?」
キャル「ちょうどいいや、あんたに伝える話もあたんでね。」
「キャル」
「ゲームは続行だあ。誰もツヴァイ達には手を出すな!
 それが守れねえてんなら、お姫様は、あたしが殺す。」
キャル、美緒を後ろ目で見る。
美緒「あ、はあ。」
リズィ「う」
キャル「もう、誰にも。邪魔はさせない。
    あたしの獲物に手を出すな。」
リズィ「どこまでバカをやりゃあ気が済むんだい。」
「あ。はあ」
「そんなにツヴァイが憎いのか?」
「わかりきったことを、聞くんじゃないよ!」
「裏切り者も、かたぎに手を出す野郎も、あたしは絶対に
 許さない。」
銃をキャルに向けるリズィ。
美緒「ああ。」
リズィ「越えちゃならない一線ってのがあるんだよ。」
リズィ、黙っている。
リズィ「目えさませ。キャル。ここを越えたら、お前。
 落ちるところまで、落ちるんだぜ。」
リズィとキャルとえ映る。
キャル「ふうん。前から不思議だったんだけど。
  リズィ、なんであんた、あたしにそんなに親切なんだい。」
リズィ「お前を殺し屋にしたくなかった。
    あたしも、ツヴァイも。そう思っていた。」
キャル「勝手なんだなあ。みんな。
   あたしは、ファントムだ。それに文句あるてんなら、
   止めてみなよ。今、ここで。」
キャル、例のごとく懐中時計のオルゴールを鳴らす。
銃を向けるリズィ。
見ている美緒。
キャル「曲が終わったら、あたしもぬく。
  それまでに撃てないなら、あんた本物のあまちゃんだ。
  ここで死んで当然なくらいのな。」
キャル、時間を与える。
鳴り続けるオルゴール。
「ふ」キャル
リズィは、撃たない。

リズィの回想。
キャルが銃を手に持つ。
クロウディアが、海岸を走る姿。
キャルが銃を持つ姿。
クロウディアが、死んだ弟を抱きしめる姿・・・これは回想?

銃を向けるリズィ「キャル」
「おお」
「わたしは、あんたを撃ちたくない。」
笑うキャル。

オルゴールが鳴る間、2人が交互にうつされる。

曲の最後の方で、リズィが拳銃のトリガーにかける指を
外側に外す。・・・撃たないつもり。

曲が終わる寸前。キャルは構える。
キャル「ふん」
リズィ「キャル!」
銃声がこだまする。

カッチと懐中時計のふたをするキャル。
リズィは、倒れる。
キャル「なんで、撃てなくなっちまったのさあ。あんた。」

キャルは、バイクを走らせる。

横たわるリズィ。
「なんで、打てないかって。」

リズィの回想
銃が並べられている。
クロウ「そんな思いやつでいいの?」
「ああ、お手軽に撃ったりしたくないからなあ。」
「うん」

「なのに、こいつが。こいつが。」
銃を握りしめるリズィ。
「ああ、どんどん重たくなっちまって。
 重すぎんだよ。」
手から落ちる拳銃。
満月が見える。・・・粋な演出。サイスの計算通り。
「クロウ」


今は、誰も住んでいない洋館
拉致られた美緒。ひもで繋がれる美緒。
キャルは、食料を持ってくる。
美緒は、キャルを見る。
キャル「3,4日は、このままだろうから、
    考えて食いなよ。」
置き去りにするつもり。
美緒「どうして、事情は、話して下さい。
  どうしてこんな。人を殺してまで」
キャル、後ろみで美緒を見る。
「うん」
美緒の携帯を見せる。
美緒「あたしの。」
キャルは、携帯電話を操作する。
「ああ。こいつが一番最近連絡を取った友達だね。
 この漢字 れいじ って読むんだろう。」
美緒「あなたは、玲二さんの何なんです。」
キャル「元弟子。元恋人。」
美緒、キャルを見る「嘘?」
キャル、美緒に近づいて
「なんでそう思う。あんたが、あの男について、なにを
 知っているっていうんだい。」
「あ」
「ついでに言うとね。こいつ(銃)の扱いも、玲二に習った。」
美緒「へ」
キャル「あいつ、アメリカで何やってたんだと思う。
    殺し屋さあ。それもとびきり一流の。
    あいつ1人で何人殺しているか知れたもんじゃない。」
美緒「そんなあ。」
キャル「あんたは、騙されていたんだよ。」
美緒「ああ」
キャル「2年前、ゴドウダイスケてやつが、ロスで死んだ。
  確か、あんたの叔父だった話だったなあ。」
美緒「どうして、あなたがそんなことを!」
キャル「知ってるんだよ。あんたより、くわしくなあ。
 ゴドウダイスケがギャングの一員だったことも。」
美緒「ああ」
キャル「あんたの叔父だったことはでたらめで、
   実は腹違いの兄だってことも。全部している、」
美緒「あ。うそです。」
キャル「なんだよ。ギャング一家の娘っこていう境遇は
  不服か?衝撃の事実はこれだけじゃない。
  ゴドウダイスケの死因は、事故じゃなかった。
  あんたの愛しの玲二が殺したようなもん。」
美緒「いい加減なことをいわないでください。う」
キャルは、美緒のこめかみに銃を向ける。
キャル「信じようが、信じまいが。ま、好きにすればいい。
  だが、そのうち、あんたをめぐって、血みどろの
  殺しあいがおっぱじまる。うん。
  そうなったら、今の話を思い出しな。
  なにもかもすじが通るから。」
美緒「あなたの目的は、何なんです?」
キャル「殺しあい。玲二と殺し合うのさ。」
美緒「そんなあ。」
キャル「夜が明ける。さあ、はじめようじゃあないか。」


玲二のアパート
電話が鳴る。
玲二、美緒からの電話と判断する。
取って見ると
「もしもし」
キャル「悪いが美緒じゃないよ。」
「う。美緒はどうした?」
「安心しなよ。この子を同行するつもりはない。」
江連がそばで聞いている。
とらわれの美緒。
「逃げる準備で忙しいのに、人質の世話までするのは、
 荷が重いだろうと思ってね。引き継いでやったんだよ。」
玲二「狙いは、俺1人のはずじゃなかったのか。
   美緒は、なんの関係も。」
キャル「戻りたかったんだろう。気質に。」
美緒に聞かせるように電話をするキャル。


志賀「な。ああ」
美緒の家で舎弟が殺されている。


キャル「望みどおり、あんたの暮らしを守ってやるよ。
  ゴドウ組にも、インフェルノにも手出しはさせねえ。
  おとなしく学校に通っている限り、あんたは安泰さ。
  ただし、いきなりどろんてもなしだ。
  どこに逃げるきが知らないが。
  あたしの目の届かないところに行ってみなあ。
  美緒は、あの世で兄貴とご対面だ。
  覚えときな。わたしは、いっつもあんたを見ている。」
玲二「う」
キャル「今後は、逃げられないんだよ。
    今度は。」
電話が切られる。


玲二に、江連が話しかける。
「まさか、インフェルノに逆らってまで。」
携帯をおく玲二
「それほど憎まれているのさ。俺は。」
「ここは、別行動をとるべきね。」
「別行動?」


サイス
銃がテーブルに置いてある。
せわしくノックされる。
サイス、あけると案のじょう、志賀だった。
「これは、これは。」
志賀に胸元をとられるサイス。
「藤枝美緒をファントムがさらったそうじゃないか。
 どこまで好き勝手にやらせておくつもりだあ!ああ。」
「すが、情報が早い。」
「ふざけるな。これもお前の思惑通りなんだろうが。」
・・・その通りです。これは、愛憎劇です。
「滅相もない。」
「あの娘は、兄貴の形見なんだよ。
 てめらのおもちゃじゃねえ。」
「ことは、インフェルノの沽券に関わります。
 わたしは、藤枝美緒さんの保護に死力を尽くす所存です
 とも。」・・・ひょっとして棒読み。


銃を手にする江連。
「わたしは、もどって。ドライを探すわ。
 あなたは、指図通りにおとなしくしていて。
 わたしが、ドライを撃って。美緒を助け出す。」
玲二「だが、こっちは見張られているんだ。
  刺激するようなマネをしたら、美緒の身が。」
江連「わたし1人が消えても、ドライは美緒を手にかけること
  はしないわ。」
玲二「どうして、そう言い切れる。」
江連「彼女の狙いは、あくまであなたなのよ。」
玲二「しかし」
江連「まだ、追い詰められたわけじゃない。
   感情を抑えて。それができない方が、
   死ぬのよ。」
江連、あらぬ方を見る。


サイス、身を正す。
「ご安心下さい。ミスター・志賀。
 すでにわたしが所有するスタッフも召喚しました、
 完璧に訓練され、統制された究極の兵士です。
 感情を越えた冷徹な意志。
 それこそが、あらゆる因果に決着をつけてくれることで
 しょう。」
テーブルの拳銃に。。。
志賀「うう」
拳銃のアップ・・・ここで撃っちまえのメッセージか?
サイス「必ずや満足の結果をご覧にいれましょう。
    彼女たちに失敗はありません。」

・・・グリードなら、
    ありえないということは、ありえるんだよ。
   というだろう。

   劇を指揮するサイスを殺せば、終劇だあ。
   志賀、こんな裏切り者さっさとしろ。
   間違えて手が滑りましたといって。
タグ:決断
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0