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Phantom #21  憤怒  の感想 [Phantom]

キャル、前回に現れる。・・・日本でのミッションのため。
ゴドウ組の対抗組織の中国マフィアの抹殺をする。
リズィも来ていたが、彼女の部下の出る幕なく。
あっさりに殺しをやってのける
でも、あらあらしいので、志賀に怒られる。
サイスは、ファントムを継いだわけではないので、
ツヴァイと戦って、勝たなければ、本当のファントムになれない。


次の朝、玲二は通常の日常。
もてぎに誘われて、学食に行くと
早苗と美緒、江連が待っていた。
昨日のデートのことで話。

そこへ、江連に伝言の手紙。
彼女は、出て行く。
それを追う玲二「悪い虫がついたら困るから」

探しているときにサイス・マスターに出会う。
お前は、失敗だが、感情をコントロールしている、
アインは、。。。
お前の残してくれたものは、逸材だった。ドライだ。
怒りを育て、増幅しただけだ。
行きすぎるところがあるが、一目をさけることは、
できるようだ。

玲二、気がついて、教会に向かう。

アイン(江連)とドライ(キャル)が対峙する。
今日、ファントムと、二人の対決が始まる。
・・・玲二が約束を守らなかった怒っている。
   逆恨みだあ。行動するには、十分の理由。
   人と人は誤解の連続。わかり合えない。

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教会
玲二、キャルにあったことを思う。
与えた懐中時計、変わった彼女。
。。。生きていたのか。キャル・ディヴェンス。
江連が来る。「なにが。あったの?」
「亡霊を見た。」
江連は、なにという顔。
「俺が守ると誓って。帰ってくると約束して。
 なのにほとりぼっちで殺された。
 ずっとそう思っていた、」
「違ったのね。」
「昨日の狙撃は。彼女だ!」
「そう」江連、目を閉じる。
「キャルは、スナイパーとして、インフェルノに。」


バイクに乗っているキャル。


中華街
香林という店で
「ファン老師。記念すべきあなたの誕生日に、義兄弟のちぎりを
 結んでいた妥結とは、シュウ。チェンファ。
 望外のしあわせです。」
「シュウ。謙遜するな。西日本で築き上げたお前の功績を
 讃えるには、遅すぎたくらいだ。」
「遠くないうちに、関東もわれらの掌中に収まることでしょう。」
「うははは。頼もしいな。
 弟よ。我らの前途に乾杯しよう。」


それを聞いているリズィら。
「ゴドウ組の依頼は対立するチャイニーズマフィアのトップ
 シュウを消すことだよなあ。」
サイス「ないか問題でも。」
「ファンているじじいも標的にする必要もあるのか?」
サイス「インフェルノと対立している組織に
  肩入れしている人物です。」
「ファンは、インフェルのから追い出されたあんたの世話を
 焼いていたらしいなあ。」
「彼は、知りすぎている。」
「う、仁義はなしか。」
「あなたは、それを貫けばいい。
 わたしは違うそれだけの事です。」
「う」
・・・すべてが、ばれると、サイスもまた都合がわるいと言うこと。
   どれだけ、組織のものを殺していたか!

部下から状況報告。配置についた。
リズィ「そのまま、待て。
    ファントムはどうした。」
「さあ。」・・・とぼけるオヤジ。
「もともとあいつは、この作戦に乗り気じゃあなかった。
 抜きでやる。いいな!」
「確かに、彼女向きではないかも知れませんね。
 援護のみというのは。」

部下に作戦の指示を出すリズィ。
計画取りに進めることに。

サイス「彼らが、ファンとシュウをあぶり出すまで、
  3分といったところですか。」
「不服かい?」
「どんでもない。ですが、彼女なら、10秒でやれるということ
 です。」
「10秒。」
外でバイクの音。
リズィ「あ。う、あいつ」
・・・計画がぶちこわしだあ。
キャルは、直接玄関を襲撃する。
そして、バイクのまま、店に入っていく。
・・・これは、だめだよなあ。日本では。
「なあ」動揺するチャーニーズ

リズィ「きさま。」
サイス「ふん」お手上げというボーズ。

店の中は騒然としている。
中国人が銃で様子をうかがう。
3103030
キャル、いきなり立ち上がり、彼らを狙撃し出す。
派手な銃撃戦が始まる。
ひらりと一瞬で移動するキャル。・・・ミラクル!
二人を同時に撃つキャル。・・・これはよかったのか?
かっこをつけるキャル。

リズィ。怒っている。
「くそう、なんてことをしやがる。」
サイス「もっとも効率的かつ合理的な方法だと思いますが、」
「ここは、日本だぞ。こんなおおごとにして。」
・・・アメリカ方式は通じない。
「日本でもアメリカでも同じですよ。
 人の命の重さは。」

ファン老師とシュウが逃げている。
「一体誰がこんな大胆な襲撃を!」
「心当たりが一つある。」
そこへキャルが近づく。
振り返る2人。
キャルが見えないが、シュウは銃を撃つ。安心する彼。
銃で撃ち返される。
キャルは、余裕の顔。
老師「え、貴様は、サイスの!
   あの男を助けたのは、他でもないわたしだぞ。
   恩を字で返すというのか?」
キャル「恩。どういう意味だっけ。」
といって老師を撃ち殺すキャル。
「あ。ふぁん老師」
銃を向ける。
「へへ。いい根性しているね。まだ、勝負捨てないんだ。
 気に入ったよ。付き合おうじゃん。
 あんた。ゲームは好きか?」
「ああ」
キャル、懐中時計のメロディをならす。
「あ」
「曲が終わたら、撃ちな。」
「なめやがって、どこの組織のものだとしても、
 こんなことをして、ただで済むと思うな!」
「そうか。あんた、知らないんだ。」
「うう」
「ファントム」
「あ」
「あんたもこっちの人間なら、名前ぐらいは聞いたことあるよね。
 そう。それが、あたしさあ。
 あたしに勝てたら、世界中があんたにひれ伏すよ。」
鳴り続けるメロディ。
「うう」
鳴り終わって、撃ちあう2人。
シュウは、撃ち殺される。
「次に生まれてくるときは、ちっとは仕事を選びな。
 アディオス・チャイニーズ。」銃を落とす。
その場をさて行く。


玲二「きっかけは俺が作った。
 人の殺し方を教え。裏の世界へ導いて」
江連、外を見ている。
「あの子の人生をむちゃくちゃにした。
 俺がこの手で。」
江連「逃亡の手はずは、時期整うわ。
 それまでは。」
「ああ、わかっている。」
江連、玲二をちらっと見る。そして、カーテンを閉める。


ビルの一室にて
キャル、シャワーを浴びている。
サイス「昨日はどこに行っていた?」
「ちょっと知った顔を尋ねにね。」
「接触したのか、ツヴァイと。」
「あんたの知ったこっちゃじゃない。
 連中は、わたしの流儀で狩る。」
タオルをかけられるサイス。
「なるほど。」
キャル、外を見ている。
「次はあんたの番だよ。玲二。ふぅ」
・・・出たああ。逆恨み。
   全ての事実を知ったら、サイスが悪いんだよねえ。
   自分のための敵味方見境なしに殺している。
   ばれたら、袋だたきに遭うね。ねえ、サイス。


次の朝学校。
玲二、学校に通う。
校門で立ち止まる。昨日のことを思い出す。
3103031
美緒「あのう。」
「あ。あ」
「おはよう。」
2人で登校。
「玲二さん。昨日は、帰るのは早かったんですねえ。」
「ええ」
「ああ。あの。放課後、早苗に会いに行ったら、
 玲二さん、もういなかったから。」
「ああ、ちょっと用事でさあ。」
「別に詮索しているわけはなくて。」
「ふ。そんなこと思ってないよ。」
「あ。はい。」
美緒「あ」雪が降ってきたことに気がつく。立ち止まる。
「う。雪?」
「本当。天気予報では言ってなかったのに。きれい。ですね。」
「ああ」
手に落ちるのを見る玲二。はかなくとける雪。
美緒は、その玲二の顔を伺う。
ちょっと違う彼の一面をみて、喜んでいる。


インフェルノのリズィとゴドウ組の志賀。
「随分派手にやってくれましたね。ミス・ガーランド。
 公安が動いています。
 昨夜襲撃に参加された方には、一刻も早い出国をおすすめします。」
「それなら、心配いらない。もう、出国済みだあ。
 ほとんど。」
・・・1人首謀者が残っている。
「それは何より。ともかくゴドウ組の関与を示す証拠をいっさい
 残さずにシュウを抹殺できたことは感謝します。
 ただし、願わくば、今後に日本で活動される折には、
 是非とも予定をご一報下さい。失礼します。」
リズィ「う」
ゴドウ組ら退出

サイス、にがわらい?
リズィ「難易度の高いミッションじゃなかった。
 作戦通りなら、棺桶で帰るやつなんて。あたしのミスだ。
 あいつが。ファントムが姿をあらわさない時点で、
 ああいう展開を予想すべきだった。」
。。。やっぱり、キャルが味方を撃っていた。
サイス「ふ。ご自分をせめる必要はありません。
  ドライに問題があるおは、事実です。
  だが、理解できなくてもない。
  焦っているのですよ。ドライは。
  今のドライは、ファントムの名を正当に引き継いでいるない。
  仙台のファントムと雌雄を決したわけではないからです。
  正真正銘のファントム座を手にすれば、
  ドライとて、相応の落ち着きと余裕を身につけることでしょう
  すなわち、彼女自身の手で、ツヴァイを倒しさえすれば。」
リズィがサイスを見ている。


学校
昼休みになる。
「玲二。今日は弁当じゃあないんだろう。」
「そうだけど、茂手木なんで知っているんだ。」
「じゃあ、いっしょに学食いかねえ。」
「いいけど、お前こそ。弁当は?」
「2限の後に食っちゃたあ。」

学食にて
早苗、美緒が前にいる。
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早苗「では、本日の功労者茂手木、ここに座ることを許す。」
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「は、失礼します。」
玲二、騙されたの表情
江連の横に座る彼。
3103035
「どうも、俺のこと覚えている?」
「もちろん。もてない茂手木君でしょう。
 兄さんがそういっていた。」
「どういう紹介しているんだよ。」
「おまえこそ、俺を売ったなあ。」
「たのむよう。俺にもしあわせわけてくれよう。すこしでいいから。」
「あ。う。切実だなあ。」玲二、しかたないなあ。
「まあ。いいじゃない兄さん。たまにはこういうことも。」
「うわああ。だよねえ。
 いやあ。江連ちゃんと同意見だなんて光栄だなあ。
 やっぱり俺たち気が合うのかなあ。」
「えへへへ」
3103040
玲二の表情がまじめ。
・・・人混みの中なら、キャルも簡単には、手出しできないって
   いうことか。
玲二「そううな。この席とっといて、飯買って来る。」
美緒「あ。はい。」
茂手木「B定ね。」
「自分でいけ。」
3103042
食事をする5人
早苗「え。この間の玲二の急用って、江連だったの。」
「うちのことで、どうしても兄さんに相談したいことがあって。
 ごめんね。美緒とのデートだってわかっていたのに。」
「あ。デートじゃあないから。」
早苗「なんだ。そういうことなら、そういえばいいじゃない。」
玲二「ていうか。なんかかっこわるくてさあ。」
「はあ!?」
「あ」
早苗のチョップを受ける玲二。早苗が乗り出している。
「痛てえ」
「この乙女心知らずが。」
茂手木「こういうやつは、おかずぬきの刑。う」
玲二にチョップ。
「なんでお前が食べるんだ。」
「おまえばっかり、しあわせいっぱいだからだ。」
「なにが。」
「ううん」
「あ」
「このにぶちんが、まだわからんか!
 世の中にしあわせに飢えているのがごまんといるのに。」
「そうだ。」
「この茂手木みたく。」
「はあ。なに。」
江連の表情が、悲しそう。
江連に封筒が渡される。
「これえ。頼まれたんだけど。」
「ありがとう。う」
中身をみないで、手に触って判断。
「ああ」・・・弾倉らしい。
3103043
江連「ごめん。ちょっと行ってくるね。」
早苗「え」
茂手木「そんなあ。」
玲二「どうした。」
「後輩に頼まれごと。」
席をたって、でていく江連。
茂手木「俺のささやかなしあわせが。。」
玲二「すこしでよかったんだろう。さてと」
「ああ」
玲二、席を立つ。
早苗「どこ行く気よ。」
玲二「悪い虫がつかないようにしてくる。」
早苗「江連はもてるんだから、いちいち気にしていたら身が
   みが持たないわよ。この、シスコン!」
「けど」
3103044
美緒「行ってあげてください。たった1人の妹さんなんだから。」
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玲二「悪いこの埋め合わせはまた。」
茂手木「俺へのうめあわせは。」
「ねえよ」
茂手木「はあ。」

玲二、江連を探す。

江連は、移動中。

玲二は、江連を探している。

江連は、学校のそばの教会に向かっている。

玲二は、走って探している。

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玲二は、学校から教会への道で、手に弾倉を見つめる。
そして、教会の方をも見る。」

3103067
玲二、江連を探すが見つからない。
「江連」

サイス「誰かをお捜しかな。」
「う。あ」
サイスが、校内に入って、本を呼んでいる。
・・・十分に不審者なだよなあ。今時は、入れないと思うが。
「う。ああ。う」
玲二、サイスの方によっていく、
「わたしを殺したいかねえ。そうだ、お前にはわたしが殺せる。
 命令でもなく。追い詰められてでもなく。
 ただ己の意志のみによって。
 それがお前の特筆すべき点だ。ツヴァイ。
 純粋な殺意に支えられた君と小手先の洗脳で心を補強したアイン
 とでは、できが違う。
 君はある意味失敗作であるわけだが。
 それでもわたしの探求に新たな方向性を示唆してくれた。
 わたしは、憎悪というテーマについて模索してみたのだよ。
 見てくれたかね。わたしが誇る第三作 ドライは。」
「キャルになにをした。」
「結論からいうとなにもしていない。
 洗脳もなし。暗示もなし。記憶も情緒もまったく操作していない
 ただ徹底して磨き上げた彼女の持ち前の憎しみをね。」
「ああ」
「よくあれだけの逸材をわたしの手元に残してくれた。
 感謝にたえんよ。」
「サイス。貴様だけは。」
「許し難いかね。憎いかね。だがこの場では殺せまい。
 あまりにリスクが大きすぎる。」
「う。ああ」玲二。我慢する。
「いいぞ。その自制。お前は純粋な憎悪と共に冷静な判断力も
 兼ね備えている。すばらしいバランスだ。
 そのてん、ドライはいささかやり過ぎる。
 抑制がきかないのだ、
 だが。」
「う。あ。」
「さすがに、一目をしのぶ、知恵はあるようでね。」


教会にいる江連


玲二「まさか!」
サイス「加勢にいくなら、急ぎたまえ。」
「あ。え」
玲二、教会の方に走っていく。


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江連、教会にいる。
「いいかげん出て来きたら、ここなら誰の邪魔も入らないわよ。」
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キャルが出てくる。
3103070
「初めまして。アイン。
 それとも元ファントムと呼んだ方がいいかい。」
3103071
江連、振り返る。対面する2人。
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3103073
キャル「ふ」
3103074
江連はなにも言わない。

玲二を中心に2人の女性。
1人はアイン、玲二と年もかわらない
それよドライ(キャル)、元少女、なぜか大人の女まで成長している。
変な設定、2年でそこまで成長するか。
・・・ハヤテのごとく!!のナギが欲しがりそうだ。
   わたしをナイスボディーにしてくれ!!
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