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Phantom #20  故郷  の感想 [Phantom]

あれれ、玲二と江連が日本に帰ってきて、
学生生活。しかも、兄弟になっている。
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メキシコ経由で日本に帰ってきていた。それで、2人暮らし。
よくとけ込めるものだ。

いきなり、玲二は、江連の友人に告白される。
変わりすぎているよ。
この展開。ゲームの世界みたいな変化。

でも、玲二の生まれ故郷の街に帰っていない。

玲二、いきなりねらわれる。なぜ?
インフェルノの追手。抜け忍カムイみたい。

藤枝美緒の親は、ごどう組が親。こんなところで繋がっている。
江連は、サイスから聞いた。
サイスは、ゴトウの弱みを握るために情報集め。

逃げる用意をするはめに。


学校からの帰りに、玲二、キャルに与えた懐中時計の音を
聞かされる。
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なぜだ、どうして。こんな場所にいる。
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本当におまえなのか。生きていたのか?キャル。
・・・急に成長するなんて、漫画だよなあ。サイス、マジック?

アインとキャルの対決?


OP/EDが変わるなぜにこんなところで?
第三部始まる!!

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2年が経って(Two years later ---)

高校?

2-Cの教室。
玲二、居眠り。惰眠をむさぼっている。
拳で起こされる。玲二、抗議。
「くう。ああ」
「いつまで寝ているの!放課後だよ。」
「なんだよ。起こすにしてももうすこしやり方があるだろう。」
女生徒が寄ってくる。
「なんだよ?実は、ちょっと相談にのれ。」
「それが人にものを頼む態度か。」
「いいんじゃない。あんたにとっていい話なんだから。
 なに。その懐疑的な視線は!」
「どんな話か聞かせろ。」
「それには、まず屋上にきてほしいのよねえ。」
「ああ」玲二、唖然」

この後のはじまりが、
江連がゲームをしていた後で、寝ていたという。
・・・これはあり得ない。

「なんだよ。こんな所まで、連れてきて。
 用件はなんなんだ。」
「いひ。いいからいいから。」
玲二、屋上に行くと、女性が待っていた。
「はあ。あ」
「な」
「いひ」
「ああ」
「えっと。君。隣のクラスの。」
「あの早苗。やっぱりわたし。」
「ああ。ああ。聞こえない。聞こえない。いひ。じゃあ、さようなら
 お、ほほほ」
「ああ」
「君、江連の友達だったよね。藤原さんだっけ。」
「藤枝です。藤枝美緒といいます。」
「早苗とも知り合いだったんだ。」
「はい。そのう。一年生のときに同じクラスで。」彼女は頬を赤らめる。
「へえー。ところで俺に何か用。」
「あの。その。実は聞きたいことが。」
「なにか。江連のことで相談があるとか。」
「いえ、違うんです。あの、伺いたいのは、玲二さんの事なんです。」
「ううん。」
「玲二さん。今、好きな人っていますか。」
「はああ」動揺する玲二。
「でも、わたしなんかじゃあだめですよね。」
「ああ。それって。つまり。あの。その」
「美緒。」
「ああ」
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「あ、江連。」
「兄さん。どうしたの?こんなところで。」うつむきから、笑顔で。
「誰と話しているかと思えば。兄さん、美緒と知り合いだったの?」

「いや、ああ。おまこそ、なんでここに。」
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「美緒を探していたのよ。金子屋のワッフルが食べたくなったから。
 美緒もどうかなって思って。ねえ、いかない。」
「わたし。今日はちょっと用事あるから。じゃあ。」
「お。ああ」
玲二と江連が2人きりになる。
「お邪魔しちゃたかな。」
「かなりな。」
「ないかあったの?」
「告られた。」
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「はあ?」耳近づける。
「だから。藤原さんに。」
「藤枝。って本当に美緒から告白されたの?」
「ああ。まあ。」
「ああ。美緒物好き。」
「どういう意味だ。」
「で、なんて返事したの。」
「する前におまえが来たんだよ。それで。」
「追いかけて。」江連。
「え」
「美緒、返事を聞きたがっていると思うの。
 邪魔したわたしが言うのもなんだけど。
 ほうって置いていい訳がないでしょう。」
「でも、なんて返事をすれば。
 それは自分で考えてよ。」
「だから。いいからいって。」
「ああ」
江連、1人屋上に残る。

玲二、教室をのぞき込む。
「せっかく骨を折ってお膳立てしてあげたっていうのに。
 どうしてそう要領がわるいの。」
「ごめん」
「打ち合わせ通りにやりゃあよかったのよ。」 
「好きです。彼氏になりなさい。って。
 ふたこと。後は首しめてでもうなずかせて、おいまい。」
・・・それはあんたの方法でしょう。
「所要時間5秒。電撃作戦なのよ。告白は。
 なに、もたもたしているわけ。」
「でも、わたし。ああ、やっぱりだめ。」
「ああ。学園生活最後の春なのよお。棒にふるつもり」
・・・三年生なのか?
玲二「早苗」
「あ」
「ちょうど、よかったわ。これからあんたを探しに行こうかと
 思っていたのよ。」
「見つかって、よかったな。藤枝さんと話があるんだ。
 とっとと消えてくれ。」
「へ」2人
「あ、あらあ。そう。
 それじゃあ旦那。仰せの通りわたしはドロンと消えてしまい
 ますんで。後はよしなに。いひひひ。」
・・・この声、ひょっとして、大正野球少女?の誰かの声。

「あ、なにやってるの。早苗。」
「まあまあ。おほほほ。」

「藤枝さん。あの」
「はい」席から立ち上がる彼女
「さっきの返事なんだけど。いきなりだったんで、なんていうか。
 のぞくな。」
早苗たちがのぞいている。
「はい」

「ああ、だからさあ。」
「はい。」
「その」
「はい」


買い物をして2人で帰る。玲二と江連。
「それで、なんて返事したの?」
「とりあえず。友達からっていうことで。」
「なんて、ありきたりな返事。
 センスのかけらもなしね。」
「ほっとけよ。」
「で。友達とはなんか約束したの?」
「あした、街に行こうってことに。」
「兄さん。」
「なんだよ。」
「しっかり、エスコートしてね。美緒はわたしの友達。
 恥をかかせるようなマネをしたら、バーン。」
手拳銃でうつふりをする。
「あ、ぶっそうだろう。」
「応援もしている。美緒はいい子よ。」
「ああ。すこし話しただけで、わらるよ。」
「うん。」
「なんで、臨時の小遣いを。」
「今月分は渡しましたあ。」
「ええ」
・・・たわいもない会話。

美緒の家。
「おお。そうかね。そうかね。
 さっそくデートの約束をとりつけるとわあ。」
「奥手の美緒にしては大戦果。」
「やったね。」

「なーに。話しているの?」

「ああ。おばさん。お邪魔しています。」
「してまーす。」
「はい。されてます。」
「は。おばさん。大事件。ビックニュースですよ。」
「え、なになに。あした美緒が。」
「あー」ぬいぐるみで早苗の口をふさぐ美緒。
「ダメだってば。」
「さては。デートね。」
・・・クロウディアの声優がはなしているのかなあ
「え、なんでわかるの?」


次の日?
「お弁当持った。」
「う、大丈夫。じゃあ。行ってくる。」
「ちょっと待って。よし。これで40点。」
「低いよ。」
「昨日教えたこと、復習して。」
「君が好きだ。君を愛している。お金じゃあないだ。」
「ふ。どこのホストよ。」


駅にて電車で街にでていく2人。
買い物。見て回る。
美術館。
公園で犬。
公園でお弁当をだべる。
「ごちそう様でした。とてもおいしかったです。」
「本当だったら、レストランとかに誘うだけど。」
「江連と2人ぐらしなんですよね。」
「親父とお袋は事故でね。」
「ああ、ごめんなさい。別にいいって。
 ガキのことだから、もうふっきれている。」
「強いんですね。わたしも母と2人暮らしなんです。
 でも。仕事で忙しそうにしている母を見ると、
 お父さんがいてくれればって、そう思ってしまって。」
「お母さんを支えてあげないとね。
 男手が必要なときは手伝うからさ」
「はい。お願いします。」
「えーと。次は。」早苗の予定メモを見る玲二。
「なんですか。それ。」
「え」
「それえ、早苗の文字じゃあ。
 口では言えない場所に行け。
 玲二さん。口では言えない場所ってなんですか。
「ええ」

早苗との会話
「大人の階段登って、もう君はシンデレラよ。」
「男だよ。」
「この早苗ちゃんが、作った予定表をクリアすれば、
 今日のデートは完璧!!」
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「早苗の奴。あ」
美緒が玲二を見ている。
笑顔で美緒を見る。美緒も笑顔で返す。
バイクの音が聞こえる。
「あ」

「女性のかたですよね。すごいですよね。
 あんな大きなオートバイを。」
「あんなすごいバイク。万年貧乏な俺には。」
赤外線が玲二に襲いかかる。
玲二「あ」
キーホルダーが落ちる。
「あれ、いつのまに。」
玲二、立ち上がる。
女性がなにやらした気配。
玲二、バイクの女性を見つめる。
バイクの女性はいってしまう。
「玲二さん。。」
玲二。。。サイレンサーで押さえられた。
     9mmパラメラル弾の発射をか。
     俺を夢から呼び覚ました。

教会
江連は祈っている。なにを。
そこへ玲二が入ってくる。
玲二は江連を見ている
玲二
。。。陸路で、メキシコからペルー。パラオ経由でフィリピンへ
   そして、日本に来て、半年。
   俺たちはここで、この土地で、過去を忘れいきてゆくはず
   だった。

江連「ここは、あなたの故郷。この国に来てからあなたは。
    本当に変わった。見ていてわかった。
    あなたのこころがどんどん裸になってゆくのが。
    きっとそういうものなんでしょうね。
    ふるさとって。」
玲二「だが。これまでだ。追っ手が来た。」
「インフェルノ。」
「わからない。だが。無言の警告を受けた。」
「そう、夢から覚めるときが来たのね。
 できることなら、あなたはいつまでも夢の中にいて欲しかった。
 昔の事など忘れて。」
「君は。」
「わたしは、こっかいがまだだから。」
「こっかい?」
「誰に懺悔するんだ?」
「神様に直接。いつかは、あえるはずだから。」
「江連」
「ついに、インフェルノが来てしまったのね。
 そうしたくはなかったけれども、藤枝さんの気持ちを
 利用させてもらうわ。」
「藤枝さんの気持ち?」
「どういうことだ。江連。」


学校にて
江連「藤枝さんの両親は、彼女がうまれてすぐに。」
玲二「ああ、それは彼女から聞いた。」
「父親は疾走して行方不明。そう、美緒は教えられて育ち。
 未だにその嘘を信じている。」
「嘘」
「彼女の父親はね、新聞に載るほどの、大物よ。」
「誰なんだ。」
「ごどうかいてん。広域暴力団ごどう組組長。」
「ゴドウ組!」
「そう。藤枝は、母方の旧姓よ。」
「あのゴドウ組。そのことを彼女は。」
「知らないわ。
 ゴドウ組内部でも、一握りの人間しか知らされいない。
 ゴトウカイテンは、別れた妻と娘を権力闘争から守るために。」
「あ、じゃあ。美緒は、ゴドウダイスケと。」
「ええ、腹違いの妹よ。」
「ゴドウカイテンは、絶対に娘を暴力沙汰に巻き込むことを
 許さない。なのに表だって彼女を守ることもできない。
 美緒は、ゴドウカイテンの最大の弱点なのよ。」
「どうして君がそんな情報を。」
「サイス・マスターに聞いたわ。」
「サイス・マスター?」
「もう随分前の話だけど。マスターがインフェルノから逃げた後。
 この日本に身を隠していたことは、以前にも話したわよね。」
「ああ」
「あのころ、マスターはゴドウ組を徹底的に調査したのよ。
 マスターもいざというときには、弱みにつけこむつもりで
 いたから。」
「弱み?まさか、江連。藤枝さんをネタにゴドウ組を。」
「万が一の時の切り札にはなる。
 今、ゴドウ組の事件を握っている若頭は、志賀透。
 インフェルノの一員よ。」
「あ」
玲二、志賀を思い出す。
「あ」
江連、玲二を見る。
「これで事情はわかったわね。」
「あ」
「あなたの前に現れたのが、インフェルノであったとしても、
 美緒の身柄を押さえておけば。」
「なぜ。黙っていた。」
「そうね。事前に話しておくべきだった。」彼女の顔は晴れている。
 美緒があなたに好意をいだくとわかっていたら。
 こんなにも早く追っ手が来るとわかっていたら。」


玲二と江連の家
高校生の勉強部屋。
玲二「あ」
江連、その玲二を見て「あ」
玲二は外を見つめる。
そこによってゆく江連。
玲二「意外ともたなかたなあ。この暮らしも。」
江連「逃げる支度もしておかないと。」
「ああ。そうだなあ。逃げないとな。」
「無理しないで、こんな時になら、泣いていい。
 今のあなたなら、昔みたいに。」
「そんなのは、勝手すぎる。
 このぐらい覚悟していて、当然だ。
 俺たちは追われる身なんだから。」
「いいえ。あなたは忘れていた。
 でも、それで、よかったの。
 わたしだって、それでうれしかった。」
「江連」
「この半年。あなたの笑顔も。夜寝るときの顔も。
 本当にしあわせそうだった。
 それを見ているだけで、わたしもしあわせになれた。
 うまれ故郷というものが、こんなにもひとを癒してくれるのなら。
 あたしだって、いつかは。
 そう、思って夢を見られた。」
「あ」
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「だって、あなたは約束してくれたもの。
 いつかは、わたしにも故郷を見つけてくれるって。」
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江連、後ろから玲二に抱きつく。
「今までのあなたのしあわせが、嘘であって欲しくない。
 また、いつか戻ればいい。
 あたしたちが出て行ったも、この国がなくなるわけじゃない。
 いつかきっともう一度帰ってこれる日が来るわ。
 本当の意味で普通の暮らしを取り戻せる日が。
 今は、まだそのときじゃないというだけ。」
引き出しに拳銃が入っている。


次の朝。電車、学校
「なにー。玲二の奴。デートの途中で帰っただと。」
美緒「デートでないから。それに、玲二さん、急用ができたからて
   いっていたから。」
「青春を謳歌する若者にとって、恋愛以上に大切なものなど
 ありはしません。」
「こ。声が大きいって。」
「もう、せっかく予定表まで組んであげたっていうのに。」
「それはいらないお世話かも。」
「残念だったね。」
「ううん。まあね。」
「おお。まあね。お。うわさをすれば、ばくれの張本人が。」
早苗が、玲二に走り寄る。
「ああ」

玲二「あ」
早苗、玲二に鞄をぶつけようとする。
それに感づいて玲二は、腕をつかんで回避する。
美緒「はあ」
「あ」


江連は、教会にいく。そして、お祈りをする。


早苗「ちょっと。ちょっと、いたいでば。」
玲二「早苗」
「ああ」
「早苗たら、もう。玲二さん、昨日は楽しかったです。」
「ああ、おれも。」
「急用は、大丈夫でしたか?」
「うん。大丈夫。」
早苗「わたしの攻撃をよけるとは、なかなかやるじゃない。
   わたしの次に。」
玲二「江連に用があるから。お先に。じゃあ。」
玲二去ってゆく。
早苗「なぬ。彼女を置いてどこ行こうっていうてんだよ。いひ。
   あー。気悪くしたあ。」
美緒「なんだが違うの。」
早苗「え」
美緒「玲二さんの雰囲気が。いつもと。」
早苗「ああ」


玲二、走っている。バイクの女生とすれ違う。
玲二「ああ」
振り返る。
バイクの女性は、懐中時計を開く。
玲二がキャルに与えた懐中時計?そのオルゴールが鳴る。
玲二、驚く。


江連は。教会で祈っている。


バイクの女性は、バイクから降りる。
玲二「ああ」
玲二のアップ。
バイクの女性が、メットを外す。
その顔を見る玲二。
彼女は、手に懐中時計を持っている。
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玲二。。。なぜだ。どうして、こんな場所にいる。
     いや、それよりも本当におまえなのか。
     生きていたのか。キャル。
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キャルの面影をもって、成長している。それも大人の女性に??

・・・えー、そんな2年でそこまで、おおきくなるものか。
   身長も大きいし、胸もでかくなっている。ありえない。
   薬師寺涼子の事件簿の成長促進剤ならともかく。
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