SSブログ

シャングリ・ラ 第19話  東京空襲 [シャングリ・ラ]

東京を飛ぶ爆撃機軍
「関東平野北端。作戦地点に到達しました。」
草薙に、うんをする国子。
国子「これより森を焼き払います。」
東京に爆弾が投下されだす。

地表で爆発し、燃え出す。
ダイダロスを駆逐する。
・・・(民自等を駆逐する。必死にチルドレンを放出してます。)

国子、爆撃での延焼を観察する。


アトラス公社
「爆撃部隊、関東平野北端から侵入。ダイダロス掃討作戦
 開始されました。」
「地表南南西の風。風速10メートル。
 旧渋谷地区の住民、収容完了。
 旧目黒地区の住民も、まもなく完了します。」
リョウコ「そう。」
紅茶を横目に見ている。


収容所
あわただしい。喧噪。
由里手伝っている。
炊き出しの連絡。

モモコさん、連絡係。
友香、簡単に誘導させる。


公社が次の避難民を受けいてるので、受け入れ準備をといいにくる。
いっぱいになっているのに!あっち使わせてよといっても
聞き入れてくれない。規則です。・・・公務員だあ。
「そんなあ!」
「やれやれ、いつまでまでもママの言いつけ守っていちゃあ。
 いいことできないわよ。」
「準備をお願いします。では。」・・・聞いていない。

友香、場所の確保のために、避難者に話をすることに。
でも、聞き入れられない。譲渡をお願いする。
モモコ「頼もしくなったじゃない。」

爆発音が聞こえる。
動揺する避難民。
アトラス市民も外の様子を見ている。
草薙の母は、お祈りをしている。


最高顧問と北条風子がチェスをしている。
「ううん。何年ぶりかな。君とチェスをするのは?」
「うん」
「この間の相手は、リョウコだったが。」
「してやられたみたいだね。」
「チェスは、わたしの勝ちだった。」
3074618
「はあ。まさか。リョウコがあそこまで暴走していたとは。
 人形がアトラスの女王を夢見ていたとはねえ。」

リョウコと話をしていたときのこと
「おじ様。ええ、確かにいっらしゃいますわ。お会いになります。」
「どういうつもりだい。」
「もはやアトラスはあなたたちのものでは、ありません。」
「そして、おまえのものでもない。
 アトラスは、ディグマのものだ。」
「さあ。それはどうでしょう。」

風子考えている。
「そろそろ爆撃が始まったことだなあ。」
「ううん」
「日本の炭素指数は、上昇を続けるだろう。
 このままでは、炭素恐慌が世界に広がる。
 わたしたちが作り上げた炭素経済もこのまま崩壊してしまう
 かもしれなんな。」
「ありえんよ。そんなことは。
 このアトラスがあるかぎり。

 ここに あまつかみもろもろのみこともちて、
 いざなぎみこと、いざなみのもことのふたはしらの神に
 いのりたまいて、
 このただよえるくにをおさめつくり、かためなせと。
 あめのぬぼこをたまいて、ことよさしたまいき、
 かれふたはしらのかみ あめのうきはしにたたして、
 そのぬぼこをさしおろして かきたまい
 しをこうろこうろにかきなして、ひきあげたまいしときに
 そのほこのさきよりしたたりおつるしおのつもりてなれるしまは
 これ おのごろじまなり。
 そのしまにあもりまして、あめのみはしらをみたて、
 やひろどのをみたてたまいき
 ここに いざなぎの尊のりたまいしく しからば
 あとなど このあめのみはしらをゆきめぐりあいて
 みとのまぐわいせんと のりたまいき
 しかれども、ふみどにおこして 御子ヒルコをうみたまいき
 この御子は、葦船に入れて、ながしやりつ」

・・・この最後は、モーゼのパクリだよなあ。
   おのころじまは、淡路島?
   だったら、橋は架けてはいけない。不吉な島?


ヒルコ、秋葉原のビルの中にプールにいる。
3074619
「みやこが、みやこが燃えておる。
 隠されし印が、姿をあらわすぞ。」


爆撃部隊。
「ダイダロスの生息地域40%焼却。」
国子、なんだけおかしい。
草薙「どうした。なにか気になることでもあるのか。」
国子「大変だったなって。」
「う」
「子供のころは、森に近づくなって言われていた。
 どこになにがひそんいるかわからないし。
 疫病になるかもしれないしね。
・・・インフルエンザ
 爆弾雨は降るし。
・・・ゲリラ豪雨
 直しても直して家は壊れるし。食べ物も満足にない。
 学校だって。病院だって。ちゃんとしたところはどくにない。
 ほんとうに大変だった。
 でも。なんていうか。
 あたしは。あたしたちは、あそこで育たんだって。」
・・・ドゥオモ
草薙「あ」


秋葉原にも火の手があがる。
空襲警報でさわぐ。秋葉じじいたち。

「お。作業しそげ。」
「は」

公衆電話ボックスに貴重品?を運び込む彼ら。
そして、その中に避難する。
「おお」外の火の気を見る。

火がバックドラフトで中に入ってくる。

「番号。1」
「2」
「どっかん。」
「お宝。」
3074620
「よし」香凛の写真
「きらきらりん」香凛のフィギュア・・・ギーナから宗旨変え
「耐火耐防断熱特殊小型避難施設。
 略して、スーパーシェルターX2号機。ぽっちと。」
・・・意味が無いなあ、おたくだなあ。
水が放水される。とりあえず外の火は消える。
よろこぶ老人たち。
なんかわけのわからんことをしゃべっている。省略。

・・・ビルがこわれているよお。大丈夫。


美邦たち
美邦「すごい音じゃのう。」
「はい。お嬢様。」
小夜子「東京を空爆だなんて。ふん、リョウコやつ。ばかなことを」
「小夜子。」
「うん」
「戦でも、はじまったのか。」
「ご安心下さい。すぐにおわります。」
「ミーコは大丈夫だろうか?」
「この建物は、第2次関東大地震にも耐えられるそうです。
 心配ないと香凛がもうしておりました。」
「そうか。それで、香凛はどうしたのじゃ。さっきから姿が
 見えんが。」
「わかりません。部屋にこもり、なにかしているようですが。」


香凛、笑っている。
「日本の炭素指数は、2.88。
 まだまだ上がるわよ。」
「世界中のカーボニストが大慌てしているみたいだねえ。」
「日本がこんなことするなんて、だれも想像しなかったでしょうしね。」
「爆撃に日時を聞いてい置いて、正解だったねえ。」
「ええ、おかげで、世界中であたし1人が得しているみたい。」
メジューサ「香凛。助けてくれ。」
「ああ」
「水位が上昇をし続けている。危険レベル75%。
 早急の対応が必要だ。」
「もうちょっと待ってね。メジューサ。
 すぐに思う存分あばれさせてあげるわ。」


アトラス公社
「ダイダロス生息区域75%焼却。」
「また上がったぞ。日本の炭素指数5.01。
 サウジアラビア3.18。
 インドネシア3.57。
 アメリカは3.91 !」
「日本をきっかけに世界中で炭素恐慌が始まっている。」
「わかった。
 対メジューサ法が成立したと国連から連絡が入った。」
「対メジューサ法が!こんなときに。」
「こんなときだからだよ。これで、メジューサが潜んでいると
 確認された場合。確認者は、その領土を保有する国に、
 攻撃を要請することができる。
 拒否された場合には、他国の領土といえど、攻撃が可能になる。」
「では、たま、メジューサが動き出すと。」
「可能性はある。」

リョウコ、考えている。


アトラス内の避難所。友香が迷子の相手。
由里がモモコさんの居場所をきくが、友香はしらない。
公社の人が避難してきた人の名簿を作れと、
そんな暇があるわけない。・・・やっぱり役所仕事。
友香が、公社の人と交渉することに。


等のモモコは、外壁部にいって、ドゥオモの方を見ている。


チェスをしている2人。


爆撃部隊
国子、気がめいっている。
「ミス。国子」
「はい。」
「まもなく指定の座標です。到着まで後60秒。」
「わかりました。」
草薙「指定の座標って。」
「あたしが自分で決着をつけなきゃいけない場所。」
「う。あ」

地点に Duomo のマークが出る。

「ドゥオモ。あ」国子を見る。
「あ」


モモコさんが、アトラスからドゥオモの方を見ている。
「いい女はね。お別れも、かっこよくするものよ。
 しっかりね。国子。」


国子と草薙
無線「コントロールをそちらに預けます。
   モニターに表示の色が変わったら、スィッチを押して
   ください。」
「了解。」
モニター表示。マークがドゥオモに近づく。
無線「後20秒」

ドゥオモの現在の状況が写される。
思いでの場所。
ダイダロスが生えている。


爆撃機の投下爆弾がアップ。

国子
無線「10秒前。9。8。。。」
国子、ロックを外し、
「投下」
投下のボタンを押す。
ドゥオモに爆弾が一機落とされる。

ドゥオモに命中。

無線「着弾確認。」
国子「了解」
草薙「うう」国子を見て、そのまま目をそらして、なにか考え事。

ドゥオモが、表示から消える。

ドゥオモは、燃えている。
育った場所がなくなっていく。
モモコさんの部屋。
ばっちゃんの家。
いっしょにダイダロスが燃えていく。
・・・異常繁殖したものの最後。異常なものは廃棄。
3074621
ドゥオモの時計が12時になり、時報の鐘をならす。


3074622
国子「はぁ。」

友香「あ」
由里「どうしたの?」
友香「今」
「なにか。」
「あ。ああ。」
「おや?」
「あなたもですか。」


チェスの2人。
3074623
風子「あ」
最高顧問「ううん。どうした、風子。」
風子「聞こえる。」鐘の音。

3074633
モモコ「これは。」


爆撃部隊
国子「鐘の音だ。」
草薙「え。」
国子「ドゥオモの。時計塔の。鐘の音が聞こえる。」
草薙「ここは、高度1万メートルの上空だ。
   気のせいだよ。」
国子「ううん。聞こえるよ。」草薙の言葉を否定する。
草薙「う」

ドゥオモ、燃えて崩れていく。


国子、泣いている。
。。。ありがとう。さようなら、ドゥオモ。



アトラス公社
「ダイダロス生息区域。全域延焼中。」


爆撃部隊
「作戦終了。全機帰投する。
 繰り返す。全機帰投する。」


リョウコ「あの子に利用されるのは、しゃくだったけど。
   ま。これは、これで、おもしろかったわね。」


アトラス公社
「これで、ダイダロスは八層に残るのみ。」
「しかし、アトラスの中では、爆弾を使って吹き飛ばすわけにも
 いかない。」


武彦がその八層にいる。


「難しいところですね。」
「問題は、ダイダロスだけではないよ。」
「日本の炭素指数25.4」
「日本は、世界でもっとも貧しい国となった。」


香凛、勝ち誇っている「あ、はははは。
「大もうけ。大もうけ。
 やばい、今わたし世界で一番お金持ちかも。」
「大成功だね。」
「まだまだよ。これから世界中のお金を全部ぶんどってやるん
 だから。」
メジューサ「水位上昇中。水位上昇中。危険レベル99%。
 緊急事態。香凛、早急の対応が必要だ。」
香凛「あわてない。あわてない。おまちどおさま。
   さあ。いくわよ。メジューサ。」
メジューサ?
香凛、メジューサの方が変なので見る。「メジューサ」
メジューサ、暴走。
3074634
香凛「メジューサ。どうしたの。」
3074635
メジューサ、(ヤマタ)オロチに変貌する。
3074636
唖然とする香凛。
・・・神話の世界やね。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0