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CANAAN 第4話  呉れ泥む の感想 [CANAAN]

マリア、鬱になる?
カナンのことを考える。あのとき、普通の女の子でなかった。

カナン。。。わたしは、また失ってしまうのか?

カナンの過去
カナンの村は皆殺しにあった。ある男が救ってくれた。
「燃えている。青い、炎が燃えている。」
カナンの赤い目。
カナン、スナイパーとして育てられる。
銃に教育。「好きだよ。銃は、色がないから。」
「太陽は、青いから嫌いだ。
 それは憎しみの色。
 青のオーラを探せば、そこに必ず敵がいるから。」
・・・それで、人を撃ち殺していた。

「俺の色は何色だ?」
「シャムの色は、薄茶色。」
「薄茶?」
「一週間、シャワーを浴びていない色。」
「ああ、見たままだろう。」
カナン、笑い出す。
・・・うしないたくない。


カナン、入れ墨をする。
「なぜ、痛いのにする。」
「家族の証さ。」
シャム、外に出てぽつりつぶやく
「カナン。希望の地か」
・・・そう、ユダヤ人の約束の地


カナン、シャムを殺される。
「おまえ、名前なんというんだ。」
「アルファルド。おまえにならなかった、
 どこにでもいるテロリストだよ。」

「誰のせいで。」
「おまえは、まだ復讐を考えているな。」
「ほ」
「覚えておけ。憎しみに憎しみであたっても、意味がない。
 カナン。
 憎しみには、義務で当たらなければ、救われない。
 憎しみは、なにも生み出さない。」
シャムの亡霊。
「わかってる。わかってるよ。シャム。
 でも、わたしは、もう失いたくないんだ。」


マリアをむりやり外に引きずり出す。
ものを食べさせて、うさをはらさせる?
例のタクシーの運ちゃんと出会う。


CIAの女、カナンに電話
「誰のせいで失った。そして、誰のせいで失う。」


マリアに季節はずれ上海カニを食べさす。
見覚えのある女を見る。
「普通の女の子ってどんな女の子のことをいうんだろうって」


パーティに人が集まっている。
カナンの仇もそこへ訪れる。
それを建物上から、カナンが見ている。


国際安全協議会議
ダイダロス社の筆頭株主。彼女が?テロリストが?


マリア、実にお礼をする。
マリアは、この危ない街で散歩して帰ろうかなと。
こんな時間に、この場所で、本人はよくわかっている。
。。。お友達にそっくりだなあ。
警告をする実。
彼は、本社からの連絡を受ける。
「マークっていうより、血管が浮かび上がっているようだって。」
「血管、うわああ」
社長は早く帰ってこい。次の取材。
「血管が共通する形で浮かび上がる。」


ある男のところに転がるこんだ。女の模様。
「たっぷり喜ばしてやるよ。」
手品を見せる男。
それをうれしがる女。


マリアは、路地を走る。カナンを探して。
カナンと回った場所をたどってゆく。
自問自答するマリア
。。。カナン。
   会ってどうすするの?
   謝りたい。
   なにを?
   怖がったことを。傷ついたことを。
路地で男達を見る。
。。。そうだ、あのときも。
   あのときも。
   そして、あのときも。
   ・・・街で助けられた時。
   カナンは、わたしが危険にさらされると助けに来た。
   もしかして、今度も。
   あ。
   わたしが、カメラを持つようになった理由。
   それは、カナンに出会ったから。
   わからないこと。目を背けたくなる出来事を見つめたかった
   から。
   カナンをわかりたかったから。
   なんて、甘えていたんだろう。
   あの子を撃ったのは、わたしを守るためだった。
   なのに。

男達が、気付いて、マリアに近づく。

   わたしは、罪の意識から逃れたくて、
   どこかでカナンを責めていた。

マリアは泣いている。

男達が、話しかけてくる。なにか怒っている。写真を撮ったから?
マリア「わたしは、平気なんだから。
    自分の目で見て、自分の気持ちで判断する。
    すべての本当から目をそらさない。」
男達なにを言っているかわからない。
「逃げない。大沢マリアは、カナンの。カナンの友達なんだから。」
男が手を挙げる。
「おいっす。いー。いやいや。
 ちょっとバイトが長引いてしまたんすよ。
 手打ち。手打ち。???」
「ち。ちょっとお。」
うまいことごまかした。

「あ。あの。あなた?」
「おまえは、アホですか。」
「え」
「夏に上海カニを食べるジャッポ人。ここは、おまえの生まれた
 国じゃない。」
「ああ。うう」
「あー。あ。それじゃあ。このあたりは物騒だから、
 もう近寄ちゃだめすよ。」
「大沢マリア」
「あ」
「大沢マリア。わたしの名前。あなたも教えて。話したいの。
 あなたと。」
引かれているマリア「あ」
「あなたのこと。カナンのこと。いろんなこと知りたいの。」
「あ。ああ。世界不思議発見?」
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化粧直し中のアルファルド
一人になる。
「ありがたいね。」
カナンが、トイレのドアを開けて銃を向ける。
「あの男が、言っていた。」

「恐怖をしているものは、憎しみでは動かない。
 カナンは、俺やおまえとは違う。」

「ありがたい。わたくしと同じ所までおちて下さった。」

カナン、銃を向ける。

「憎しみに満ちた瞳だ。」
「ち」

二人、銃を向かい合わせる。

「どうしたあ。反応がぶれているなあ。
 あのころのおまえはここまで脆くはなかった。」
「わたしが、シャムを殺したあとでも。」
「あふ」
カナン、銃を撃つが、あたらず。足蹴りされる。
すかさず、腹に一撃をくらう。
アルファルドに押されてしまう、

「どうさ。憎しみから戦う気分は?
 泥のようだろう。
 あがけば、あがくほど、引きずり込まれる底なしの闇。
 その屈辱にわたしは耐えて、すでに這い上がった。」
「口先だけなら。」
「証拠を見せよう。」
カナンを自由にして、アルファルド、銃を撃ちまくる。
でも、カナンは殺さない。外して、スプインクラーを撃って、
水を放出させる。
そして、銃の狙いをカナンへと。
「まだ、楽しめる。まだ殺さない。」
「うん」
カナン、逃げ出す。
警備が来るが、アルファルドだけ。
「謝謝」

パーティがざわめく。
カナンが外に逃げ出すのをリャン・チーが見ている。

カナン、逃げて、転ぶ。
。。。泥のようだろう。
   あがけば、あがくほど。引きずり込まれる底なしの闇。
カナン、後ろを振り向いて。。。。

・・・結局、憎しみでは、なにも先に進めない。
   ひとりぼっちのカナン。


次回は「灯ダチ」 ともだち
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