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シャングリ・ラ 第17話  暗夜抗路 の感想 [シャングリ・ラ]

国子
「ダイダロスだけの森になったら、未来はどんでもないことに。あ」
頭に銃を突きつけられる。
武彦「おまえが、そんな未来をみることはもうない。」
武彦が、国子に銃を向ける。
国子「なにしているの?」
「ぬああ。」
「ねえ」
「動くな!こうするしかないんだ。」
銃を突きつける武彦。


「どういうこと。ぴんとこないんだけど。」
「だろうなあ。おまえは、自分のことさえ、わかっていない。」
「なら、教えてもらえる。
 どうしてわたしが、武彦に殺されるのか。」
「おまえがトリプルAだからだ。」
「ああ」


秋葉原
香凛「まったく。山猿が、アトラスランクのトリプルAの重要人物
 だったなんてね。」
「ゼウスの奥に、こんな情報があるなんてびっくりだよ。
 この三人がトリプルAなんだね。」
「そ。アトラスランクは、トリプルA以外なんての意味もないの。
 アトラスにあげるかなていう希望を庶民に持たせるためのえさ。」
「僕たちをばかにしているよね。」
「公社が大事なのは、この3人だけ。
 こいつらの身になにかあったら、計画は終わりなんだから。」


武彦「アトラス計画。
 信じていた。日本の未来があるって。
 アトラスが、屍の上に立っていようがな。」
「どういうこと。」
拳を振り上げる武彦。
「人柱がなきゃあ。固有振動が起きる。
 立てられねえんだよ。アトラスは。
 多少の犠牲はやむを得ねえ。」
「なに、いってんの?」
「やつら、騙しやがたんだ。
 人柱に、数え切れないほど子供を使いやがった。」
武彦、嘆いている。
「ええ」
「俺の妹まで。」
武彦、国子に妹の靴を見せる。
「人柱にしやがった。」
「う」
「おまえを殺すしかねえ。
 おまえを殺せば、計画がつぶれる。」
「そんなにアトラス計画を信じていたなら、
 どうして、ドゥオモにいたのよ。」
「おまえを護衛するために送り込まれたんだ。
 公社にな。」
国子、驚く。
「おれは。おまえしか、トリプルAの人間はしらねえんだ。」
「う。
 なた、撃ちなさいよ。」
「あ」武彦、引くのを躊躇する。
そのすきに国子、前に進んで、振り返る。
こめかみに銃を押しつける。
武彦、唖然とする。
「撃ちなさい!」
武彦、撃つのに躊躇する。引き金に手が。。。
そのときに、草薙が、武彦に走り寄る。
武彦「な」
草薙の手で、銃を落とされる武彦。そして、草薙が銃を蹴り飛ばす。
しかし、武彦、草薙をたたきのめす。

その好きに国子が銃を取り上げ。武彦に向ける。
「やめなさい。」
武彦、ひるむ。
「武彦、トリプルAってなんなのよ?」
「継ぐげきものだ。」
「継ぐべきものって。アトラスを」
「お」
「もう、あそこも俺の居場所じゃない。
 ドゥオモも。どこにもいる場所なんかない。」
あきらめモードの武彦。後ずさりする。
「武彦。ドゥオモに変えてきなよ。
 あたしたち、仲間じゃない。
 仲間じゃないの?」
武彦は、首を振る。「ああ」
空を見上げて、後ろから断崖に飛び込む。
「武彦!!」
用水路に落ちる武彦、ながされる。
「武彦!。あ。う」


アトラス公社
「リョウコ様。ヒルコの件ですが。
 連れ戻さなくてもよろしいのでしょうか?
 ほかにも懸念事項があります。
 先日のメタルエイジの攻撃で、アトラス建設は、さらに遅れが
 出ています。ダイダロスにより被害の復旧も。」
「全部ほうておきなさい。」
「は」
「予想外のおきることは当然よ。
 誰かが敷いたレールを外れて、
 わたしの時代が、近づいてきているんだから。」
最高顧問?どうしている?
リョウコ「ふ」
通信を切る。

「う。ふ・。」



下水が流れている。
それをただ見ている国子。
「ああ」
武彦のことを思い出す。
「ああ。う」

草薙「あの人とは、昔から一緒だったのか?」
「人柱ってなによ。人柱を使って、アトラスはなにをしているの?
「初耳だ。もしそうなら。」
「武彦が、公社の人間って。どういうこと。
 妹がいるなんて初めて聞いた。
 人柱に使われたって、言ってたし。
 もう、なに信じていいのか。わかんなくなる。」
「難しいよな。信じるってことは。」
「助けてくれて。ありがとう。さすがは、軍人だね。」
「あ。」
「でも。どうしてここに?」
「俺、軍を辞めたんだ。
 今は、自分の信じられるものを探している。」
「それは、ここにありそう。」
「わからない。」
残念そうな顔の国子。


秋葉原
香凛「ここが、新しいうちか。」
「でも、なんだか。まだ、馴れないね。」
「そうだね。この街全部が我が家だなんて。」
「でも、ほんと。秋葉原。全部買っておいてよかったね。」
「個人名義にしておいてよかったよ。
 土地も建物も全部わたしのものだもの。」
「ばらばらだった。シンジケートもまとめちゃったしね。」
「ねえ。ネオギルドって名前よくない。」
「いいじゃないかなあ。」
「やっぱり、あたしツキがあるよね。
 ここからまたもうけるよ。」
通信が入る。「う」
「社長。美邦の代理人という人物から、連絡が。
 とにかく繋いで欲しいと。」
「あの美邦だったら。」
「ほんとに、ツキがあるよね。」
・・・月なんですけど。


小夜子、秋葉原に従者と共に来ている。
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「あなたたちのトップはどうしたの。美邦様が、お着きになったのよ。」
香凛「まあ。ちょっと待ってよ。」
部下が左右に分かれる。
「お待たせ」
「あなたが、秋葉原ネオギルドのトップ?」
「ええ。」
「夜なのにサングラス。」
「人の趣味にけちつけないで。」
美邦「おまえが、わらわの後見人か。」
香凛は、美邦を確認する。
。。。ああ、ツキ到来。
「さようでございあます。美邦様。
 ようこそ、秋葉原においでくださいました。
 石田香凛ともうします。」
「よろしくたのむぞ。
 ここは、秋葉原というのか。
 ずいぶん、せせおましい街じゃのう。」
香凛・・・ったく。いきなり、わたしんちに文句をつけないでよね。
「香凛。さっそくだが、小夜子とミーコの手当を。」
ヒルコが叫び出す。
香凛。「い」
美邦「ミーコ」


香凛「こちらでよろしいでしょうか。美邦様。」
ヒルコをプールにつける。
香凛。。。なんなの。あれ。水につけたら、元気になるとでもいうの。

ヒルコは、プールの水につけられる。
勝手に起き出すヒルコ。

美邦「はあ。落ち着いたようじゃなあ。」
小夜子「ええ」
香凛「って。本当に元気になってるし。」
美邦「ミーコ、たまくるからな。」笑顔になる。
3人はプールから出て行く。
小夜子「犠牲者が出る前に結界をはらなきゃいけませんね。」
香凛「結界。なにそれ。」
「ぐわあああ。」
香凛「ひい。ああああ。ちょっよお。」
・・・うごいものを引き受けてしまった。
「なんなのあれ。もしかして、ツキなくなった。」
それには月が出ていない。


美邦「女官は50人いればよい。」
香凛「あ」
美邦「12単衣は16種類ほど用意するのじゃ。」
「いい」
「わかったかな。香凛」人を見下げた物言い。
香凛、歯ぎしりしている。
「はい。かしこまりました。」・・・がまんがまん。


香凛「ふざけんなちゅうの。
  あの場所確保するのに、いくらかかっていると思っているのよ。
  それに女官に服だあ。いずれは、アトラスの後継者になったら、
  おもいきりお金ぶんどってやるんだから。
  覚えてなさい。」


ドゥオモの夜
時計台での国子とモモコ。
モモコ「あの男が、まさかはらにいちもつをもったいたとはねえ。
 やっぱりひとのいちもつって、見かけによらないのねえ。」
「武彦。いってたんだよねえ。
 あたしが、アトラスを継ぐ人間なんだって。
 どういうことなんなんだろう。」
「あんなの継ぐって、マンションの相続じゃあるまし。
 創造もつかないわね。」
「あ」
部下が上がってくる。
「総裁」
「あ。どうしたの?」
「練馬支部との連絡が途絶えました。」
「ええ」


秋葉原。
看板に 女官募集!経年者優遇!!
・・・おいおい。メイドが集まるだけだろう。

香凛「美邦様、なんとか、女官がそろいました。」
美邦、それを見て。「こやつらが、女官なのか。」
みんな。メイド服。
「はい。この者達は、メイドともうしまして、
 ここ秋葉原で働くあらたな形の女官です。」
香凛「美邦様にご挨拶なさい。」
「お帰りなさいませ。お嬢様。」
美邦「さっきから、ここおるぞ。」
「お嬢様たら。」
美邦「そなたたち。本当にわらわを主人だとおもっておるのか。」
「もちろんです。」
小夜子、香凛を見る。
小夜子「バカね。」
香凛「お」
みんな。苦しみだす。
香凛「え、なになに。えー」
小夜子「美邦様に虚偽のもうしだてをした結果よ。」
香凛「う」
小夜子「あなたも、きおつけなさい。」
香凛。。。やっぱりツキないのかな。


看板に 女官募集!正直者!!
・・・正直と出る。ミーコは、バカがでるほど純粋だったあ。

香凛。。。ああ、嘘ついたら死ぬなんて厳しすぎる。
美邦「香凛」
「はい。おぬしは、わらはのためによう働いてくれおのう。
 礼を言うぞ。」
「ありがとうございます。」
「じゃが。おぬしのような今様な娘が、わらわのために
 働くのじゃ。」
香凛。。。あたし、ピンチ。
     金儲けのためです。いやいやそんなこといったら普通に
     怒るようね。
     じゃあ、あなたのファンだから。
     会ったことのないファンなんて意味わかんないし。
     しかも。それ嘘だから、いったら死ぬ。
     ああ、もうすれば。
小夜子「ふん。美邦様。このものは、美邦様のために働くことが、
    自らの喜びに繋がるのです。」
「そうか。それはよいことじゃな。」
香凛。。。うまいこというわね。
小夜子「あなたには、まだまだ役にたってもらわないといけないから。」
香凛。。。いー


国子「練馬支部の調査、状況によっては、生存者の確認。および、確保
   が目的よ。池袋より危険度が増している可能性があります。
   油断しないで。」
「はい」
モモコ「国子。わたしにできることだったら、なんでもいいなさい。」
「え」
「武彦。あんなんだけど。こういうときには役にはたていたじゃない。」
「そうだね。」
地上に出て、国子驚く。
「やだあ。」
ダイダロスが密集している。
「すごい大きいのばかり。
 もうこんなに繁殖しているなんて。」
検査機
「光化学オキシダントの濃度が、異常に上がっている。
 この先よ。」
ブーメランで、道を開く。
「ああ。あれは。」
種を蒔いているダイダロス。それも、高層ビルに向かって。
ビルが火を噴いている。
・・・腐海だ。


アトラス公社
少年とリョウコ
「う」
「こちらは、ベルガモットの香りです。
 今のリョウコ様の気分にぴったり。」
リョウコ、違うとばかりに投げつける。
「あなたに、わたしの気分がわかるわけないじゃない。」
「う。もうしわけありません。」
左顔から血を流している。「あ」


「リョウコ様。ダイダロスの件ですが。」
「うん」
「ダイダロスによる光化学オキシダントの被害が地上の各所で
 広がっています。」
「うん」
「意識障害や呼吸障害により死者も出ているようです。
 いかがなさいますか?」
「うふふ。いよいよ、地上には、人間の居場所がなくなってきたわね。」


国子「誰か。誰か。いないの?」
中に入ってみると。
みんな、死んでいる。
モモコ「なによ。これ。」
国子「マスクをつける間もなかったていうの。」
「総裁」
「みんな、聞いて。メタルエイジ、練馬支部は、ただいまをもって
 放棄。みんな、撤収します。
 もう。ここに人がいることなんてできない。」


リョウコに痛めつけられた少年は、兄に見てもらう。
「ありがとう。兄さん。」
「もう何度目だ。」
「大丈夫だよ。兄さん。僕が悪いんだ。」
「つらいなら、やめてもいいだぞ。」
「大丈夫」
「心配いらない。おまえ、ひとりくらいなんとかしてやれる。
 俺に任せておけば。あ」血が止まらない。
「兄さんは、なにもわかっていない。」
「ああ。シオン。」


ドゥオモ
メタルエイジ、ダイダロスの繁殖を確認している。
日数でどれだけ増えるのかシミュレーション。
国子「森は、もう変わる過ぎている。
   驚異的なスピードでダイダロスの単層林になりつつあるわ。」
モモコ「あーら、そんなに繁殖するなんて、絶倫だわ。」
「モモコさん。」
「うふふ。」
「このままじゃあ。アトラスに上がる前に、どこにも人が住めなくなる。
 すぐに手をうたないと。」
モモコ「でも、どうやって、ダイダロスを止めるの?」
国子「ううん。手は一つしかないわ。」


秋葉じじが、密談をしている。
香凛のフィギュアを手に持って。
3035132
「ううん」
「どくんどくん」
「やはりこの写真が一番いいなあ。」
「ううん」
「きらきらぱらり。香凛」
「そんなフィギュアがなんだ。サングラスなしの香凛ちゃんの盗撮写真の
 方が、レアだぞ。」
「いや。兵器と美少女の共同戦線のほうが萌えのだ。」
・・・平和だな。

その場に国子が入ってい来る。
「あの。」
「うぎ。」
「ちょっといい。」
ビックルする3人、警報を。。。。
・・・さわがしいなあ。

モモコ「あんた達。一生そのままでいてね。」
国子達を激写する。
モモコは堂々としている。
「それで要請はなんだ。嬢ちゃんの他のにならなんでもきくぞ。」
国子「実はね。また、爆撃機を用意して欲しいの。」
「いー」×マークがでる。
「なんで、またしょぼんなの。
 前みたいに急いで調達してくれない。
 ドゥオモの資産全部つぎ込んでもいい。
 お金に糸目はつけないわ。」
「それがなあ。あのときとは戦況が変わったのだ。」
「え」
「最近、秋葉原全体を単独で占領したものがおってなあ。
 いままでのシンジケートは、すべて作り替えられた。」
「まあ。被写体としては、かわいいからわしら文句ないんだけどなあ。」
「ピンポンピンポンピンポン。」
モモコ「まったくもう節操ないわね。」
「いいものは、いいんだ。レンズがそういっている。」
「われわれが、直接買い付けることはできんが、そやつに顔をつなぐ
 ことならできる。それでもかまわぬか?」
国子「しかたないわねえ。」


香凛「あー。ああああ」
国子「おお」
香凛「や。山猿」
国子「その声は。」
あのときのぬいぐるみ少女。「クマ」
香凛、ぎこちなく席に足を進める。こけた。
香凛。。。またトルプルAが来るなんて。
     やっぱりツキはわたしを見放していない。
国子は、短剣を持っている。
香凛、うひ。
「で、爆撃機なんか手に入れてなにをやらかすきなの?」
国子「東京を焼きはらうは。」
香凛、なにって。「はあ。」

。。。いっそもことメジューザでハッキングして、マイクロウェーブ
   でも照射したら。リョウコに、トールハンマーを落としちゃえ。
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