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ハヤテのごとく!!  #17 桜の下で [ハヤテのごとく!!]

ナギ、そらに向かって。

。。。ハヤテも振り向ナイスバーディになりたいく。
   と宇宙人にいのるナギ。
   するてぇっと


空からなにか落ちてくる。
ナギの部屋に落下する。

。。。やってきたのは、これだったあ。


「うぃ」

ナギ「あ。おい、おまえ。一体何者なのだ。」

「うぃ」

毛だと思ったら、目だった。
目が4つ。

「ああ」ナギ、真っ白。
「うおおお。」大声を出す。

ハヤテ、ナギお嬢様の部屋にロックをする。
「お嬢様。どうしましたあ。お嬢様。」

「う。ハヤテ。あの」
宇宙人が泣いている。
「お」
カーテンに隠れて泣いている。

ハヤテ「どうしたんですか。お嬢様。入りますよ。」

ナギ「いや、なんでもないから、入ってくるな。
 もういいから、下がっていろ。」

ハヤテ「そ、そうですか。では。う」
ハヤテ、立ち去る。

ナギ、それを扉を開いて、確認し、安心する。「はあ」

宇宙人「あ、ありがとう。」
「お」
「あまりその星の原生的生命体に見つかるのよくないから。」
「やはり、おまえ。宇宙人なのか?」
「うぃ。でも、マヤ。宇宙船とはぐれて。」


ところかわって、とある温泉。
ヒナギクが温泉に入浴。
・・・ないちち。
。。。まずは会って話をしよう。
   ともかくまずは会って話をしなては。

マリアの一言「ようするに裏切りってことですね。」

思い出して、動揺するヒナちゃん。「ぐわぁ」
「とにかくまずは会って、話をするのよ。」
顔まで温泉につかる。
。。。会って話を。話を。
沈んでいく。
。。話を。は な し を。
「ぷわあ。だめだ。」

近づく人影

「のぼっせちょう。出ないと。ああ」
ヒナ、見上げると
西沢「ああ」
「あは」
・・・二人は出会ってしまったあ。


「だったら、わたしが手伝ってやろう。」
「うわあ。本当に」
「ああ。まかせておけ。」
。。。宇宙船を見つけてやれば、きっと宇宙テクノロジーの
   成長促進剤が手に入る。
   そうすれば、わたしの悩殺ボディでハヤテだって。いちころに
「だったら、いますぐいこう。」
マヤ、目から羽が伸びる。
唖然とするナギ。「ああ」


西沢「いやあ、まさかこんなところでヒナさんと会うと思いません
   でしたねえ。」
ヒナ「そ。そうね。」
。。。確かに会って話をしなければと思っていたけど、
   まさかこんなに早く。あ、まだ、こころの準備が。
   いや、だめよ。そんないいわけ。
   会ったからにはちゃんと事情を
西沢、ヒナの肌を触る。
ヒナ「うわああ。な、なに?」
「いやあ。肌きれいだなあと思って。」
「あ、はあ」
「うわあ。髪もさらさらどうやってお手入れいれいるのかなあ。」
髪を触られるヒナ。
「え、いや、特に何も。」
「へえ、うらやましいなあ。」
ヒナ。。。このまま悩んでいてもだめだ。ここは意を決して、
ふりかえろうとする
「あ。あの」
「じゃあ。あたしも、これくらいきれいな肌になるように
 洗ってきます。では、ヒナさんは、このまま暖まってくださいね。」
西沢、湯から出る。
「ああ、ううん。」なんか、タイミングを逃すヒナ。
。。。もう、わたしのばかあ。
「はあ」
。。。ちゃんと話をしなくちゃ。応援するっていったのに。
   ハヤテ君のことを好きになってしまったと
   ちゃんと、話を。は な し を。
湯あたりをするヒナ。

体を洗っている西沢、ぽちゃと落ちる音に気づく。「あ」
振り返ると「ああ、ヒナさん。」
ヒナ、湯あたりしている。


ナギは、マヤに乗って、宇宙船探し。
ナギ「しかし、なんで宇宙船とはぐれてしたのだ。」
「うぃ。マヤ。5万年に一度のこの星の温泉調査にやってきた。」
「ああ」
宇宙船が、地球に近づく。
ナギ「ずいぶん地味な調査だな。」
マヤ、船内で居眠り。
「でも、一生懸命働き過ぎて」
宇宙船の「緊急脱出すぃっち」を押してしまう。
「うにゃあ。」船から、そとに放出される。
「その後、地球のまわりをぐるぐるまわり、宇宙船をおりたここに
 ようやく着地できて。」

ナギ、思い出す。効能で酔ったこと。
「といことは。ここの温泉の妙な効能は?」
「宇宙船の影響だと思う。
 でも、宇宙船は着陸地点になかったのだろう。」
「ひとつ心当たりがある。」
「うぃ」
。。。たちのわるいものがいる。



湯あたりのヒナが脱衣所で目が覚める。「う。ううう。」
西沢「ああ、気がついたかな。」
「う。うお。ここは?」
「脱衣所。ひなさん。のぼせちゃって。」
「ああ、そうか。ありがとう。介抱してくれて。」
・・・これは、なかなかみれない情景。
「え、いやあ、そんなお礼をいわれるようなことは。
 にしても、本当にきれいな肌ですね。」
「さっき全身を拭くときに、さすが興奮しちゃったです。」
「ううん。」
「ふにふにだし。、すべすべだし。」
ヒナ、真っ赤になる。
「もう、お嫁にいけない。」
「あはは、そんなおおげさな。じゃあ、あたしがもちゃおうかな。」
「ばか。第一ハヤテ君はどうするのよ。」
「ああ、そうか。じゃあ、重婚かな。」
「ああ、もおう。」
「うふふ。」
ヒナ。。。わたし、この子に嘘はつけない。つきたくない。
     だから。
ヒナ、起き上がる。
「あの、西沢さん。」
西沢、指をヒナに出す。
「ああ」
「あゆむって呼んでくれんじゃなかったのかな?」
「う、あ。」
「うふ。」
ヒナ。。。不覚にもこのわたしが女の子相手に一瞬ときめいてしまった


・・・両刀使いのヒナ。
「あ、あれ、どうしたのかな。ヒナさん。ねえ」
ヒナ。。。なからこそはっきりさせなきゃ。
「じゃあ、あゆむ。大事な話があるんだけど。」
「え、大事な。」
「ええ」
「実はその。」
「えっと。今ここでないとだめかな。」
ここは、脱衣所、公衆の面前。
「え」


・・・え、鷺ノ宮に宇宙船。
「うわあ。これ、マヤの宇宙船」
「やはり、こんなボケをかませるのは、鷺ノ宮一族しかおるまい。」
「さああ、これで、あらしもピピルマテクノロジーで、アダルトタッチ
 な悩殺ボディに。」
「お」
「う」

ハヤテが、鷺ノ宮家に入っていく。
ナギ。。。ハヤテ
     なんで、こんな時間に伊澄のところに。
     まさか、浮気。いや。
     ハヤテは、わたしにめろめろのはずだ。
     そんなことあるわけが。

のぼせたナギを湯からとりあげる。

。。。全裸を見てもノーリアクション。

「ううう」

「それじゃあ。マヤは宇宙船に」喜んでむかう宇宙人。
それをおさえるナギ。
マヤ「うう。うわああ」
ナギ「宇宙船など、あとでどうとでもなる。
   もうすうこしあたしにつきあえ。」
マヤ「あ」
ナギ、目が真剣。宇宙人でも、こきつかうつもり。
・・・ハヤテのことが気になるナギ。

伊澄「そうですか。おおばあ様の約束でわざわざ。
   わたしの力を取り戻すために血を。
   ですが、心配にはおよびません。
   じき力は戻ります。
   ナギのところへお戻りください。」
ハヤテ「え、でも。伊澄さん。」
「お戻りください。」
「ああ。あ。なぜ、力が使えなくなったのですかね。
 なにか理由があるとか。」
伊澄の背後から冷気が出る。
・・・雪女?
ハヤテ。。。あれ、ぼく何か地雷ふんだ。
伊澄「8年目の一月。初めて友達ができました。」
「え」
「わたしの母が、実の姉のように慕っていた人の娘で、
 その子の母親の退院パーティで初めて会ったんです。
 お日様みたいに笑う可愛い人でした。」
ハヤテ。。。よかった地雷は勘違いだったか。
「でも、その年の三月、彼女は笑わなくなってしまいました。」
ハヤテ。。。ああ、やっぱ、これは地雷だ。
「わたしは、彼女の笑顔を取り戻したかったです。
 ですが、未熟なわたしは、失敗してこころを傷つけただけ。
 だから。これは、わたしがまねいたわたしの問題。
 ハヤテ様は、お帰りください。」
ハヤテ。。。話が抽象過ぎて、わからなかったけど。
      とりえず、無理です。おおばあ様。
      とても立ち入れる雰囲気ではありません。
????
「あ、じゃあ、わかりました。では、ぼくはこのへんで。」
「あきらめるなあ。このボケ。」
おおばあ様にいじされるハヤテ。
「なあ」
「そんな簡単にあきらめて、手にはいるものがあるか。」
「なあ、うわあ」
「ほれ、伊澄。こやつの血を吸え。」
伊澄「早くするのは、ハヤテ様の止血です。おおばあ様。
 だいたいこんなことして、わたしが喜ぶとでもおもったんですか。」
「どわああ。ああ、伊澄のばか。」
・・・???子供か、このばあさん。
伊澄、ハヤテをかかえる。
「すみません。ハヤテ様、すぐに止血の用意をしたいますので。」
ハヤテ「ああ。あ」

虎鉄「やっと、二人きりになれたね。」
「どわああ。あなたは。ひな祭り祭りの時の変態」
「はは。わたしが朝までケアしてやる。」
いやがっているハヤテ。

ナギがそこへ向かっている。
「ハヤテの声」
声の方に走り出すナギ。


ナギ「こら、ハヤテ。おまえ、いったいなにを」
ナギ、虎鉄が、ハヤテ迫っているのを見る。
「う」
「まったく、無粋なやつだな。
 せっかくの恋人同士の愛の語らいの邪魔をするとは」
ハヤテ「だれが、恋人同士だ!!」カンカンになっている。

「ハヤテ、おまえ、こんなやつとこんなところで逢い引き
 だなんて。」
「違うんですって。」
「要するに、わたしの体を見ても、なんとも思わないのは、
 そういうことだったんだなあ。」
「そういうことってどういうことです。
 だいたいお嬢様の裸を見ても、どうにもおもわないのは、
 まだ、ちいちゃな子供だからっていう正常な反応で」
・・・ハヤテ、地雷を踏みました。
ナギが、怒りのオーラを出してます。
「あれ、お嬢様。」
「誰が、ちっちゃな子供だ。バカ。」
走っていってしまう。
「あ、お嬢様。」

そのナギに、マヤが飛んでよってくる。
「あの。マヤ、そろそろ帰りたいんだけど。」
「わたしも、宇宙に行く。乗せていけ。」
「うぃ」
宇宙船に手をのばすナギ
「だめ。マヤ、怒られる。」
「いっから、飛べ」
「だめ。そんなことしたら。」
おおばば様が、マヤを捕縛する。
「うわあ。ひいー」
「人のおもちゃにさわるなあ。」
ナギ「マヤ」
「それは、わしがひろったんじゃ。誰にもやるもんか。」
・・・子供ですね。おおばば様。
宇宙船が、光り出す。飛行を始める。
ナギ、捕まって、中に入ってしまう。
マヤ「うそ。なんで。」
ハヤテも追ってくるが。「う。飛んでる。」
マヤ「まずい。まずい。ナギ。早く降りて、そのまま飛んで
 亜高速飛行になったら、もうナギは。ナギは。地球に戻れなくなる。


「う」ハヤテ
ナギとハヤテの2ショット
ナギ「それって。もう、いやだ待て、おい。
   そんなのいやだ。そんなの。戻れなくなるなんて。
   ハヤテー」

マヤ「どうしよう。もう、マヤの羽では追いつけない。」
ハヤテ「おい。君、今の話、本当なの。」
「う、うぃ。このままじゃあ、ナギは戻ってこなくなる。」
「なあ。お嬢様。そんなことあってたまるか。
 なにか。なにか。手はないんですか。
 お嬢様をお助けする手は。」
「それは。」
「どんな危険なことでもするから。
 ぼくの命くらいいくらでも与えるから。」
マヤ、4つめでハヤテを見る。
「大事な人なんです。失うわけには、いかないんです。
 だから。だから。」
伊澄「ハヤテ様」
「う。あ」
伊澄、ハヤテのひもネクタイを手にとる。
伊澄。ハヤテの頬にキスをする。・・・血も吸っている?
ハヤテ「お」
伊澄、力を取り戻す。・・・なんか、よくありそうなオチ。
伊澄「ハヤテ様は、ナギのヒーローだから。
 だから、わたしがハヤテ様をナギのところに送って差し上げます。」
伊澄の手に力が集まる。
「ナギを助けてあげてくださいね。」
「伊澄さん。」
「ちょっと痛いですけど。」
光が形をとりだす。
「アイ・アム。ギブソンJr.。」
ハヤテ、なんで。と汗をかいている。
「へい。どこでも送るよ。」
ハヤテ、唖然。。。もうすこしワープ的なことを期待したんだけどなあ
・・・むりむり、こういうアナログオチがこれのおもしろいところ
カキーンとハヤテ撃たれる。そんなバカな。


ナギは、宇宙船内で泣いている。
「たのむから。たのむから。とまってくれよ。
 このまま。お別れなんてだめなのだ。
 けんかしたままなのだ。
 けんかしたまま会えなくなるなんて、
 そんなの母だけで十分なのだ。
 だから、ハヤテ・・・」
「なんですか?お嬢様。」
「あ」
頭にたんこぶをつくってハヤテ参上。
・・・それだけで。どうやって入ってきた。なぞだ。
「あ、ハヤテ。」
「はい。お嬢様。」
「あ、ハヤテ。」
ハヤテ、ナギをだきしめる。
「え、ちょっと、ハヤテ。」
「よかった。このまま会えなくなるかって。」
「ああ、いや。わかった。わかったから。
 ハヤテ、苦しいよ。
 おまえ、バカ。そんなとこ触って。
 ばか。こんなことしている場合か。さっさと宇宙船を止めないと。」
ナギ、はずかしい。ハヤテには、ナギはちっちゃな子供。だっこ状態。
「う。なあ。そうでしたね。」

「とのかく送受席を見つけるのだ。」
「はい。そこにいけば。どうして飛んだのかわかるはず。」

二人は、操縦席に
よっぱらいの雪路が操縦している。
ハヤテ、ずっこける。
「なにやてるんですか。先生。どうして、ここにいるんですか?」
「え、いやあ。
 ヒナだけ下田に温泉旅行なんて、うらやまし過ぎるじゃない。
 だから、あたしも赤点の補習をこっちでやちゃおうかなって。」
「そんいうことじゃなくて。」


美希「そういえば、雪路は。
   お風呂の中で赤点の補習するじゃなかったっけ。」
泉「さっき、宇宙船のオブジェに乗り込んでいたよ。
  あたしは、そらを飛ぶとか言って。」
理沙「下田まできて、あほの極みだな。」


宇宙船は、地球の外へ。


雪路は、酔って寝ている。
「ハヤテ。これどうやってとめるんだ。」
「ぼくだって、さっぱり」

「うぃ」マヤ、参上「後は、任せて。」
「マヤ」
「君はさっきの?どうやってここに」
頭にたんこぶのあとが。・・・伊澄の物理魔法
泣いている。
「ああ。だいたい、わかったよ。」
「うぃ。ちょっと半泣き。」
4つの目を開いて、操縦をする。
「でも、無事でよかったあ。これでマヤも安心していけるよ。
 ありがとう。」
船内にひびがはいる。
・・・なんで、これは夢か?
真っ白になる。


ハヤテ。。。
声が聞こえた気がした。
ハヤテ、一人。
あれここはどこだ。
「呼べば、本当にどんなところにでも来てくれるね。」
あ、聞き覚えない声がささやいた気がした。
「あの子は、わがままで自分勝手、そのくせ、寂しがり屋で
 泣き虫だけど。
 わたしはもうあの子を見守ることしかできないから。
「あ」
ハヤテ、振り返ると女性が(ナギ母)
3029770
「ナギのことよろしくお願いね。」
ああ、大人のなったお嬢様が夢の中で笑った気がした。
・・・とハヤテには、みえた。

「お嬢様。」
目覚めるハヤテ。
横には、ナギがいる。そして、夢の中の女の人のカーデンが
かけられている。・・・なんで。
「あ。あれ。なんで、僕たちこんなところに?」
振り返ると墓標がある。
墓標には、ゆかりこ 三千院。
ハヤテ「ゆかりこ 三千院?」


カーデンと墓標にかけて
ナギ「これは、母のお墓だ。命日なんだ。今日は。」
ハヤテ「じゃあ。下田にきたのは、ナイスバーディになるとか
 ではなくて。」
「だから、最初から違うといっているだろう。」
強調するナギ。・・・嘘つき。
「しかし、なぜ、下田にお墓が。」
「新婚旅行がこの下田で、二人の思い出の場所だそうだ。」
「大富豪がなんで、そんな昭和のサラリーマンみたいなハネムーンを?」
「父は、わたしがものごころついたときは、なくなっていて。
 母が、わたしのすべてだったんだ。
 病気が治ったら、この思い出の場所で、一緒に星空を見ようと
 約束して。いったんは退院したんだけど、またすぐに悪くなって、
 それで一緒にいけなくなってけんかした。
 わたしの一方的に。
 母は、もうしわけなさそうな顔をして。
 まさかその直後に亡くなるなんて、思わなくて。
 仲直りできたらよかったんだけど。」
「う、あのう。お嬢様」
走り寄る咲夜。
「暗いわ。」ハリセンでたたく。
「ぬ、なにをするのだ。おまえは?
 ひとがせっかくしんみりしていたのに。」
「あほか。ぼけ。こんな天気のええ日にしんみりしていたら、
 太陽もやりがいがないちゅうねん。」
「太陽のやりがいなんて知るか!」

マリア「まったくふたりとも心配しましたよ。」
ハヤテ「マリアさん。西沢さんにヒナギクさんまで。
    みなさん。どうしてここに。」
ヒナ「決まっているでしょう。ここにあなたたちがいるから、
   迎えにいってあげてって。」
西沢「あれ。、だれに言われたのかな。」
ヒナ「お。あれ。」
マリア「そういえば、誰に。」
美希「まあ。いいでじゃないか。」
理沙「ひとがあつまって、そこに桜があるのだから。」
泉「もうお花見するしかないでしょう。」

虎鉄「おーい。もう、花見始めるぞ。
   こっちだ。いそげ」

伊澄母「でも、そのまえに。
 みんなにゆかりこ姉様にお花をそなえましょう。」

花見が始まる。

ハヤテ「いやあ。しっかりお花見モードになってしまいました。」
ナギ「いいさ。にぎやかなことが好きな人だったし。
   それに会いたかったのだろう。きっと」
「う」
「あたしが今、どんな人たちと一緒にいるのか。」
「あの。お嬢様は、もう一度お母様にあいたいですか?」
「あたしはさあ。ばかみたいに、金があって、買えないものが
 ほとんどないだと思うんだ。
 けどどれだけ金を積んでも、母はもう戻ってこないって
 わかっているから」

ここで、三千院家の宝玉 ・・・・?
みかどじいさまが、ゆかりこの絵を見ている。

「もっともわかっていないやつもどこかにいるかもしれないけど」
「そういえば、あの宇宙人はどこへいたんでしょうね。」

伊澄が絵を見ている。
咲夜「ううん。なにや、伊澄、その紙。
 これ。これは、むかしナギが書いたものよ。」

絵には、宇宙船。乗組員
・・・今回の宇宙人。ゆかりこ姉様の幻影。マジック。
   それともナギの「ノウイング」オチ
   宇宙人は、別次元の存在。ナギ母の世界の産物?

咲夜「あいからわずへたくそやなあ。」


ナギ「多分マヤなら、たどりつけたと思うよ。
  母の星に」
ハヤテ「え」
ナギ。。。母よ。あなたが亡くなって8年。
     わたしに好きな人ができました。
     けんかすることもおおいですが。
     なんとかたのしく過ごしています。
     しばらくは、そちらにいけそうもないので。
     星となり、空となって、見守ってください。
     これからもずっと。ずっと。

。。。そして、この人は

断崖の下の足場で、雪路。
「なんで、あたし、こんなところに」


ナギ、ハヤテを迎えに
「おーい。ハヤテ。マリアがよんでいるぞ。
 そろそろ東京も帰る。って」
ハヤテが、ナギの母の墓前にいる。
ハヤテ「ナギお嬢様のことなんですけど。
 お嬢様は、お母様に謝れなかったことをすこし後悔しています。」

ナギ、桜の木で身を隠す。

「だから、できれば、夢の中ででも、もう一度お嬢様に会ってもらえ
 ないでしょうか。
 お嬢様は、ぼくが一生守っていきますから。」

ナギ「は」

「だから、できるだけ、お嬢様の願いは叶えたいっていうか。
 ああ、でも、甘やかしているってわけではないですよ。
 ただ、ぼくはお嬢様には笑顔でいて欲しいっていうか。その」

ナギ「あんまり死人に無茶なお願いするなよ。」
ハヤテ「お嬢様」
「そんなこと言ってると、この人のことだから、
 こんどは宇宙人ですまなくなるぞ。」
「え」
「母よ。紹介が遅れた。彼が綾崎ハヤテ。
 この三千院ナギの新しい執事だ。」
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