SSブログ

Phantom #17 真相  の感想 [Phantom]

サイスの逆襲、成功。
ピンチ、クロウディアと玲二。
リズィは、クロウを探すが見つからず、すでに捕まったか?
玲二は、キャルの安否不明、アジトが爆破される。
・・・アインは、玲二にしんでほしくないことが、予告で
  それとなく語られる。

どこまでも進む。サイスのシナリオ、自分に都合のいいように
プロジュースする。さあ、ドンデン返しがあるのか?
それとも、サイスのおもわく通りにことが終劇するのか?

--------------------------------------------------------------------

クロウディア邸
彼女は、自分と玲二の2ショットの写真を見ている。
そこにグラスの水がしたたる。
「ロメロ」
過去自分の愛した人の死を思い出す。
「連れて行ってあげるは、ロメロ。
 あなたが求めていた場所。
 だれも追いつけない場所に。
 過去を振り払うほどのスピードで」
 その向こう側へ。」


玲二、出かけることに。
キャルが見送りに
「こんな時間から、仕事だなんて。」
「俺の仕事に時間なんて関係ないさ。
 殺し屋なんて、なりたくなくっただろ。」
「そんなことにもん。」
「遅くなるかもしれない。寝てていいぞ。」
「ううん。おきている。昼間壊れたビデオデッキを拾って
 きてね。修理できるか試して見たいし。」
「新しいのを買えばいい。」
「もったいないよ。まだ。使えるかも」
玲二の車に近づく。
玲二。。。まだ使えるか。
「そうだな。」
「早く戻ってきてね。」キャルの心配な顔
「ああ。」
「約束ね。はあ」
「ああ、約束する。」
玲二、出発する。
キャルは、車を見送っている。


車で目的地に向かう玲二
思い出す。
キャル「離れたくない。ずっと、玲二のそばにいたい。
シートに拳銃。
「まだ、戻れるとしたら、潮時だ。」


目的の場所の貨物停留所
玲二は待っている・
「やめるにしても。逃げるにしても。
 どちらにせよ。組織は。」
相手の車が来る。
「遅いぜ。リズィ」
その車の方に向かう玲二。
「リズィ?」
車のフロントライトに照らされる玲二。「うあ」
ごどう「ようし。そのままだ。」
リズィ、後ろ手に銃を向けられて、ゴドウ組の連中の連れられて
貨物の影から出てくる。
「リズィ」
「すまねえ。まじにあたし、あんたの足ひぱってばっかだな。」
ゴドウ「聞いたぜ。坊主。」銃を玲二に向けている。
「おまえさんが、あのファントムだってなあ。」
「うあは。」
「道理でうちの若い衆が、あっさりばらされたわけだ。」
「ええ」
「芝居はいらねえ。こちとら、おまえさんのブロマイドさえ、
 持っているんだ。ほうれ。」
玲二が、あたかも舎弟を殺したかの写真。
「あ、うあ。そんな写真を?だれが。」
玲二が、確認しているときに、誰かが気配。
追いかける玲二。
エレベータに乗るアイン。
それを追う玲二、エレベータの隙間から、アインの姿が見える。
「やつのしわざか。」
ゴドウ「どうだ、ぐぅのねもでないってか。」
「Mr.ゴドウ。誤解だ。その写真は。」
ゴドウ「醜態さらす前に、まあ聞けよ。
 おまえが上の命令でやらかしたことは、先刻承知だ。
 こっちはただ裏が取りてえだけなのさ。」
「あ」
「俺たちを襲ったのは、三回が三回とも、クロウディアの差し金。
 そうだな。」
リズィ「気は確かか。てめらをインフェルノに加えるために、
 クロウディアがどんだけ骨をおったおもってんだよ。」
ゴドウ、写真を落とす。
「忠義心も嫌いじゃねえがな。
 あの女は。おまえらが、そこまで義理立てする女じゃないぜ。
 踊らされてるんだよ。おれらもおまえらも。」
リズィ「ふざけるな!」
「なあ、姉さんよ。」
「う」
「俺たちが、この場所で会うのは、はじめてじゃないだぜ。」
「なに?」
「覚えてねえのかい。あれは、思いで深い夜だったぜ。
 そう。あれから、かれこれ一年になるか。」
玲二「一年」

貨物置き場での襲撃
ゴドウが覆面で襲ってくる。
リズィ「どこの組織が。積み荷が。う」
アインが、仲間を狙い撃ち。
ゴドウ「やったぜ。」
志賀「まだ、早いですぜ。兄貴。」
「いいから、飛ばせ。」
「へい」

玲二「そうか、あんた達だったのか。
 あんた達がサイスと組んで。」
ゴドウ「サイスなんてやつは知らねえよ。
 お膳立てしたのは、クロウディアさ。」
「なああ」玲二、驚く。
「そんな。」リズィ
ゴドウ「へ、トラブル続きで弱り切っていた俺たちに、
 突然、あの女が話を持ってきた。」


スポーツかで乗り付けたあの打ち合わせ
「500キロのコカインを奪わせてやる。
 手はずは整えて、バックアップの人間もつける。
 ついては、一応ロスで一暴れしてみたいかてなあ。」
玲二「なんで。彼女がそんなことを。」
「ゴドウ組は、ほとぼりがさめた頃合いに、
 素知らぬ顔にインフェルノに加盟しろっていう条件だ。
 こっちも、最初はめんくらったが。
 あの女の立場を聞いて、納得できた。
 あいつは、インフェルノの中に自分の後ろ盾になる手段を
 作りたかったのさあ。
 はぐれものでいるかぎり、一生でかい顔はできないからなあ。」
「あ。ああ」
「俺たちが、向かいは他からぶつを仕入れていたって話
 てのはあ。あれは、真っ赤な嘘さあ。
 ゴドウ一家のマーケットは、この一年で俺がおたってたんだよ。
 あんたら拝借したコカインを元手になあ。」
「じゃあ、クロウディアはサイスを。」
「ああん。あの計画でとばっちりを食ったアホがいたなあ。
 こいつのことか。おまえの言ってるサイスってのは。」
「ああ」

玲二、アインの重体を思い出す。
携帯に電話
「僕です。」
「急変よ。サイスが組織を裏切った。」
「あ」
「ファントムを使い。インフェルノの積み荷を襲撃して。」
「あは」
「組織は、全力を挙げて二人を捜索中よ。
 どちらもまだ見つかってないわ。」
「う」

現在「あのとき」

過去
クロウディア「身の潔白を証明し、アインを取り返す方法が。
 あなたなら、わかるでしょう。これの使い方。」
彼女から、銃を渡される。
「うふ」

現在「すべて彼女が絡んでいた。」

過去
玲二は、サイスを殺しに向かう。
そうぜんとするサイス。
それを見ているアイン。
玲二、サイスに銃をむける。
「サイス」叫ぶ玲二。銃をサイスにむけ、撃つ。
サイス、動揺。彼を守るように、アインは、銃弾を受ける。
。。。そのために俺たちは傷ついて、泣いて。

ゴドウ「その様子だと。思い当たるふしがあるようだな。」
リズィ「本当なのかい。ファントム。」
「天下もファントムさんも女の色香にはかなわいと見える。
 だがなあ。この話の筋書きには、まだ続きがあるぜ。
 あの女。最後には、俺と志賀を抜きにして、ゴドウ組と
 繋がるはらだったんだよ。
 口封じに俺たちをばらす一方で。
 どさくさに紛れて、自分のライバルまで消しやがった。
 どこまで、腹黒いんだか知らねえ。」
ゴドウ、玲二に銃を向ける。
「こいつが真相だ。わかるか。
 俺たちあ。あの女にこけにされたんだ。
 もう、インフェルノもなにも知ったことじゃねえ。
 ここまで、なめられて、黙っているゴドウダイスケ
 じゃねんだよ。」
玲二、聞いているだけ。
トリガーに手がかかる。
リズィ「信じねえぞ。あたしやあ。信じねえぞ。
 このうすぎたねえ盗人やろうが。」
ゴドウ、振り返って、リズィに狙いをつける。
「しゃらっぷ」銃を撃つ?
舎弟が殺される。
ゴドウ「あ」まだ、撃っていない。
マシンガンから撃たれた。
玲二、すかさず車の影に隠れる。
ゴドウの舎弟がみんな撃たれる。
リズィも体を低くして防ぐ。
ゴドウ「くそう。どこだ。どこにいやがる。」銃をうつが、むなしい。
ゴドウも撃たれるが、致命傷でない。
・・・計画のどおり?
ゴドウ、倒れる。

玲二「やつだ。」・・・そう、アインです。
リズィ、車を寄せて「乗れ。ファントム。」
「先に行け。」
「ファントム」
玲二は、動き出した貨物列車に乗り移る。
貨物の上に登ろうとしたら、飛ぶ影が目に入る。
「う」
玲二、貨物の屋根に上がる。
振り返って、スナイパーに狙いをつける。
そこには、アイン(エレン)がいる。
玲二「あ
   エ、エレン」
エレンがいる。

「まさか生きて。でも、なぜだ。なぜなんだ。エレン。
 なぜ、きみがこんなことを。」
線路の連結先が変更される。
アイン「エレンなんて呼ばないで。」よそよそしい話し方。
3029881
「あ」
「私は、アイン。今も。昔も。ただのアイン。」
「あ」
「速く逃げなさい。インフェルノが、すぐにあなたを追ってくる。
 こんどこそ徹底的に。」
「インフェルノが?」
貨物の連結が切られる。
玲二「お。あ。うあ」
アインと玲二、離れていく。
「エレン、待ってくれ。」
アインは、先にいってしまう。
・・・お人形さんの彼女。サイスのおもちゃ。
「エレン」手を差し出す。
。。。あたしはアイン。今も。昔も。

玲二の乗っていた貨物が止まる。
玲二、手を差し出したまま、止まっている。
「お。ええ」
銃を手から落としてしまう。
「あいつか!あの男だ。サイス・マスター」


サイス、能面に色を塗っている。
ある男「見事なものです。ゴドウ組。クロウディア・マッケネン。
   そしてインフェルノのアイザック・ワイズメル。
   三つどもえの疑心暗鬼をあおり立て、
   かつて自分を罠にはめた、仇敵達を続々と自滅に
   導いていく。ふ。」
「いいえ。それだけではありません。
 ことの真相は、わたしの手引きによって、インフェルノに
 伝えられました。
 すぐにでも彼らは動き始めるでしょう。」
・・・サイスによって歪められた事実となって、
   見方がかわれば、嘘も本当になる。
   自分が間にはいっていても。


クロウディア邸
勝利で飲んでいる彼女

「裏切り者であるクロウディア・マッケネンとその先兵となった
 ファントムの抹殺。」

玲二は、アジト向かっている。
「組織が、おれを。
 だとすれば。」

アジトでは、キャルが、ビデオデッキを修理している。

「キャル」


ゴドウの回想
雪が降っている。
「そうか。受かったか。入試。よかったな。みよ。」
「すぐにおじさんにも知らせたくって。
 いきなり来て、お仕事の邪魔だった。」
「うう、そんなこと気にしなくてもいい。」
「でも、大変なんでしょう。貿易のお仕事って。」
「ああ。なあ。まあなあ。
 明後日から買い付けで日本から離れる。
 土産、なにがいい。」
「そんな。いいよ、いつも。
 それに、あんまりいろいろもらうとお母さんにばれちゃうし。」
「そうか。それもそうだよなあ。」
彼女は帰っていく。
。。。友達と待ち合わせをしているから。
。。。うんと、羽を伸ばすがいい。またな。
。。。うん。

見送るゴドウに志賀が傘を持って迎え来る。
ゴドウ、たばこを吸う。志賀が火をつける。
ゴドウ「いくら離縁したとは、いえ。
    みおには。俺や組長よ同じ血が。
    ゴトウの鬼の血が流れている。
    もし。底につけ込もうって奴が出てきたら。
    なにも知らないみおは、身を守ることさえできんだろう。


志賀は聞いている。
「立場が変わろうが、名字が変わろうが、あいつは俺の妹だ。
 志賀。今回のヤマはでかい。
 もし。俺が生きて、国に帰れねえようなら。
 そのときは。」
志賀「承知しておりますよ。兄貴。
   みおさんの行く末は、この志賀が責任を持って見届けます。


「すまねえなあ。志賀」


現在、舎弟をやられて、自身も撃たれたゴドウ。
志賀が、ゴドウのもとにやってくる。
・・・きたねえ。
ゴドウ「腹と肩かあ。へ、なんてことねえ。
    この倍以上の鉛玉を喰らって、生き延びたこともある。
    修羅道が、俺の花道よ。」
なんとか、すわるゴトウ。
「よおお」
志賀がそばに依る。
ゴドウ、たばこを吸う。火をつける志賀。
「誰が、残った。」
「全滅です。」
・・・あんたが、いるでしょう。
「ふ、そうか。結局、また俺とおまえだけか。
 いつだって、そうだったなあ。
 どんな修羅場をくぐろうと、おまえはいつも俺といた。
 俺の度胸と、おまえの知恵で、いつでも。
 ふ。」
「そうしやあした。」
「別に。」
「で、それで、クロウディアの方はどうだ。」
「あの女は、インフェルノの方が始末をつけるでしょう。
 それよりも問題は、われわれゴドウ組です。
 あの女の下にした我々を、インフェルノは、ほうっておけません


 戦争になりやす。」
「へ、インフェルノがなんだっていうんだ。
 おれらを騙したつけ、たっぷりと払わしてやる。」
「う」志賀
「こいつらの、ともらい合戦だ。
 なあ、志賀。皆殺しにしてやろうぜ。」
「およびませんよ。それには。」
「ああ」
志賀、ゴドウ兄貴に銃を向ける。
「あ。なあ。」
「後ひとりが死ぬだけでかたがつくんです。
 なにもかも。」
「志賀あ!」
「もうなっちまってから、言っても。
 信じてもらえないでしょうが。兄貴。志賀は心底。
 あんたに惚れてました。」
「志賀あ。
 志賀あ!!」
銃声が鳴る。ゴドウ。死す。
志賀「え」
ゴドウ、倒れる。

ギュゼッペ「造反者を始末したことで、ゴドウ組の誠意は
  証明されました。
  インフェルノには、私が間になって取りなしましょう。」
・・・うそだあ。
  「Mr.志賀。これで、ゴドウ組は安泰です。」
志賀、ギュゼッペに銃を向ける。
「う」
「ギュゼッペ。俺は、あんたを撃ちたくて仕方ない。」
「撃ちますか?わたしを。」
・・・・「う」
撃つのをやめる志賀。・・・あんたは、アホです。
「どうやら、あなたとは話が合いそうだ。いい友人になれそうです

よ。Mr.志賀。」
志賀は、そんな感じではない。

リズィ、クロウディアを探しに、家に行くがいない。
「クロウ。
 どこいいる。クロウ。」

クラスには、ブランディーが残っている。

「どこだよ。どこにいるんだよ。
 いいわけぐらいしろ。クロウディア・マッケネン。」


玲二、車でアジトに向かっている。
アインの言葉が耳に残っている。
「逃げて。玲二。生きて。」
「あ」
・・・あああん、いつ言ったことばだよ。


車を離れたところで止めて、アジトを伺う玲二。
。。。追手は?

アジト内には、ビデオデッキが。。。。
そのまま。

。。。キャル
   キャル


玲二の回想
送った時計を見ているキャル
「よく飽きないなあ。」
「飽きないよ。」
「その曲。そんなに好きか?」
「好きだよ。だって、大好きな人に買ってもらったものだもの。」
「あ」玲二、もててもます。
笑顔で返すキャル。
「なにもないと思っていた。
「お」
「普通の人が当たり前のように思っていることがなくて、
 だから、ずっと手に入らないものだと思っていた。
 ありがとう。玲二。」
「あ」
「ずっと、玲二のそばにいたい。」


玲二、アジトを監視している。
「あ」
アジトに近づく。
手をふところに忍ばせて、近づく玲二。
部屋には、キャルがいる気配がない。
入り口に紙袋が置いてある。・・・時限爆弾。
アジトの部屋には、電気がともっている。
玲二は、近づく。
目の前で、爆発が発生し、吹っ飛ぶ部屋。
唖然とする玲二。
「ああ。ああ。あ、ああ、
 キャル」
涙を流す玲二
「キャル。
 キャルーーーー!」
タグ:Phantom 真相
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0