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夏のあらし! 第10話  異邦人 の感想 [夏のあらし!]

ああ、あらしさん、妖怪加奈子にエネルギーをすわれる。
加奈子、わたしたちと同じ存在がいたとはね。
はじめ、加奈子にいぞむが、ボーガンが!
グラサンに助られる。加奈子、だれか?警察にいったら、殺すわよ。
ぶっそうな女。
はじめ、加奈子らと対決!明かされるグラサン、村田英雄た゛あ。
あらしさんは、歴史をまもっていた。ヒーロー!すじがとおったあ。
はじめとグラサン、加奈子らに対決。
グラサン、加奈子に負ける。電気ショックて゛
はじめは、やよいに、たじろぐやよい、加奈子の出現に。はじめ、やよいにふらて、タイムスリップ。
と゛こにいく。
昭和二十年五月二十九日にか?

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加奈子が、あらしさんの胸に手をとおす。
あらし「うわあ」
胸から、命を吸い取る加奈子。
「ごめんなさいね。あたし達このままじゃ。消滅してしまうから。
 本当に私たちのような妖怪がほかにいたのね。うふふ」
はじめ「てめえ、あらしさんを離せえ。」
駆け寄るはじめにスカートからボウガンを取り出し、向ける。
「ぐうう」
「いい子だから、動かないで坊や。じゃないと、死ぬわ。」

あらし。加奈子に命を吸い取られる。
「う~ん」
「く」
近寄る人影。
「はあん。もう少し。」
「ああ」
あらし、倒れかかる。
はじめ、我慢が出来なくなって走り出す。
「そう」
矢がはじめに!グラサンが出てきて、矢を切る。
「へ」
「グラサン」
刀をむき出すグラサン。
「ったく、なんだっていうんだ。あんたマジで狙ったのか。」
「ああ」
「く、どうにもいけすかないなあ。
 今この瞬間、あんたからの依頼は白紙にさせてもらうぜ。
 お嬢ちゃん。」
「そう。」
グラサン、加奈子に斬りかかる。
加奈子、一瞬で移動する。上に登る。
「なああ」
「あらしさん。」
「女に斬りかかるなんて、男なんて凶暴だわ。」
「くそ」
はじめ、あらしに呼びまくる。
「あの戦争も男達が身勝手に始めた。
 おかけで私たちはこんな体になってしまったのよ。」
手がすける加奈子。
「思い出しもない。あの忌まわしい空襲。焼夷弾の雨。」
「あらしさん。」
「私たちのことを嗅ぎ回ったら殺すわ。警察沙汰にしても殺す。
 いいわね。それじゃあ。さよなら。」
「あ、待って。」
もう、加奈子はいない。
「くそう。」あらしさんは、気を失っている。


はじめのじいちゃんの家。
あらしさん、寝込んでいる。はじめ、見ている。
グラサン「よ、いい加減に教えろよ。
     なんなんだよ。そいつらは。」
「幽霊だ。60年前から生き続けている。」
「く、幽霊ねえ。」
「おい、グラサン。俺をあの女の所まで連れて行け。」
「行って、どうしようとする。
 スカートにボウガンを忍ばす女だぞ。
 こういうのは警察に任せたとかな。」
「どう説明するんだ。万が一、あらしさんのことが、ばれたら。
 それを避けて、あらしさんは。俺みたいなガキに頼って。
 なのに。」
グラサン、見ている。
「一度も守れねえのか。そんなのねえよ。」
「へ。わあった。わあった。一緒にいってやるよ。」
「あん、なんであんたがついてくるだよ。
 得たいのしれぬ怪しいやつめ。」
「なにをこらあ。かわいくねえガキだな。
 信用しろ。ほれ、俺の名刺。ほら」

  私立探偵 村田英雄

「私立探偵やってんだ。」
「村田英雄。お。あんたの名前、村田英雄っていうのか。」
「ああ、戦時中、爆弾からオヤジを救ってくれた恩人に
 あやかって、オヤジがつけてくれた名よ。」
敗目、あっと思う。
「ヒーロー見たくなるってよ。どうだ。ぴったりだろう。」

前に昔会いにいった記憶が巡る。

「そうかそうだったんだ。あらしさんは、なにも間違ちゃいなかった。」「はあ。」
「だから、あらしさんが助ける前から、あらしさんが助けて
 生まれた人間は存在したんだよ。」
「おい、なんの話だ。」
「歴史はなんにも変わってないんだ。いや、正確にいうと。
 あらしさんが誰かを救うことで、時代は今の時代へと流れて
 来ていたんだ。誰も消えていない。誰も犠牲になんかしていない。
 あらしさん。あらしさんは、正真正銘のヒーローだったよ。」
「ようし、あの女の所へ行くぞ。グラサン。」
「てめえが、しきるなっちゅうの。」

「待っててくれ。あらしさん。」

バイクに乗って、二人が敵アジトに向かう。


加奈子達の洋館
加奈子、やよいを見ている。
「ごめんなさい。今日はなにも読んでないの。」
「ゆっくりお休みなさいな。」
「うん」
加奈子が、やよいの額に手を当てる。
あらしさんから奪ったものを、やよいに与えている。
「さあ、命よ。」


グラサン「あそこだ。」
「なかは。」
「おれも何度か足を運んだだけだがよう。
 いつも暗がりで、幽霊屋敷みたいだったなあ。
 親とか見たことねえ。
 いるのはあのおっかねえ女。山崎加奈子ともう一人は、
 加奈子と同い年くらいの名前もしらねえ娘だ。」
洋館の様子が。。。
「どんな様子だ。」
「車いすのおとなしい子でよ。なんか親友みてえな感じだったな。」
「おそらくあの黒い女がつうじた相手だな。」
「で、どうするんだ。作戦は立てとくべきだぜ。
 あの女、変な技使うし、相当きってるからなあ。」
「中で二手に分かれよう。」
「って、おめえ一人で。危なくねえ。」
「あんたは、あの黒い女を引きつけておいてくれ。
 その間にその女を人質に取ってやる。」ロープを出すはじめ。
「おいおい。それはちよっと物騒じゃないか。
 おら、けが人には手えだしたくねえつうか。」
「あらしさんをあんな目にあわせたんだ。」


そのころ、はじめのじいちゃんの家
あらしを看病する。みんな。
ジュン「どうですか。あらしさんの様子は?」
首をふるカヤ。
あらしさん、苦しむ。光って消えかかる。
マスター「それ、あれか?昼間いっていた存在が不安定に
 なんとか。」
カヤ「たぶん」
「で、そうなの?はじめはなんて。」
ジュン「、くわしいことは。」
「ったく。、あのガキ。ちっとは大人に相談してから
 行動しろっての。」
ジュン「あいつ、あらしさんやカヤさんのことを他の人にしられる
 といけないからって。」
「わたしは他の人ってか。」
「え」
「ま、いいけどなあ。折り合えずなんか飯作ってくんねえ。」
カヤ「はあ。こんなときに何考えているんですか。
   はじめがどうにかして、あらしを元気にさせるんだろう。」
「あ」
「だったら、あらしが目醒めたとき、一番最初に見るあたしらが
 元気なかったらだめだろうが。」
ジュン「あ」
カヤ「ふう。お台所を利用できるか。おじいさまに聞いてきます。」
マスター「ビールもな。」


洋館内
グラサンが歩いている。
「ずぶんむすなあ。暑くねえのか。連中。」
ドアを開いて、部屋の様子をうかがう二人。
「ううん。てめえ、すごい妖気がったているぞ。」
「妖気でなくて、やる気だ。」
「ふん、なえねえようにしろよ。」
「1階と2階に別れよう。俺は2階にいく。」
「おう。おめえがあのこええおんなに鉢会わないように祈っているぜ。」
はじめ、階段を上がる。

「へええ。しかし、幽霊退治とはねえ。」

。。。夏のあらしの絵

「ああ、いい趣味してんじゃないの。
 いったいどうやって生活してんだかね。あいつら。」

グラサンの後ろで影が立ち上がる。本当に幽霊だ。
後ろにいるよ。黒い影。

グラサン、鏡の前で
「お。これも年代物だね。」

加奈子、手刀らしきもので忍び寄る。
グラサン、気配を感じる。
すかさず逃げる。体勢を立て直す。
「いねえ。」
どこにも見あたらない。
「け。音がしないとは、闇討ちが裏目に出やがった。」
後ろに妖怪のように現れる加奈子。手に刃物を持っている。


2階のやよい。
彼女に近づくはじめ。縄で捕縛するつもり。
。。。あの黒い女の仲間。
目が覚めるやよい。「誰」
「はああ」


加奈子は、グラサンと格闘している。
グラサンが、警察が使う何とか玉で、加奈子が目立つようにする。
「戦中じゃ。こんな防犯用具しらねえだろう。」
グラサン、加奈子の刃物をはね飛ばす。「きゃあ」
追い詰められる加奈子。「あああ」
寸止めをするグラサン。
「くそう。結局弱い者いじめになっちまった。へえ。
 ほれ」
手を出し出す。「ああ」
「立てよ。」
「はああ。」手を後ろに回して、電気ショックの防犯グッズを
グラサンに突きつける。
「ううん」
にやとする加奈子
「うわあああ」
加奈子に倒されるグラサン。
「戦中派でもこれくらい知っているのよ。ふん。」
電気ショックの道具を見る。


はじめ「あんたを縛らせてもらう。」
やよい、逃げようとしている。
「悪いが、ここは、情け無用で行かせてもらうぜ。」
「加奈子。加奈子は。どうしたの。どうしたの。加奈子」
「あんた、あの女と通じた相手だろう。」
「いえ。」
「なあ。あんた。もしかしてあの女に脅されて、
 いいように使われてやしないか。」
「わたしが、加奈子に?」
「そうなんだろう。だったら手貸すから一緒にここを抜け出して」
「違うは、なにを言ってるの。まったくの見当違いよ。」
「え」
「加奈子は、そんなことしないわ。」
はじめ、縄をもって「うん」
対峙している。
「あいつが大事なのはわかったよ。でも、だめだぜ。
 先にしかけたのは、そっちだ。
 あんたには、俺と来てもらうぜ。
 あらしさんを元に戻してもらう。」
「あなた、嵐山さんの」
「う、あんたも、あらしさんを知っているのか?」
「ああ」
「なんだ。いったい、あんたら何者なんだ。」
「はああ」
やよい、椅子み座ろうとする。
はじめが手助けしようとするが、
「さわらないで、」
「うああああ」
やよい、懸命に車椅子に寄りかかる。
はじめ、。。。なんだっていうんだ。
やよい、車いすに座る。息たえだえ
「わたし。私たちは、嵐山さんと同じ女学校だったの。」
「え」
「あたしの名前は伏見やよい。」


むかしの話。昭和20年
「ねえねえ、聞いた伏見さん。あらしの歌、そうじゅんふ。
 すばらしかったわよね。」
「ああ、わたしの歌、海ゆかばとは段違い。
 わたしは、カヤと合唱とローレライが好き。」
「そうよねえ、カヤもすてがたいわよね。」
「伏見さんは」
「わたしは。」

みんなの歓声が

あらしとカヤが歩いている。
「みなさん。ごきげんよう。」
「ごきげんよう」

「ああ」

「すてき。あらしとカヤ二人が並ぶとまるでここが銀幕に
 なったみたい。」
「うん。今度の演芸会が待ち遠しいわねえ。
 あ、そうだ、伏見さん。
 あなた、あらしとカヤの伴奏を頼まれたんですって。」
「あ、うん。」
「伏見さんのピアノ、じょうずだものね。うらやましいわ。」
「わたしなんかにつとまるか不安だけど。背一杯がんばるわ。」
「楽しみしてるわ。」

加奈子「あなたたち、いつまで話しているの?」
「あ、すみません。」
「けっぱつもできない上級生にふぬけて、作業中におしゃかを
 だして、わたしたちに尻ぬぐいさせないでね。」

「やあねえ。なによ、あれ。」
「ひがみよ。自分が、女工なものだから。私たちをひがんでいるのよ。」
やよい「ああ」


飛行機がある中をあるく加奈子
「ないが家柄よ。なにが女学生よ。」
ガタ
「あの子達、なんの役にも立たないくせに。」
持ち上げようとする。重い
「お」
やよいが、片方を持つ。
「おお、あなた。」
「手伝わせてください。」


ビアノの練習をしているやよい。
「たくさん練習して、あらしに褒められたら、どんなにすてき
 かしら。うふ。」
「伏見さん。」
「う。ううん。あ、えっと、」
「山崎よ。」
「山崎さん。」
加奈子、ピアノを見ている。
「体したご身分ね。さすがは女学生さんだわ。」
「う」
「そうそうに作業をあがれる上に、
 ピアノまで弾く余裕があるなんてね。」
「え、そんなあ。」
「あなた気にいらないのよ。」
「いい子のふりすれば、優しくされるとおもった。
 耳障りだわ。そんなピアノ、早く解体して
 ピアノ線をきょうしつしてしまいなさいよ。」
「ああ」
「え」
加奈子出て行く。
「あ、あの
 よかったら、今度の休電日の演芸会、見に来ださいませんか。
 とっても楽しいと思います。
 みんな。女の子にもどれっるっていうか。」
「あなた、あたしをバカだと思ってるの。」
「そんなあ。」
「絶対にいかないわ。」
戸が閉められる音。

「でも、加奈子は来てくれたの。あたしのピアノを聞いてくれたわ。」
「なんでそんなひねくれもんが。急に行く気になったんだ。
 なんかあったんですか。」
「わからない。けど、加奈子は、優しい子だから。」
「へ、そうは見えないけどなあ。」
「本当よ。演芸会の後二人きりでお話をしたら、ビックリするほど
 息があって、他の友達とも打ち解けて。
 以来私たちはお互いに励まし合いながら生きてきたわ。
 あの暗くて苦々しい動員の日々も。
 そして、今も。」

加奈子「ここでなにをしているの?」
はじめ「あ。はあ」
「加奈子」
手に手刀をもっている加奈子。
「大丈夫よ。加奈子。この子はあたしになにもしなかったわ。」
「あんた」
「加奈子、お願い。こんなことはもうやめましょう。
 私たちの存在が消えつつあるのも運命だわ。
 ううん。むしろ私たちは、しあわせのほうだったのよ。
 他の人達はみんなあの日。」
「あんな不条理な死に方、許せるものですか。
 生きるのよ。やよい。
 なんとしてでも二人で生き延びるの。」
・・・・なぜに壁に夏のあらしのポスターが貼っている。
「だからって、あらしさんを犠牲にしていいのかよ。
 あらしさんには、やりことがあるんだ
 過去に跳んで、たくさんの人を空襲から救っているんだぞ。
 自分の危険も顧みず。」
「ふ、すてき。ああ、すてきな方ね。彼女は。
 いつも時代も。」
やよいのかなしい顔。「加奈子」
「だったら喜んでわたしたちのためにその身を犠牲にしてくれる
 はずよ。」
はじめ「させない」
「だって、あらしは人助けをしたいでしょう。」
「あらしさんは。あらしさんの正義はそうかもしれない。
 だが、俺の正義は違う。
 俺の正義は、あらしさんを手伝って、一緒に60年前に
 跳んで、あらしさんを守ることだ。」
加奈子
やよい
はじめ
「あなた。20年の5月29日には跳んだ。」
やよい「5月29日」
「う、いや」
「だから、そんな口がきけるのだわ。」
やよいが震えている。
「あの日を境にやよいは、恐怖のあまりに歩けなくなってしまった。」
「う」
やよいが、震えている。「ううう」
「二度と、もう二度と。やよいに怖い思いはさせはしない。
 わたしたちは。平穏な時を八千代まで生きてゆくのよ。」
手刀が、加奈子の顔を照らす。
「それを邪魔する者は、消えてもらうわ。」
はじめに刀をふるう。
はじめ、なんとかそれを寸前で除ける。
「ここで死ねるかあ。」
こけて、「痛て。あ。ああ」
はじめとやよいが触れていまう。「ああ」
大きく開かれるやよいの目。
二人がつうじて、時をかけてしまう。
やよいが、容貌をへんげしてゆく。
そのまま、時間を超えて、車いすごといなくなる。
加奈子「ああ」。手刀を落とす。
「どこ。どこね。やよい。
唖然とする加世子「やよい」


次週に予告前の講座
あらしが眠っている。マスターがビールを積んでいる。暇をもてあます。
「暇だな。」
カヤとジュン「ううん」
「暇だな。」
「なにかおもしろい話ない。」
カヤ「あの」
「お」
カヤ「この間、本を読んだのですが。」
「ほおお」
ジュン「なんて言う本なんですか?」
カヤ「それがタイトルを忘れてしまったのよ。」
ジュン「どんなお話か聞かせてくださいよ。」
カヤ「ええ。
 それは平和な学園物語。生徒達は無数のチームに分かれ、
 それぞれの個性を発揮しながら、時に戦い、時に友情を
 確かめあい。成長してゆくの。
 特に主人公が所属するチームは一目おかれていて。
 その感性は斬新なアイデアであふれているのよ。」
ジュン「ええ。興味ぶかいですね。」
カヤ「そのチームには決まった口癖があるの」
ジュン「なんて言うんです。」
「ううん」
カヤ「きめいわす」
「じゃあねえ」
「ううん」あらしがうなされる。
カヤ「あらし、大丈夫ですか。」
「なんかまずったか?」

次回「世界は二人のために」
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