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夏のあらし! 第9話  HERO(ヒーローになる時、それは今 の感想 [夏のあらし!]

あらしさん、ピンチ。ついに、加奈子があらしさんの前に現れる。
手を触れられて、あらしさん、体の調子が悪くなる。
さらに、はじめととの帰りに、加奈子があらしの前に現れて、
あらしの胸に手が入ってゆく。あああ、おかしなかんじ。

やよいと加奈子は、あらしを数少ない親類という。
永遠の命のためにあらしさんが必要らしい。

オールコンプリートしたら、不死人になれる?仮面ライダー????か?

始まりの歌に、夏の回数が、9回に、話数とあわしているとは、知らなかった。
どこまでも遊んでいるね。このアニメ。まあ、フィクションだから、
なんとでもなる。いつも音入れしているのかな。

マスター、相変わらず賞味期限ネタ。鯖だけに足が早い。
もったいないから、過去に持って行って、食べさせて。味には、はじめ?
半年も前に戻ればって、まだ刺身になっていない鯖。諦めるマスター。
鯖を読みすぎですとカヤ。喫茶方舟が、オヤジギャグで、凍り付く。
それはないわ、カヤさん。

その後は、タイムパラドックス。パラレルワールド論。
ただをこねるマスター、あなたには難しすぎる。
はじめとアラシは、カヤのテーブルにつけた傷でいつついたと
それと20年くらい前にときを戻って、自分たちが助けた子孫にある。
ああ、やっぱり変わってきている。
過去を変えると、現在げの影響が波に伝わってくるって話もあったな。

やよい。加奈子。また、おもしろい本のはなし。・・・漫画でしょう。
加奈子に伝えなきゃ、その指者の決まった口癖を。
「絶望」・・・さよなら絶望先生。7月からするんだよね。


次回は「異邦人」

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やよい。加奈子。また、おもしろい本のはなし。・・・漫画でしょう。
学舎での話、急に現れた指導者。その指導者には決まった口癖があるの。
やよい、調子が悪くなって、倒れる。

ああ。与那国さんが、出ているよ。

喫茶方舟にて
マスター「やあ、実はこれなんだけどね。」
はじめ「鯖の刺身。」
ジュン「思い切り賞味期限が切れてますね。」
「先々週、晩酌のつまみに買っておいたんだけど、すっかり忘れちゃっててさあ。」
はじめ「げえ。なんか異臭が!」
カヤ「マスター。まさか。また、これを。」
「そう、これをタイムトリップで賞味期限より昔に持って行ってよ。」
ジュン「また、その話ですか。」
よ。鯖
「平気平気。趣味期限より前に言って食べれば。」
カヤ「だから、それは無理です。」
よ、与那国さん。
「ここに午後4時以降に調理しましたって書いてあるだろう。」
カヤ「それは、関係ありません。」
よ、洋裁はさみ。
「関鯖で高かったんだよ。」
よ、ようこ。
カヤ「そういう問題じゃありません。」
よ。ヨーヨー
「まあ、心配するのも一理あるから、はじめが毒味して、大丈夫だったら、
 昔のあたしに食べさせてよ。」
はじめ「やばいのおれじゃねかよ。」
ジュン「鯖はまずいですよ。鯖は!」
「こういうのって考えあるのから。」
みんな「おお」
「今度はこれをうんと前に持ってゆくんだよ。賞味期限なんて、ケチくさいこと
 なんか言わず。思いっきり以前、半年ぐらい前に。それなら安全だろう。」
あらし「そっか。それなら安全かも。」
カヤ「安全じゃありません。」
「はあ、なんでわかんないかな?あたま悪いやつだなあ。」
カヤ「わたしのほうですか。」
「いいから、一回試してみてよ。そしたらどっちが正しいかわかるから。」
ジュン「ちょっよ、待って下さい。
    半年前って、賞味期限前に製造日前じゃありませんか。」
一同「あ」
はじめ「ということは。この鯖が刺身になる前、」
ジュン「スーパーにも届いてないよ。」
カヤ「まだ、海を泳いでいる頃ね。」
あらし「それじゃ食べられないね。」・・・違う。論点が?落語か?
「そっか。だめか。」
カヤ「はい、半年はさばを読み過ぎです。」かわいく話す。
オヤジギャグで凍り付く方舟。
「しお、く・だ・さ・い」
外は夏なのに猛吹雪。方舟が雪崩で壊れる。・・・ああ、カヤさん。雪女。


「でも、もったいないなあ。高かったのになあ。」
カヤ「諦めて下さい。おなか壊しますよ。」
「むかしにタイムトリップ出来るやつがいるんだから、
 どうにかなりそうなんだけどなあ。」
ジュン「無理ですよ。過去に行けば、なんでも出来る訳じゃないですから。
 タイムパラドックスだてあるし。」
「タイムパラドックス?」
はじめ「有名な試行実験すよ。
    例えば、俺が過去に言って、マスターにマスターに鯖が傷む前に食べるように
    忠告したらどうなるか。マスターが、鯖を食べたら、鯖は傷まない。
    傷まないと俺は過去のマスターに忠告には行かない。するとやっぱり鯖は
    忘れられる。果たして、鯖は傷むのか。」
「ふーん。で、答えは」
「答えはないすよ。」
「パラドックスだから」
「答えがない問題なんてだすなよ。考え出したら、眠れなくなるだろう。」
「いや、クイズじゃあないから。」
あらし「うーん。やっぱりこの傷気になるわね。」
テーブルに傷をふいているあらし。
ジュン「ああ、カヤさんがほったやつですね。」
「カヤが?」
昔のマスターに前にほった。
ジュン「過去に飛んだとき、ずっとかりかりやっていたんですよ。
    すこしでも店長とはなしでもすればいいのに。」
あらし「へえー。かわいいだあ。」
カヤ、動揺する。「そ。そんな。なによ」
はじめ「そういえば、あらしさんは、毎年の夏この方舟にいたんですよね。」
「そうよ。」
「傷に気付いたのっていつですか?」
「カヤとジュンが跳んでたときだけど。はじめちゃんも一緒にいたじゃない。」
「それまで見たことなかったんすか?」
「うーん。覚えてないなあ。
 言われてみれば、あったような、なかったような。」
「60年前にほられたってことは、この傷はそのときからずっとあったわけですよね。


「そういうことになるのかな。」
ジュン「八坂、なにがそんなに気になるんだ。」
「カウンターに傷が出来たとき。傷のないカウンターはどこに行ったと思う。」
「は」


やよいと加奈子の屋敷
加奈子
「まったくだらしないわね。女学生連れてくるまでいつまでかかっているの。
 それでよく探偵をなのっていられるわね。」
グラサン「へい。いや、ちょっと賭で負けちまいまして。
     一応そういう約束が」
「なにを言っているの。あなたが依頼を受けたのでしょう。」
「それはそうなんですが。その嵐山小夜子ってやつは、なんつーか変な子でして。
 失礼ですが、本当にお宅さん達は、お身内さんなんですかい。」
「自分のていたらくを棚にあげて、依頼人を詮索するつもりなの。」
「いえ、そういうつもりじゃ。おおお」
なにか、火の気が上がる。妖術使い?
「あなたには、理解できないと思うけど。残り少ない大切な身内なの。あたし達は。」
「けえ。」


喫茶方舟
ジュン「いまさら、なにいてんだよ。おまえ。
    過去にいって何かをすれば、歴史に影響を与えるのは、
    わかりきっている事だろう。」
はじめ「歴史が変わるのは、百も承知だ。死ぬはずだった人間を助けにいてるん
    だからなあ。」
「じゃあ、なにが気になるんだよう。」
「歴史が変わったら、変わる前の歴史はどこにいくのかっていてるんだよ。」
「変わる前の歴史」
「俺たちが、それまでに暮らしていた世界だよ。」
マスター「あたし、知ってるよう。あれだろう。平行世界。パラデルワールド。」
ジュン「詳しいですね。」
マスター「あたしだって、漫画くらい読むからねえ。現在は現在。界は天界。
     魔界は魔界だろう。」・・・松本玲二の漫画家。多重世界。
ジュン「それは、微妙に違うと思います。」
はじめ「と問えば、俺がはじめて助けにいった二人。村田のおっさんとその息子の
    三吉は、俺とあらしさんが助けなかったら、空襲で死んでいた。
    そしたら、村田、三吉だけでなく、三吉の子孫もこの世にはいないはずだ、
    しかし、俺たちは、三吉を助けた。三吉が大人になって、子供が生まれたら、
    突然この世に出現するのか。」
ジュン「それは」
「もしかすると、過去でなにをしたら、歴史そのものが変わるんでなく、
 俺たちが別の世界に跳んできているんじゃないのか。」
じゅん、は
「塩下さい。」
「つまりこういう考えだ。」
はじめ、絵を描き出す。
「俺とあらしさんが過去に言って、三吉を助けると、新しい歴史が生まれる。」
平行世界
「塩ください。」

「そして、過去から戻るときに、すでにかわった世界に帰ってくるんだ。」

「あのう。塩」・・・邪魔だ。邪魔だ出て出てくるな。

「ここで問題ななのは、前にいた世界の記憶を持っているってことだ。」

「塩、くださーい。えー」・・・えーい、邪魔だ。

「三吉が死んでる世界から、三吉の生きている世界に移動したことが、
 自分で認識出来るはずなんだ。」
「はず」
「おれは、過去に行く前に現在で三吉が生きていたかどうかを知らない。」
あらし「あたしも、それは知らないわ。」
「あらしさん。」
ジュン「それじゃあ。あらしさんはどうやって助けなきゃいけない人を
    探しているんですか?」
「なんとなくかな。」
「なんとなくって。」
「なんとなくわかちゃうんだよね。誰が空襲にあうのか。
 だからわたしがこれから助ける人が、助ける前からこの時代にいるか知らないの。」
「問題は、俺たちが変えた歴史の方に移動してきているとしたら、
 変わる前の世界はどうなちまうってことだ。」
はじめのメガネにカヤの落書きは映っている。
「俺たちが、時間を跳ぶたびにどんどんあたらしい世界が増えるのか。
 それともあたらしい世界が生まれたら、消えちまうのか。
 過去で鯖を食べさせたら、鯖が傷んでいる俺たちの世界は、どうなるんだ。」
あらしとカヤが並んでいる。
・・・ノエイン。もうひとりのわたし?
マスター「どっちでもいいじゃねえか。問題がおきてねえんなら。」
じじいが、来店する。
はじめ「これは、誰かが科学で証明することだ。
    そうすれば、あらゆる事象がリセット出来るようになるんだ。
    死ぬはずの人間をたすけるってことは。
    死んだ人間を生き返らせるのと同じだぜえ。」
あらし、カヤ「ああ」
はじめ「これが科学的に解明されて、誰にでもできるようになったら、
    すばらしいじゃねか。ねえ、あらしさん。」
あらし「わたしには、難しいことはよくわからないよ。」
「え」
「もしこの力が解明されたら、きっと間違った使い方をされて、
 きっとたくさんの人が悲しむことになるんだよ。
 すくなくともわたしの時代はどうだった。」
「あらしさん。」
「それにわたしだって、同じ。誰かを助けたかわりに、誰かが、消えちゃうことを
 してるんだから。」
「えー」
カヤ「歴史が変われば、生まれなくなる人もいるのよ。」
「あ」
あらし「そこんとも、わたしの中でも難しいところでね。
    でもなんか目の前に不幸に人をほっとけなくって。
    さあって。水まき。水まき。ファイト、オー。」
「あ」
あらしさん、水をまいている。
「おれなんか悪いこといったか。」
マスター「まごうことなき最低なやろうだなあ。
     科学だかなんだけ知らねえが、おめえは惚れた女の正義を全否定したわけだ
     戯言並べる前に目の前の女を守る知識を身につけた方が、生き物として
     100倍まっとうっていうもんだ。
     それができねえうちは、ただのガキだ。うだってえ。
     掘れただなんだ口にするなあ。言葉が汚れる。」
「さ、詐欺女にそこまで言われたかねえ。」
「バーカ。詐欺女だから、わかるんじゃねんか。」
「あ」
マスター、はじめに近づいてささやく。
「忠告だ。黙って聞いておけ。」
「どうすりゃいいだよう。」
「てめえで考えろ。それだけだ。」


グラサン「場末の探偵なんかに頼りやがって。
     てめらだって、お天道様に顔むけできねえ輩だっていうのに。
     しかし、目が変な小細工使いやがるし。
     どうにもうさんくさいガキどもさ。」


やよい、加奈子
「だいじょうぶ。やよい。」
「ええ、もう平気。」
「これ以上は無理のようね。あいつはただのごろつきだわ。
 こうなったら、わたしが直接会いに。」
「でも、加奈子」
「安心なさい。やよい。こちらの人間にけどられたりしないわ。」
「もし、わたしの体がもっと自由なら、加奈子に余計な苦労をかけずに済んだのに。」
「それ以上言ってはいけないわ。わたしはあなたのこの流れるような櫛をとかすだけで
 あなたがここにいるだけでしあわせなのよ。ほうら、聞こえたろう。
 命の音。この平穏を二度と失ってはいけないわ。」
「でも、加奈子。」
「わたしとあなたで永遠を生きるために、そのために。あの女の力、必要なの。」


喫茶方舟
あらしさん、水をまく。
はじめ、あらしさんに気を遣う。
「あのう。あらしさん。俺と付き合ってくれませんか?」
「うん」
「ああ、いや。そういう意味じゃなくて。
 そういう意味でもいいんですけど。そうとらなくてもいいわけで。
 なんていうか、そのう。
 俺といっしょに近くの時代に跳んでみませんか?」
「OK。いこういこう。」
「あらしさん。」
「たまには、健康な時代にも跳ばないと不健康だもんね。いつに行きたい。」
「そうすね。1985年なんかどうかと」
「1985年というと、筑波万博の都市だ。よくわかりましたね。」
「あははは。はじめちゃん、らしい。さあ、いこう。」
二人は手をとって、時間を跳躍する。
久々のあらしさんのセーラー服への変身シーン・・・いいねえ。

二人は1985年にいく。
「1985年。方舟は変わっていないすね。」
「さあ。早く。」
「あ」
「この時代にも、この時代のわたしがいるから」
「そっか」

ふかしの商店街
「おお、すげえ。今と変わらないようで微妙に違う。昔だ。」
「はじめちゃんが、生まれる前よね。」
「車のデザインが違うなあ。
 そこかしこに公衆電話が。携帯電話が復旧してなかったんだ。」
玩具屋でmファミコンが?
「すべえ、8ビット。」
「これえ、すごいの?」
「すごくないところが、すごいっす。感動すよ。」
「へえ。」
「ここから10何年差さか登ると、これくらいのスペックのコンピュータで、
 月までいってなんすよねえ。信じられん。」
「もう、どのまでいってもはじめちゃんは、科学っ子だね。」
「はい、好きっすから。」
あらしをのけさす少年。「どけよ。いつまで、やってんだよう。」
あらし、転ばされる・
「痛い」
「だいじょうぶっすか。あらしさん。」
「おい、ガキなんてこそするんだ。」
「ガキじゃねえ。ひでおだ。
 終わったら、さっさと代われよ。」
「なにい。あらしさんがけがしたらどうするんだよ。はったおすぞ。」
「あらし。おねえちゃん。あらしっていうの。」
「ううん」

「いやあ。わるかったな。あそこは戦場だからよお。」
「まったく、昔のガキは力が余っているなあ。」
「それよか、お姉ちゃんはきれいだよねえ。」
「まあ、おれしいなあ。ひでおくん」
「小僧、なれなれしいぞ。」
「お姉ちゃんて、父ちゃんに聞かされいる人にそっくりなんだよね。」
「え。」
「戦争中。父ちゃんの命を助けてくれた人がいて、その人もあらしっていうんだ。」
「ああ」
「長くって黒い髪の女学生さんだって。爆弾の中、まだガキだった父ちゃんを
 かばって助けてくれたんだってさ。めちゃめちゃかっこよかたんだってさ。」
二人はそれを聞いている。
「ここ。おれんち」
村田の表札
「村田。おまえ、村田っていうのか?」
「うん、村田秀雄。ひでおはえいゆうでかくんだぜ、そのあらしって人みたいに
 命がけで誰かを助けられるような勇敢な人になれって。」
「おまえ、お父さんの名前は?」
「村田三吉」
「あ」

。。。「君が村田三吉君ね。」

「まあ。お姉ちゃんがそのあらしっていう人じゃないんだけどね。
 父ちゃんがガキのときの話だもん。」
二人、聞いている。
「父ちゃん、いまでも言ってるんだぜ。もう一度、あらしっていう人にあったら、
 今度はちゃんとありがとうっていいたいって。」
あらし、何かがこみ上げる。はじめ、あらしさんを見る。
あらしさんが泣いている。
公園でのあらしとはじめ。
「はじめちゃん」
「あ」
あらし、はじめを抱きしめる。
「ありがとう。ここに来てよかった。」
。。。だめだ、強くならなきゃ男として。もっと強くなってから。


現在
加奈子が、方舟に出向く。
今日もあつい。地球温暖化っていうんだぜ、子供たち。
「そう、今日はそんなに暑いの。もう暑さもそらの模様でしかわからないわ。」


釣り吉さんぺいが入ってくる。
カヤ「それじゃ、買い出しに行ってきます。」
ジュン「待って下さい。俺も行きますよ。」
「大丈夫よ。もう、近場は覚えたから。」
「荷物あるんでしょう。付き合いますよ。そうせ、今の時間暇だし。」
「ありがとう。やっpり健康を考えると豆はオーガニックにした方がいいかしら。」
「カヤさんって通だけど。ちょっとおばさんくさくないですか。」
カヤとジュンが買い出しにでてゆく。

はじめ「なんか。カヤさんとジュン、雰囲気がかわったなあ。
    ジュンが男らしくなったちゅうか。くそういつの間に。」
マスター「にふふふ。おまえよっか、ジュンの方が女心がわかるって事だろう。」
はじめ、悔しがる。
「分かてないのは、おめえのほうだぜ。」
「なんだよ。」
「おっとそいつは言えねえな。」
。。。俺とあらしさんはすでにギュッって関係なのだ。
「はあ。」
はじめがおかしな挙動をしている。

喫茶に客が入ってくる。加奈子だ。
あらし「あ、いっらしゃいませ。」
黒ずくめの加奈子がそこにいる。
加奈子の注文をあらしが取る。
「あーら、あなたきれいな手ね」手を捕まれるあらしさん。
「あ。そんなあ。水仕事で荒れ荒れですよ。」
あらし、うれしそうにさってゆく。
加奈子「ふふふ」
あらし、急に調子が?視線がぼやける。
「どうしたっすか。あらしさん。」
「はああ」倒れてしまう。
「あらしさん。」「あらし」

加奈子「へええ」

休憩所で休むあらしさん。
はじめ「大丈夫ですか。あらしさん。」
「ううん。もう平気。」
カヤ「力を使いすぎたんじゃないの。」
「ううん。今日は跳んでないし。」
ジュン「やっぱり過去に跳ぶと疲れるものなんですか。」
カヤ「ええ。正確には疲れではなく、存在が不安定になるの。」
「え」
カヤ「私たち、幽体は、この世界にやっととどまっているに過ぎないのよ。
   無理なことをすれば、消えてしまう。そのくらい不安定な存在なの。」

はじめ「ああ」

あらし「なんかふらふらするよお。」
はじめ「無理しないで後ろ乗って下さいよ。」
「ありがとう。はじめちゃん。でもp、おっこいちゃいそうだから。」

目の前に先ほどの女、加奈子が立ちふさがっている。
「また、あったわね。」
「あなたは、昼間の?」
「ええ、コーヒーおいしかったわ。」
加世子の存在が不確定になる。
「ひどいでしょう。これじゃ外出も出来なくて。ずっと二人で閉じこもっていたの。」
はじめ「ぐあああ。」

加奈子。あらしにづき。手を差し伸べる。手があらしの心の蔵に向かう。
「これでもずいぶん戻った方なのよ。嵐山さん、あなたのおかげで。」
加奈子の手があらしの左胸に入り込む。
あらし「はああ。あああ」
はじめ「てめえ。あらしさんを離せえ。」
加奈子は、はじめにボウガンを向けて威嚇する。
ボーガンは聖十字型。
はじめ、呆然とする。
加奈子、恍惚とする。
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