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Phantom #9 名前 の感想 [Phantom]

逃避行を続ける二人、アインには、自分がなにものかがない。
ツヴァイに名前があることがうらやましい?

二人は、車で西部から離れようとする。

ツヴァイ、アインが自分になにもないことに悩むのっで、生きるために
名前をつける「エレン」。彼女は、迷っている。

しかし、サイスとクロウディアの追手は近づいている。
アインは、クロウディアの部下を撃って、サイスと再開する。
ツヴァイこと吾妻はクロウディアとリズィに捕まる。

クロウディアと交渉した組織は、彼女を歓迎する。
マグワイヤは、クロウディアにサイスとファントムを始末しろと
言われているが、どうなっているんだ。

クロウディアが組織を裏切っているのか?

最後には、クロウディアがツヴァイに、銃を渡す。
銃の使い方があなたにはわかるでしょう。アインを救う最良の方法
ツヴァイが、サイトを殺すことを誓う。

元々、クロウディアはサイトをはめて、始末するのが目的だったのか?

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車の中で気がつくアイン。
傷は大きい
「目が覚めた。」
アイン「降ろして」
「落ちてどうする。」
「マスターと合流する。」
「サイスは組織を裏切って、逃げた。君はあいつに棄てられたんだ。」
「状況は継続している。わたしはマスターと合流する。
 合流が無理なら、逃亡の支援を行う。
 攪乱すれば組織の追っ手をさくことが出来る。
 止めて。」
「だめだ。任務を継続するのなら。このまま僕といるんだ。」
「う」
「逃亡中のファントムは、今もファントムに守られている。
 サイスには常にファントムの恐怖がつきまとっている。
 だから、組織もうかつにも手出しはできない。
 もし、ここで捕まれば。サイスにとってもマイナス人になる。」
「変わったわね。ツヴァイ。」
「変わった。」
「ええ、昨日とは別人のよう。そうね、あなたはもうツヴァイじゃない。
 吾妻玲二だから。」
「聞いてたのか。」
「あなたには帰る場がある。本当の自分がある。
 でも、わたしにはなももない。
 わたしはアイン。
 あるのは、数字だけ。帰る場所はマスターの場所だけ。」
「そんなこと。」
「わたしにはなにもない。マスターがつけてくれた、アインという名前しか。


「アイン」
「それがわたし。誰でもなし。」疲れて寝てしまう。
「それは違う。」

ツヴァイ、店に入る。水、食料、薬を買う。
地元のチンピラに絡まれるが、殺しはしなかった。

車に戻るツヴァイ。アインに
「飲んでおくといい。」
「わたしがいなくなっていると思わなかった?」
「君はむちゃだけど。バカじゃない。」


インフェルノ、襲撃の後を検証する。
マグワイヤ「強奪された輸送車が見つかった。もぬけの空だそうだ。」
「まんまと取り逃がした訳だ。」
「ふん」
「サイスは、てめえの飼い犬だ。飼い主がけりをつけろ!」
クロウディア「承知しています。」


車で移動する二人。本アニメの音楽が流れいてる。
「知っている曲?」
「あ、ゴメン。うるさかった。」
「なんて曲?」
「さあ。なんだったかな。タイトルは忘れたけど、街でよくかかっていた。」
「日本では、みんなそんな曲を聴くの。」
「音楽の趣味は人それぞれさ。ロスも日本も変わらない。」
「日本の話を聞かせて。思い出しのでしょう。
 吾妻玲二として暮らしていた時の記憶」
「そうだな。」アインに話をするツヴァイ。
アインの微妙な表情。でも、どこかお人形さん。


物は飛行機で運ばれる。
「俺だ。物は予定通り。」
クロウディア「旅のご無事を。」
「何言ってやがる。逃亡ルールや搬入ート。なにからなにまであんたの手の
 上で踊っているんだぜ。
 落ち着いたら、また連絡する。」
クロウディア「今後ともよいおつきあいを」
「うhん」
「信用ならない女です。気を許せば、後藤組そのものを売りかねない。」
「だから、なんだあ。俺たちは俺たちであの女を利用するだけだ。だろう。」
「リスクーです。」
「いまさら、腰ひけてんでねえぞ。志賀。腹をきめろ。
 かけあがるぜ。俺は。」


クロウディアは屋上で街を見ている。優越感に浸っている。


「吾妻玲二。帰るべきだわ。あなたは。」
車を一時停止する。
「帰る」
「ええ」
「どこへ帰っていうんだ。この半年間僕がなにをしてきたかしっているだろう
 いまさら戻れるわけない。」
「あなたには過去がある。吾妻玲二として、この世に存在ししている。」
「君だってそうだ。ちゃんと、ここで」
「あなたは、わたしにはないものを持っている。
 自分を証明する物がある。」
「う。あ」
ツヴァイ、パスポートを取り出し、
「これがあるかないかが。そんなに重要なのか?」
「そう。それがあなたがあなたである証。わたしにはないもの。」
ツヴァイ、あっとする。
ツヴァイ、パスポートをやっぶきだす。
「何をするの玲二。」
ツヴァイ、破り捨てて外に棄てる。
「あなた、自分がなにをしたかわかっているの。
 あれがあなたの。」
「ただの紙切れだ。僕を僕でいさせてくれるのは。
 過去の記憶だけ。そしてそれは君にも。
 前に話してくれたじゃないか。夢の話。記憶。まぶしいくらい明るい光と
 強い風。故郷の記憶だろう。」
アイン、考え込む。
「曖昧な記憶よ。故郷だという保証もない。」
「でも、君の記憶だ。君にもちゃんと過去がある。
 アインなんて数字じゃない。本当の名前が。
「なぜ。なぜ、あたしにかまうの・あなたにはなんの得も。」
「君を死なせたくない。見殺しにしたくない。誰のためでもない。
 これは僕自身の意志だ。それを貫く。僕の自分であることの証だ。
 判子と紙切れでなんて裏付けてもらう必要なんて。ない。」


道路で警官が喚問をしている。
「ロスから、友人を尋ねて。」
アインのことは、車よりで疲れていると。
検閲はOKとなる。


「うまくなったわね。」・・・教官口調
「うん。さっきの演技なにいてるんだ。君に教わったんじゃないか。」
アイン、考え込む。
今日はモーテルでとまる。
「これからどうするつもり。」
「移動続けながら。君を休息させる。そして、君の傷が直ったら、
 遠くに行こう。」
「遠く?どこ。」
「最後まで」
「そんなこと」
「いっただろう。自分の意志で決めたって。」
「うん」
「何か食べ物を買ってくるよ。」
「あ」


ツヴァイ、食べ物を買って帰ってくると、部屋がしまっている。
ノックしても応答がないので、押し破って入る。
用心して入ると、アインはバスユニットで自分の頭に銃を向けている。
アインは、自分で銃を撃てないでいる。
銃を取り上げるツヴァイ。
「昨日までは、恐怖なんて感じなかったのに。だめ。指が動かない。
 玲二。あなたが撃って。あたしを楽にして。」
「う。勝手すぎるだろう。どうしたんだ、アイン。
 君は僕よりのずっと強い人間だったじゃないか。」
「そんなことない。あたしは、マスターのために。
 そのためだけに、たとえ組織を敵にまわそうと、マスターの指示があれば。
 なのに今のあたしは。なんのために生きているの。
 組織に追われて。ただ逃げて。引き金の引けない。
 昨日あそこで死んでいれば、少なくてもアインのままで死ねたのに。」
「そんな。僕たちはずっと死ぬために戦ってきたのか。
 違う。生きるために戦ってきたんだ。
 死んで欲しくないんだ。こんなバカなことで。」
ツヴァイ、アインのそば近くで話す。
「生きてて欲しいんだ。ただ、それだけのことなのに。」


さっきのチンピラが叩かれる。
リズィの追っ手が来ている。


「わたしは、インフェルノにおぼれている。
 もしここに追っ手が来たら。
 あなたは組織とわたし、どっちに銃を向ける。」
「決まっている。組織を撃つ。僕は僕の意志で引き金を引く。」
「どうして。どうして、そこまでしてあなたは生きぬ抜くの?
 そう生き方をわたしにもしろっていうの。」
「いやなのか。」
「だって、わたしもう誰でもない。なにもない。
 生きてる理由も役目も。」
「アイン。あ。いや、アインはやめよう。アインなんてただの数字だ。
 名前じゃない。」
「う」
「君には新しい名前が必要だ。名前。」
「ファントムでも数字でもない。君は、君が生きていくための名前。
 エレン。エレンだ。
 今から、僕は君をエレンと呼ぶよ。」
「どうして、エレンなの。」
「理由なんていい。僕がそう決めた。
 殺し屋でも、人形でもなく、君が君として生きていくための名前。」
「エレン。エレン、なんか変。」
「そうか。エレン。探そう。君がなくした過去を。」
アインはツヴァイを見つめる。

ベッドでツヴァイ(吾妻)
・・・本当の名前を見つけたら、生きる理由なんていくらでも見つけられる。
   たとえ誰かを傷つけても。自分で生きようと思う。
  今はまだつらい知れないけど行こう。
   僕と一緒に


夜。リズィが車で移動する。
「あんたのお気に入り、もしこのままサイスの側についたら、どうする。」
クロウディア「殺して」

朝、町にでる二人
「車と現金を調達して来る。1時間で戻るよ。傷は?」
「無理しなければ、大丈夫。」
車から降りる際に「気をつけて、エレン。」
「ええ、玲二。」

彼を見送るエレン、パスポートの切れ端を持って、見ている。
「エレン、玲二がつけた名前。この名前であたしは。うん。う」
見張りがついているのがわかるエレン。

アインは、店に入る。
彼女を尾行する男。銃をもって移動する。
そして、アインに殺される。そこへマスターがやってくる。
「らしくないな。アイン。
 痛みなぞ。精神力で克服したまえ。」
マスターは、部下をつてきた。アインは、銃を落とす。
「マスター」

ツヴァイは、車の盗みをしている。
いきなり銃を突きつけられる。「う」
リズィが、銃を向けている。
クロウディアがいる。
リズィ「終着だよ。ツヴァイ。青臭いハネムーンは楽しかったかい。」
「リズィ」
リズィに車にたたきつけれるツヴァイ。
クロウディア「サイスに踊らされたようね。」
「僕は、サイスとは関係ない。」
リズィ「どうだか。」
クロウディア「それもゆっくりと聞かせてもらうわ。
    さっき知らせが入った。
    ファントムを尾行していた部下が殺された。
    ファントムは、サイスの元に戻ったわ。」
「うそだ。」

彼のパスポートの切れ端が道ばたに落ちている。

「エレン」


ツヴァイは、自白を強制される。
リズィ「いいかげん。はいってしまたらどうだい。
     サイスは、どこに向かった。」
「知らない。僕は」
クロウディア「やはり彼はなにも知らないようね。
       後はわたしに任せて、下がっていいわ。」
リズィ「ふん」出て行く。
ツヴァイは、痛みつけられている。
リズィ「その頑固さだけは、認めてやるよ。」

クロウディア「マイクは切ってある。なにを話してもいいわよ。
       アインを助けて二人で逃げる。それが、君の選択だったの?
       バカね。君は裏切り者に荷担してしまった。
       疑惑の対象よ。
       日本に戻るところではなくなった。」
彼女はそっと近づく
「でも、君にはまだ、最良の選択肢が残されているわ。
 身の潔白を証明し、アインを取り返す方法が。」
「なん。。ですか。」


アインは、目の焦点が合っていない。
また、マスターのお人形に戻った。

クロウディア「うふ。」
銃を差し出す。
「あなたなら、わかるでしょう。これの使い方。」
クロウディアは、にやついている。
「サイスは、僕が殺します。」
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Gomarz

サイスを殺せば、アインは許してもらえるのでしょうか・・アウウ
by Gomarz (2009-05-31 08:57) 

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