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タユタマ 第8話  誘惑に染まる瞳 の感想 [タユタマ]

ましろは、苦しんでいる。
裕理と鵺がそれを見ている。
「あれかたずっと眠っている。」
「まあ。急に力を使ったからのう。寝ていれば良くなる。」
・・・そんなものか。
鵺は、応龍が攻めてきたらどうするという。
ここには結界をはっているから応龍は入って来れないはずだと。
「ほう。では、応龍ではなく。手下の人間に攻撃させるとしたら。」
裕理、え。
「用心にこしたことはないぞ。」


アメリには、応龍が依り代にして取り憑いている。
・・・応龍は、ドラキュラか。
夢の中で、アメリの心理の弱い部分をつついて誘惑をする。
アメリに、裕理とましろが仲がいいところの記憶を再現させる。
応龍「太転と人間がうまくやっていけると思っているのか?
 無理にきまっているぜ。そもそも存在から違うんだ。
 蟻と人間で恋が実ると思うか。
 おまえにもまだチャンスがあるってことさ。」
・・・悪魔のささやき。
アメリの背中にコウモリの羽が生える。・・・デビルマンレディ
「ああ」
ビックリして夢から目が覚めて、外を見るアメリ。「はああ」
その背には、コウモリの羽が生えている。ゆみなと正反対の存在?
・・・完全に応龍の手下。。。。政治家も同じ。


学園。平和に一週間
鵺の言葉を思い出す。
「あいとは一番のひねくれものでの。鳳凰みたいに済んだりすると
 思うな。わし以上に狡猾だからのう。」
・・・あんたは、ちゃちい。負けるケンカはしない。
   逃げるが勝ち、騙すわの太転依
悩んでいる裕理を、アメリが話しかける。アメリが変という。
三九郎、あんなのと暮らせるのはうらやましい。・・・うんうん。本当に。
ましろの話。鵺がついて、張り切っている。
「おるわ。そういうタイプ。普段は協力せえへんのになあ。
 プライドが邪魔して。」
・・・それは、アメリにも言えることか?
「裕導が見ているわけでもないんだ。」
「オヤジはつきあいで忙しいからさ。」・・・他人のあら集めでないの。
「こういうときでもマイペースだよね。裕導」
「あああ、そういうほうが安心するよ。」
「昔から。親父さんが首突っ込んでくるとどくなことないしな。」
「そうそう、変にはしゃぐんだよね。」・・・子供だあ。
裕理が笑ったことを喜ぶアメリ。気になっていたアメリ。
進路希望調査書を見せるアメリ。いっぱいなんでも書いている。
希望なんだからどんだけを書いてもいいの。
。。小学生か!!
裕理はどうするの。まだ決めてない。神社をつぐ?バイク屋になる?
進学か就職かは決めとかなあかんやろ。
「ましろとの約束もあるしね。」
アメリ「ああ」、動揺している。
「ちょっと自分の事なんだよ。」
三九郎の夢は適当に流す。今からサインもらっておいたほうがいい。
それ変な契約書でしょう。ふざけている。
「ねえ。久々に三人で遊びに行かない?」
裕理にOKをもらったアメリ喜ぶ。三九郎、気を利かして用事があるので
行かないという。
「俺のことは気にせえへんでいいから。たまにはアメリに付き合たれよ。」
「じゃあ。明日遊びに行こうか。」
上機嫌のアメリ。裕理の笑顔に顔が赤くなる。
すこし負い目があるような感じになる。
。。。おまえにもまだチャンスってことさ。
   悪魔のささやき。


裕理の車庫で、鵺が喜んでいる。
「ゆかい。ゆかい」
「なにやっているの。」
「いんたーねっととは、なんとも便利なものよのう。」
「そんなのどこから持ってきたんだ。」
「美冬が使いこなせんとかで。放り投げにしておったのを、
 もらったんじゃ。」
「鵺は使えるんだ。」
「当然。わしに不可能はなーし。底なーしの可能性じゃ。
 もばいる。もばいる」
「で、なにを見ているの。」
「うん、あ、これかあ。これはなあ、わしの神通力をネット回線に
 乗せて、太転依どもの動きを見張っておるのじゃ。」
「すごうじゃないか。」
そうじゃろうと笑っている。
「もっと褒めるがよいぞ。ふふん。綺久羅美なぞ時代遅れのだめ神よ。
 これからは、この鵺さまの時代。
 あんなちんちくりんなどとは、パートナーを解消して、最先端の
 わしと組まんか。」
「ああ、考えておくよ。」
・・・インターネットも、妖怪のたぐいの騙しと同類だからなあ。
   嘘と真実が入り交じる。
「そうじゃ八衢。わしの有能性はこれだけじゃないぞ。」
「え。」
「ぬふふふ」
。。。鵺のいかさまアイテム。ドラえもんか?


眠り続けるましろ。太転依が一緒に寝ている。・・・かわいいなあ。
裕理、それを離れて見ている
裕導「もう一週間か。」
「あ、オヤジ」
「それくらい神様にとっては一瞬でしかないじゃろうがなあ。」
「一瞬?
 そうか、一瞬か。
 一瞬か」


次の日、裕理、アメリと付き合う。帽子を買う。
アメリが楽しむ。
デパートの屋上の観覧車にのる夕日が見える
「ねえ。もう。太転依とかそういうの忘れちゃわない。」
裕理、答えに困る。
「そういうわけにはいかないよ。」
「な、神社の子だから。」
「それもあるけど。」
「あたしが、太転依を解放しちゃったかた。」
「それは」
「ゆうが、責任を感じることない。あたしがあのとき壊したちゃったから、
 そんなのゆうの意志じゃない。勝手に責任感じているだけだよ。」
「責任は感じるさ。綺久羅美様に頼まれたわけだし。」
「その綺久羅美様のお願いが無理ありすぎなんだよ。
 あたし達は普通の高校生なんだよ。普通に大学行って、普通に就職して。
 好きなようにいきていいんだよ。
 妖怪退治とか修行とか。そんなこと気にしなくていいんだよ。」
「ましろのこともあるし。」
「あ」。。。アンラッキーワード
裕理は、ましろに惹かれていると、アメリは思う。
「祭っている神様だから。」
「うん」
「他に身寄りがないから。」
「そうだよ。ほっとけないだろう。」
「ほっとけないから、結婚するの?」
「そ、それは。」
「おかしいよ。普通はちゃんと恋愛して、お互いのことをしってから
 するんだよ。ねえ。ゆう」

。。。おまえにもまだチャンスがあるってことさ。ふ。
   応龍

おまえにもまだチャンスがあるってことさ。アメリの耳に聞こえる。
「え。ゆうは、本当にまろまろのことが好きなの?」
・・・あああ、応龍に操られるアメリ。

「ああ。ましろは、たった一人でこの世界に出てきちゃったんだ。」
「え」帽子を強く掴むアメリ
「人間と太転依が共存できる世界を目指して」
・・・十分に鵺は、溶け込んでいる。ネット長者にもなりそう。

。。。おまえにもまだチャンスがあるってことさ。

「でもそれっていいように利用されているだけじゃない。」
「ありがとう。アメリは僕のこと心配していってくれているだよね。」
「え、当たり前じゃない、そんなの。
 なに考えているのゆうは。」
「あう。ああ」

鵺からもらったもしもの時のアイテムが光り出す。
・・・警告ランプ。

。。。「これをおまえに渡しておく。
    身近なものも疑いの対象になるからのう。」
鵺が、ブラックキティちゃんのキーホルダーを差し出す。

裕理、思い出す。

。。。思い出す
「ほう。では、応龍ではなく。手下の人間に攻撃させるとしたら。」
「え。それって一体」

笑顔のアメリ。
「ああ」そうか、アメリが応龍に。

「もう信じられない。わたしのいうことなんかまとも聞いてくれないのね。

 ゆうは。」
「アメリの言葉は信じているよ。」
「え」
「その前にそいつの話を聞かないと行かない。」
「はあ」
裕理、鵺のバラックキティーちゃんキーホルダーを差し出す。
敵の正体をバラさせる。

光り輝くアイテム。・・・変身?

アメリの横には、応龍が座っている、。
「うわあ。」
「久しぶりだな。八衢。いや、今は泉戸裕理か。」
「あ、離してえ。」

。。。「大丈夫か」「う」
   「おまえを捜していた。」「え、あたしを。ああ。あああ」

「ふん」
「アメリ」裕理、拳を応龍に向ける。

応龍の神通力で裕理が外に落とされる。
「ゆう」

そのとき、神社で、夫の裕理の危機を察知したましろ、目覚める。
「ああ」

「ゆう。ゆう。ああ」
応龍が、アメリを引っ張る。
そのまま、下に降り立アメリとともに降り立つ応龍。

「アメリを離せ。」
「ほおお。あの高さから良く助かったなあ。」
「アメリから離れろ。」
応龍は、裕理に力を使う。「ふん」
「なうほど。そういうことか。」
「おまえの神通力は僕にはきかないぞ。」
「ならば」観覧車を落とす応龍。
「え」
まわりは騒然となる。
観覧車が光り出す。
「うん」
ましろが観覧車をのける。
復活したましろ。
「綺久羅美」
「ましろ」
「お待たせしましてすみません。」
「大丈夫なの。」
「あ、はい。この通りです。ご心配おかけしました。」
「いちゃついてんじゃねえぞ。綺久羅美。」
「応龍」
「決着つけようぜ。」
応龍は、閉鎖空間を作り出す。
・・・おまえは、ウルトラマンNEXTの悪者か?

アメリを依り代にして、応龍、本体を見せる。
アメリは、コウモリの羽が生える。空に浮かび上がる。

「アメリ。」

応龍とましろ・裕理で戦いが始まる。
火を噴く応龍。
「こんな町中で戦闘を始めるなんてなにを考えているですか。」
「永遠の時を生きている俺たちが、劣等種に気を遣う必要が
 あるのかよ。」
「応龍。あなた500年前と同じ。まったくかわらない。」
「は。おまえになにがわかる。」

「おまえになにがわかる。てめえの言っていることはきれい事だけの
 偽善だあ。」
応龍の炎をお札で防ぐましろ。
「う、ふせぎ切れない。」

「だいたいてめえが、掲げている共存の理想ってやつは、かげはる
 の受け売りでしかねえだろう。」
「え」
「人間の心に付け入るあなたより、よっぽどましです。
 アメリさんをおのれのために利用するなんて」
「利用だと。綺久羅美。それは貴様が言えることなのか!」
「だまらっしゃい。ああ」炎の攻撃を受ける。
落下するが寸前で回避する。
「ましろ。大丈夫。」
「すみません。だま、本調子ないみたいで。」

「こんなものか!おまえの力は!」

「裕理さん。すいませんが、わたしに力を貸してもらえませんか。」
「あ。ああ・。でも。そうでれば。」
ましろ、裕理の後ろのまわって、
「出来るだけわたしに体をくつけて。」
「こう」ましろの手を取る裕理。
「そう。いつも通りに力を使う要領で」
二人の手から光が出てくる。
「うう」
「だ。大丈夫。」
「大丈夫です。いますよ。」

アメリが呆然として見ている。

「そっちがこないなら。遠慮なくいかせてもらうぜ。」
応龍の炎が裕理らを襲う。
・・・すごい、怪獣の特撮だあ。ハルヒが見たそう。
「う、てめえ」
裕理が、退魔の力で防いでいる。

「八衢の力を組み合わせただと。」
「行きますよ。裕理さん。」
裕理とましろが白い光に覆われる。ひるむ応龍。
「なに。なんだこの気は。うおおお」
ましろ、苦しそう。
「裕理さん」
「おお」
二人から放たれる光のビーム。・・・波動砲か?
応龍は、その光の前に敗れ去る。
応龍が、消えて、通常の風景に戻る。夕日の光。

「すごいよ。ましろ。」
「いえ、裕理さんのおかげです。あたし達二人の勝利です。
 ああ。」ましろ、ふらつく。

アメリ、不脱けた目をしている。
「あ。あたし」

空から、裕理とましろがゆっくりと降りてくる。
裕理が、ましろを大事に扱っている。
アメリ「ああ」なんてこと。

「大丈夫。ましろ」
「あ、はい。でも、まだ完全でないのに、無理をしていましました。」
「大変だ。早く帰ろう。」

二人はアメリのもとに走る。
「アメリ」
「アメリさん」
「怪我は」
「大丈夫。」落ち込んだ顔に見える。二人の間には入れないと悟っている。
「よかったあ。これでもう安心だから。」
「うん」目がさびしそう。その先には今日買った帽子が無残になっている。
    ああ、今日はつきあってもらう日だったのに。


裕理の家の裕理父と鵺・・・あははは。いい声だなあ。シャルル皇帝だ。
裕導「ま。これは派手にやったのう。」
「これくらいですんで良かったと思え。」
「あ、そういうものかの。」
「それにしてもさすがわしじゃ。」鵺、ましろを見る。
「この度の機転我ながらほれぼれするわい。」
「わたしが眠っていなければ、こんな大きな事件にはなりませんでしたよ。


「眠っておったのじゃからのう。
 そうかそうか。だったら、もう私は手伝わん。」
「あなたに頼んだ覚えはありません。」
「にゃはは。強がりを。」

裕理、バイクをいじって考えている。アメリのことを。
。。。「ほう。そしたら、応龍でなく。手下の人間に攻撃させるとしたら。

」「え」
「アメリ」
悪魔っ子になったアメリ。
その裕理をましろが話しかける。
「アメリさんのことを考えていたのですか。」
「うん」
「アメリさんなら、きっと大丈夫ですよね。」
「うん。アメリは前向きなやつだから。」
ましろそれ以上はなにも言わない。
うつむいて考えている裕理。


アメリは、鏡の前で自分を見ている。
なにがだめなんだろうと、一人で泣いている。
・・・強がっていられないアメリ。
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