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神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS #6 双魂:affettuoso の感想 [神曲奏界ポリフォニカ]

プリネシカは、昔の被災で命を失いかけていた。
それを父親が精霊(ドオリスライ)と
同化させることで一命を取り留める。だから、プリネシカは、その身の
中の精霊が消えかけているために体調が悪くなっている。

いつも4人で登校する。
ダングイス、おきられるようになる。
一週間もすれば、学校に来られるようなる。
いつもとおりに、コーティとペルセのいがみ合い。いつものこと。

フォロンには、ユフィとともにライカのことは口外したいように
お願いされている。「ダンディストはいなかったということで。」
「あの精霊は勝手に暴れて、有能な警備担当者によって退治されたと。」

体調が良くならないプリネシカをペルセルテはいつものように気使う。
ペルセとコーティは、漫才をしているようにいがみあう。
咳がでるけど熱はない。

学校では、屋根で昼寝をしているミゼルドリッドとコーティ。

立入禁止の体育館に進入するペルセ。フォロンは、彼女をいさめる。
「あのときに似ている。
 昔私たちの街がテロリストに襲われたんです。
 そのときわたしとプリネは怪我を追ってしまって。」
「怪我」
「わたしは大丈夫だったんですけど。プリネが。
 でも、プリネは命を取り留めたんです。神曲の力で」
「え」
「父が、ダンティストだった父が、プリネの傷を癒したんです。」
「神曲で?」
「亡くなる前に父が話してくれました。」
 そのとき思ったんです。
 わたしも父のようなダンティストになりたいなあって。」
「父のプレゼント。大切な形見です。」

形見をならしてみる。

「プリネも同じものを持っているんですよ。」

プリネが外で聞いている。

「ダンティストになれるのは心がきれいな人だけ。
 うそをついて人を騙すような人は絶対になれないんです。」
「ペルセ」。。。フォロン、肯定はできない。

プリネ、その場をいそいで去ろうとするが、危険を察知する。
体育館の上のライトが落ちてく
プリネ、精霊の力を使って落ちてくるものをささえる。中級精霊だ。
ペルセはそのことをはじめて知る。
二人を逃がしたあとで、プリネも避難する。

プリネ、フォロンペルセに真実を話す。
「人であり、精霊でもあるの。」
「どういうこと」
「あのとき、わたしを救ったのは確かに父さんだった。
 神曲を奏で。その力によって、契約精霊ドオリスライを
 わたしの中に」
「精霊を」
「わたしの中には。ドオリスライがいるの。
 わたしは、ユギリ・プリネシカであると同時に精霊ドオリスライ
 でもあるの。」
「そんな」

コーティ「なるほど、そういうことか」
「コーティ」
「実は前からおまえには不思議な感じを覚えていた。
 精霊だったんだな。」
「はい」
「しかし、人間に精霊を同化させるとは、父親もむちゃをしたものだ。
 へたをすればどちらかが消え。運がわるければ共に死んでいたかも
 しれないんだぞ。」
「でも、そうしなければ、プリネシカは死んでいた。」
「今話しているのは、ドオリスライか?」
「あ、どちからが出たり入ったりするわけではありません。
 わしは常にプリネシカでありドオリスライなのです」
唖然とするペルセ。
「面倒な体になったものだなあ。」

「ペルセ」
「うそついてたんだ。」
「ごめんなさい。騙すつもりはなかったの。
 でも、なんて説明したらいいか。」
「お父さんも嘘ついてたんだ。」
「え」
「お父さんも嘘ついてたんだ。」
「あ、ペルセ、違うの。話を聞いて。」
「わたし、バカみたい。
 ダンティストは心がきれいだって、うそをつかない人じゃならないなんて」
「ああ、ペルセ。」
ペルセに拒否されるプリネ。
「触らないで。」
立ち去ってゆく。フォロン「ペルセ」
「コーティ、プリネお願い。」
「はああ」
「あたしがいけないんです。もっとはやくきちんと話していれば。
 こんなことには。」
「具合が悪いのは、ドオリスライの魂が弱ってきたからか?」
「はああ」
「わかっているだろうが。今は二つで一つ。
 片方が欠けたら、そのときは」・・・・・双魂
「わかっています。」

ペルセは、フォロンに涙を見せる。
「あの人はわたしの前でプリネシカを演じていたんですね。
 双子の妹だと信じさせていたんですね。」
「騙されたと思っているの。」
「それは違うよ。おし、ペルセがプリネの立場だったらどうした。
 普通に話した。話せないよ。自分の中に精霊がいるなんて」
「プリネシカは、もういないんだ。」
「え」
「テロのときに死んじゃたんだ。
 わたしこれからどうすればいいか。わからなくなちゃった。」

プリネは、コーティと一緒にいる。フォロンに任せておけば大丈夫という。

ペルセは、プリネと一緒にいたくないので、フォロン輩泊めてくださいという。「帰りたくない。」
「ペルセ」

フォロン、ペルセを泊めることに。
フォロンはプリネに電話でペルセがこっちに泊まることを知らせる。
コーティのことを尋ねると、すでに大の字で寝ている。やっぱり大物だ。
そのまま寝かしてやって。

フォロン、ペルセの湯上がりにとまどる。胸が見えているのが問題?
迫られるフォロン、動揺しまくり。

シャーワ浴びてくるでその場を逃げる。

フォロンとペルセ別のベッドで寝る。ペルセの体のことで気になって
寝れない。ペルセが同じベッドで寝たいという。
「あ。それはだめだ」「だめですか?」
背を向けて同じベッドで寝る二人。
「先輩、手握っていいですか?」
「え、あ」
「あったかい。」
「あはあ」
「ありがとうございます」
「ああ。あのさあ、ペルセ。うそが全部悪いってわけじゃないんだよ。
 嘘にはねえいい嘘と悪い嘘があるんだ。
 大事な人を傷つけたくないから、嘘をつくこともあるんだよ。
 どっちが楽だと思う。
 自分が他人を演じるのと。自分は自分のままでいるのと。
 僕がドオリスライなら、他人を演じたりしない。
 だってつらいもの。
 あの子は、プリネシカだよ。ペルセルテ。
 プリネシカの中にドオリスライがいるんだ。
 決して、プリネシカがいなくなって、ドオリスライが演じている訳じゃ
 ないんだよ。」
「ありがとうございます。」
「うん」


朝起きると、ペルセが新妻のように食事の準備をしている。
いつもはコーティにおこされる不幸なコーティ。
「もう大丈夫です。」
フォロン「ああ、そうだ。今日の放課後。第四実習室にきてよ。
     聞いてもらいたい曲があるんだ。ペルセとプリネに」
「ああ。昨日書いてた曲ですか。あれって私たちのために。」
「きてくれる。」
「はい。もちろんです。」
「うわあ。うれしい。たのしみだなあ。」

顔をあらってくるというと、目の前に王女様のコーティがいやな笑い方で
「ほお。ユギリ姉妹のために神曲を書いたのか。」
「コーティ」
「どういうことだ。」胸ぐらを捕まれる。
「きっちりと説明してもらおうか。この状況含めてきっちりとな」
二人が同じベッドで寝ていたこと。
笑顔が怖い。怖い女王様のお仕置きが。しっかりやられている。
主従関係が反対じゃないのか?

プリネが待っている。ペルセその前を通り過ぎてゆく。
なにも解決していない。「ペルセ」
プリネ、ペルセを追いかける。

フォロン、行こうとするが、コーティに止められる。
「コーティ」
「ほっとけ。」
「でも」
「あとはあいつらの問題だ。」


プリネ、ペルセを探す。
「プリネ」守ってくれたときの情景が残っている。
二人とも父の形見の音叉を持っている。

「わああ」
父「特別につくってもらったんだ。」
「かわいい。」
「おとうさん。ありがとう。」
ペルセは、父に抱きつくが。
プリネは、とまどう。
ペルセ「プリネ」手を差し出す。
父は二人を抱き上げ。
「ペルセルテ、プリネシカは体が弱い。しっかり支えてやるんだぞ。」
「うん」
「プリネシカ、ペルセルテはちょっとあわてんぼうだ、怪我をしないように
 しっかりと見ていてやれよ。」
「はい」
「いつも一緒だよ。」

プリネ「もうだめなのかな。もどには戻れないのかな。」
咳をするプリネ。手から音叉を落とす。
ペルセがそれに気づいて、
プリネの橋の方にいって、音叉を拾う。
咳をするプリネ
ペルセ「大丈夫」
   「走ったの。体弱いくせに。本当にバカなんだから。
    本当に」
「ペルセ」
「ごめんなさい。黙っていてつらかったでしょう。
 プリネはプリネなのに。
 なのにわたしたら。ごめんね。」
「よかったあ。ありがとう。」
「いつも一緒って約束したもんね。だからいつも。
 ううん。ずっと一緒だよ。プリネ」
「うん」

放課後、フォロンからユギリ姉妹への曲が送られる。
姉妹、手をみぎり合う。
それを見るフォロン。安心。
コーティ、いとおしく見ている。

「ありがとう。お父さん。」
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