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ベンジャミン・バトン数奇な人生 の感想 [映画]

運命は、なるようにしかならない。それを受け入れいる主人公。
もしもがあっても、起こったことは変えられない。
しかし、たくさんの愛する人と会い、最後は愛する人の元で息を引き取る。
自分を捨てた父でさえ、許す主人公。
なんて、変わった生き方であるか、不幸であり、自由奔放であり、不自由だ。

戦死者を悼むために時を刻む時計を、
反対に動かすなんて、時計として役に立たないじゃないか。
これが、成長を逆にすすめる主人公の誕生の前ふり、
その時計が撤去されるのと同時期に死を迎える。
娘には遺伝せず。なぜかは、神のみぞ知る。

主人公ベンジャミン、衰弱した赤ん坊で生まれ、老人,中年、壮年、青年、
痴呆の少年、赤ん坊で死ぬ。

不思議な話、一貫して彼ベンジャミン・バトンの手記を娘が
老衰の母に読み聞かせる。
娘が、自分の名前の命名と一緒に居れなかった父のことを知る。

主人公と妻は、肉体の成長が逆でいろいろあって、中年で釣り合いがとれて
やっと結ばれる。でも、それには、不幸な出来事があってだ。。。。。

でも子供ができると、娘と一緒にしても釣り合いがとれず、妻にも負担になるので、
遺産を渡し、放浪の旅に、途中で再開し、再度わかれ、
最後は、痴呆の子供として保護され、老人介護施設で妻から世話を受ける。
祖母と孫のように、最後は赤ん坊の姿で息をひきとる。
最初から、最後までせわしなく主人公が活動しているようだった。
悲しいのか、よかったのか?その妻も、病院で彼の人生の回顧話が
終わるとともに息をひきとる。

その最後に、ハチドリがでてくるのが印象的だった。
前半部分で船員が、ハチドリは、生きている間は、羽を動かすんだよ。
羽をはばたかせられなくなると死ぬんだと。言っていた。本当かいな。
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